今治造船 ジャパンマリンユナイテッドを子会社化へ NHK 2025年6月26日 18時55分
国内造船最大手の今治造船は、国内2位のジャパンマリンユナイテッドへの出資比率を引き上げ、子会社化すると発表しました。日本の造船業界の世界シェアが中国や韓国のメーカーに奪われる中、両社の連携を深めることで競争力を強化するねらいがあります。
国内造船最大手の今治造船は、国内2位のジャパンマリンユナイテッドへの出資比率を今の30%から60%に引き上げて、子会社化すると発表しました。
ジャパンマリンユナイテッドの株式を35%ずつ保有する、鉄鋼大手のJFEホールディングスと大手機械メーカーのIHIから、それぞれ15%の株式を取得するとしています。
取得の時期や出資額は明らかにしていません。
今治造船とジャパンマリンユナイテッドは、2021年に資本業務提携して両社が建造する船の設計や営業を担うための会社を設立して、関係を強化してきました。
日本造船工業会によりますと、去年1年間の世界市場のシェアは、
▽中国が54.7%でトップ
次いで、
▽韓国が28.1%
▽日本は12.8%となっています。
中国や韓国のメーカーが高いシェアを握る中、両社には迅速な経営判断を行う環境を整えることで、設計や建造技術という互いの強みを生かし、競争力を強化したいねらいがあります。
国内造船最大手の今治造船は、国内2位のジャパンマリンユナイテッドへの出資比率を引き上げ、子会社化すると発表しました。日本の造船業界の世界シェアが中国や韓国のメーカーに奪われる中、両社の連携を深めることで競争力を強化するねらいがあります。
国内造船最大手の今治造船は、国内2位のジャパンマリンユナイテッドへの出資比率を今の30%から60%に引き上げて、子会社化すると発表しました。
ジャパンマリンユナイテッドの株式を35%ずつ保有する、鉄鋼大手のJFEホールディングスと大手機械メーカーのIHIから、それぞれ15%の株式を取得するとしています。
取得の時期や出資額は明らかにしていません。
今治造船とジャパンマリンユナイテッドは、2021年に資本業務提携して両社が建造する船の設計や営業を担うための会社を設立して、関係を強化してきました。
日本造船工業会によりますと、去年1年間の世界市場のシェアは、
▽中国が54.7%でトップ
次いで、
▽韓国が28.1%
▽日本は12.8%となっています。
中国や韓国のメーカーが高いシェアを握る中、両社には迅速な経営判断を行う環境を整えることで、設計や建造技術という互いの強みを生かし、競争力を強化したいねらいがあります。