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東日本と西日本:2024年9月の平均気温 統計を取り始めてから最高

2024-10-02 04:10:00 | 災害情報
東日本と西日本 9月の平均気温 統計を取り始めてから最高 NHK 2024年10月1日 20時51分

各地で季節外れの暑さが続いた9月、東日本と西日本の平均気温は、9月として気象庁が統計を取り始めてから最も高くなりました。
また、全国の気象庁の観測点で35度以上の猛暑日となった地点数を積算すると1450余りに達し、比較ができる2010年以降、9月としては最も多くなりました。

気象庁によりますと、9月は、上旬から中旬にかけて、各地で気温が高くなり、20日には静岡市で39.2度を観測しました。

また、福岡県太宰府市ではことしの猛暑日の日数は9月中旬までで、62日に達しました。

各地の先月の平均気温は
▽佐賀市で平年より4.5度高い29度ちょうど
▽京都市で平年より4.2度高い28.6度
▽東京の都心では平年より3.3度高い26.6度でした。

▽東日本と西日本では1946年に統計を取り始めてから、最も高くなったほか
▽沖縄 奄美ではこれまでの1位の記録に並びました。

また、気象庁によりますと各地に設置しているアメダスの観測点で、先月、35度以上を観測した地点数を積算すると1452にのぼり、比較が可能な2010年以降で最も多いということです。

記録的な暑さとなった要因について気象庁は、ジェット気流が北に蛇行し、背の高い高気圧に覆われたことを挙げているほか、日本近海の海水温が非常に高かったことも影響した可能性があり、背景には長期的な地球温暖化もあるとしています。

2日は東京の都心や名古屋市などで真夏日が予想されているなど、10月の半ばごろまでは季節外れの暑さが続く見込みだとしています。
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