楽天グループ 決算 5期連続の赤字も全体の赤字幅は縮小 NHK 2024年8月9日 21時10分
楽天グループのことし1月から6月まで半年間の決算は、最終的な損益が759億円の赤字となり、この時期として5期連続の赤字となりました。赤字が続く携帯電話事業で業績が改善傾向にあることから、グループ全体の赤字幅は前の年の同じ時期より縮小しました。
発表によりますと、楽天グループのことし1月から6月までのグループ全体の決算は、売り上げが1兆509億円で前の年の同じ時期と比べ8%増えました。
通信販売事業のほか、銀行やカードなどの金融事業が好調で、この時期として過去最高を更新しました。
ただ、最終的な損益は、759億円の赤字で、この時期としては5期連続の赤字となりました。
「楽天モバイル」を展開する携帯電話事業での赤字が主な要因です。
携帯電話事業は基地局の整備のためのコストがかさみ、市場に参入して以降、赤字が続いていますが、契約者数が増えたことで業績は徐々に改善していて、グループ全体の最終赤字も前の年の同じ時期の1399億円からは大きく縮小しています。
記者会見で三木谷浩史社長は「携帯電話事業は、契約者数を増やし、海外事業にも注力することで、早期の黒字化に向けて取り組んでいる」と述べました。
会社では、グループ内の銀行や証券を含む金融事業の再編に向けた検討も進め、経営基盤の安定化を目指すとしています。
楽天グループのことし1月から6月まで半年間の決算は、最終的な損益が759億円の赤字となり、この時期として5期連続の赤字となりました。赤字が続く携帯電話事業で業績が改善傾向にあることから、グループ全体の赤字幅は前の年の同じ時期より縮小しました。
発表によりますと、楽天グループのことし1月から6月までのグループ全体の決算は、売り上げが1兆509億円で前の年の同じ時期と比べ8%増えました。
通信販売事業のほか、銀行やカードなどの金融事業が好調で、この時期として過去最高を更新しました。
ただ、最終的な損益は、759億円の赤字で、この時期としては5期連続の赤字となりました。
「楽天モバイル」を展開する携帯電話事業での赤字が主な要因です。
携帯電話事業は基地局の整備のためのコストがかさみ、市場に参入して以降、赤字が続いていますが、契約者数が増えたことで業績は徐々に改善していて、グループ全体の最終赤字も前の年の同じ時期の1399億円からは大きく縮小しています。
記者会見で三木谷浩史社長は「携帯電話事業は、契約者数を増やし、海外事業にも注力することで、早期の黒字化に向けて取り組んでいる」と述べました。
会社では、グループ内の銀行や証券を含む金融事業の再編に向けた検討も進め、経営基盤の安定化を目指すとしています。