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国連安保理 2024年8/13にも緊急会合を開催へ調整:イラン 報復の時期や方法を慎重に検討

2024-08-12 10:45:42 | イスラエルVSハマス
【随時更新】イスラエル パレスチナ 中東情勢(8月11日) NHK 2024年8月11日 19時14分

イスラム組織ハマスの前の最高幹部が訪問先のイランで殺害されイランがイスラエルに報復する構えを見せる一方で、イスラエルとアメリカは防衛面での連携を重ねて強調し、イラン側をけん制するなど緊張状態が続いています。

※中東情勢に関する日本時間8月11日の動きを随時更新してお伝えします。

国連安保理 13日にも緊急会合を開催へ調整
OCHA=国連人道問題調整事務所は、ことし7月4日以降、学校への攻撃は21回目でこれまでに、少なくとも274人が死亡したと指摘したうえで、「民間人の被害を避けるためあらゆる措置をとっているというイスラエル軍の声明にもかかわらず、住民が避難している場所への空爆が繰り返されている」とするなど、国際社会から批判が相次いでいます。

国連の外交筋によりますと今回の攻撃を受けて、国連安全保障理事会では13日にも緊急会合を開催する方向で調整が進められているということです。

一方、イスラエル軍は、11日、ハマスの戦闘員が活動しているとして南部ハンユニスの一部地域に新たに退避を通告し、攻勢を強めています。

現地のメディアはイスラエル軍がハンユニスを含む広い範囲で攻撃を行い、11日も数十人がけがをしたなどと伝えています。地元の保健当局はこれまでに3万9790人が死亡したとしていて、さらなる犠牲の拡大が懸念されます。


ガザ地区学校空爆で多数の死傷者
イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が続くガザ地区で、避難者が身を寄せる学校をイスラエル軍が空爆し、多数の死傷者が出たことに対して国際社会からは非難する声が相次いでいます。

一方、仲介国が呼びかけた停戦に向けた交渉をめぐり、ハマスの最高幹部が訪問中に殺害されイスラエルへの報復を宣言するイランは「停戦の可能性を妨げない形とタイミングが望ましい」などと述べ、慎重に検討している姿勢を示しました。

ガザ地区の地元当局は10日、多数の避難者が身を寄せる北部にある学校をイスラエル軍が空爆し、100人以上が死亡、数十人がけがをしたと発表しました。

イスラエル軍はハマスの拠点があるとして学校への攻撃を繰り返していて、EU=ヨーロッパ連合の外相にあたるボレル上級代表は10日、「この数週間で少なくとも10の学校が攻撃された。このような虐殺は正当化できない」とSNSに投稿し、イスラエル軍による攻撃を非難するとともに、一刻も早い停戦を求めるなど、国際社会からは非難する声が相次いでいます。

イラン 報復の時期や方法を慎重に検討
中東ではハマスのハニーヤ前最高幹部が7月、訪問先のイランで殺害されたことを受けてイランがイスラエルへの報復を宣言して緊張が続く中、仲介国は、停戦に向けた交渉を8月15日に再開するよう呼びかけています。

これについてイランの国連代表部は9日、「優先事項はガザ地区で永続的な停戦を確立することだ」と述べたと国営通信が伝えました。

その上で「われわれは正当な自衛の権利を持っていて、これはガザ地区の停戦とは全く別の問題だ。ただ、停戦の可能性を妨げない形とタイミングで、対応することが望ましい」と述べ、交渉への影響も視野に入れ、報復の時期や方法を慎重に検討している姿勢を示しました。


EUやカタールなど国際社会から非難の声相次ぐ
ガザ地区で、多数の避難者が身を寄せていた学校がイスラエル軍に空爆され、100人以上が死亡したとされることを受けて、国際社会から非難する声が相次いでいます。

このうち、EU=ヨーロッパ連合の外相にあたるボレル上級代表は10日、SNSを更新し、「空爆を受けた学校の様子にぞっとしている。この数週間のうちに少なくとも10の学校が攻撃された。このような虐殺は正当化できない」などと非難しました。

その上で「停戦は民間人の殺害を止め、人質の解放を確実にする唯一の方法だ」として、一刻も早い停戦を求めました。

また、イスラエルとイスラム組織ハマスの停戦に向けた交渉の仲介国の1つ、カタールも「無防備な民間人に対する恐ろしい虐殺と残忍な犯罪だ」などとして、強く非難する声明を出しました。

このほか、イギリスのラミー外相は「イスラエル軍の学校への空爆と悲劇的な人命の損失にがく然としている。ハマスは、民間人を危険にさらすことを止めなければならない。イスラエルは、国際人道法を守らなければならない」とSNSに投稿し、即時停戦を呼びかけました。

アメリカ ハリス副大統領「いますぐ交渉まとめる必要がある」
アメリカのハリス副大統領は10日、遊説先の西部アリゾナ州で記者団に対し、ガザ地区の学校がイスラエル軍に空爆され、多数の死傷者が出たことについて「あまりに多くの民間人が犠牲になった。イスラエルには『ハマスというテロリスト』を追う権利があるが、民間人の犠牲を避けるという重要な責任もある」と述べました。

そして「バイデン大統領と私は四六時中、この問題に対処している。人質を取り戻し、停戦を実現する必要がある。私が強調したいのは、いますぐ交渉をまとめる必要があるということだ」と述べました。

国連安全保障理事会 緊急会合を開催する方向で調整
国連の外交筋によりますと、ガザ地区で100人以上が死亡したとされるイスラエル軍による学校への空爆を受けて、国連安全保障理事会では13日にも緊急会合を開催する方向で調整が進められているということです。

また、UNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関のラザリーニ事務局長は10日、「ガザで恐怖の日々が続き、再び学校が襲われ女性や子ども、高齢者を含む数十人のパレスチナ人が殺害された。私たちの目の前で繰り広げられている恐怖を終わらせる時だ」とSNSに投稿し、一刻も早い停戦を改めて呼びかけました。

そしてOCHA=国連人道問題調整事務所は、ことし7月4日以降、学校への攻撃は21回目で少なくとも274人が死亡したと指摘したうえで、「民間人の被害を避けるためあらゆる措置をとっているというイスラエル軍の声明にもかかわらず、住民が避難している場所への空爆が繰り返されている。民間人への影響は予測可能であり、国際人道法が求める義務を厳格に順守していないことを示唆している」と批判しています。
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