
山田裕仁が引退発表 グランプリ3度優勝、2度の最優秀選手
JKAは26日、競輪のKEIRINグランプリを3度制した山田裕仁(岐阜)の引退を発表した。1988年5月にデビューした山田は45歳。自転車の世界選手権、ワールドカップに出場したほか、競輪の大一番として注目される年末のKEIRINグランプリで97年と2002、03年に優勝した。ベストナインに9年連続を含む12度選出されたほか、02、03年には最優秀選手に選ばれた。
[スポニチアネックス 2014年5月26日 18:22 ]
山田裕仁「燃え尽きた」引退を正式に申し出 GP3度制覇
2014年5月27日6時0分 スポーツ報知
KEIRINグランプリを3度、日本選手権、競輪祭などG1(1走制は除く)を5度制し、輝かしい活躍で一時代を築いた競輪界の帝王・山田裕仁(45)=岐阜・61期、S級1班=が、本人申し出により26日付で選手登録が消除された。
3月の名古屋日本選手権でラストランを宣言、事実上の引退を表明していたが、4月の選手会岐阜支部の役員選挙で落選し、この日正式に現役引退の運びとなった。
山田は「選手手帳は先週、選手会に提出した。ダービーの時にも話したけど、やり尽くしたし、燃え尽きた」とし、最後に今の競輪界について「もっと各関係団体が話せる場、環境を整えないとダメだと思う。それぞれの主張はあるだろが、現状を本当に考えて話し合っていかないと。開催日数も減り、削減ありきの考え方では業界発展にはつながらない。何をすべきか、真剣に取り組んでもらいたい」と語った。
1988年5月デビューの61期生。同期には終生のライバル・神山雄一郎がいる。最盛期には02年グランプリ、03年競輪祭、日本選手権とビッグレース3連続優勝の記録を持ち、03年の年間獲得賞金2億4434万8500円は、いまだに破られていない。山口幸二、山口富生、浜口高彰、海田和裕(引退)、小嶋敬二らとともに、中部の黄金期を担った。
自転車競技(ケイリン)にも積極的に参加。長年にわたって世界選手権、ワールドカップに出場した。通算成績は2110走、612勝。優勝110回。生涯獲得賞金は19億1782万5099円。
110回も優勝か。これはすごい数字。100を超える優勝回数を記録した選手はそれこそ、数えるほどしかいない。
確か、前後節制時代の記念で年間11回ほど優勝した年もあったと思うが、そうしたことの積み重ねなんだろう。
さて、
『開催日数も減り、削減ありきの考え方では業界発展にはつながらない。何をすべきか、真剣に取り組んでもらいたい』
ということは、要するに、開催削減、発売削減、選手の「何たら」(大量首切り)という、「三点セット」に異を唱える、ってことだな。
うん、競輪場の廃止の可能性がなくなり、ハナから赤字という開催もなくなり、全盛期の10分の1以下という入場人員が増加基調となり、かつ、「22連敗中」の売上が向上するようならば、三点セットは解消すべきだが、今の競輪はそのようになってないからなぁ・・・
よって、まだ「削減ありき」は続くようだ。
JKAは26日、競輪のKEIRINグランプリを3度制した山田裕仁(岐阜)の引退を発表した。1988年5月にデビューした山田は45歳。自転車の世界選手権、ワールドカップに出場したほか、競輪の大一番として注目される年末のKEIRINグランプリで97年と2002、03年に優勝した。ベストナインに9年連続を含む12度選出されたほか、02、03年には最優秀選手に選ばれた。
[スポニチアネックス 2014年5月26日 18:22 ]
山田裕仁「燃え尽きた」引退を正式に申し出 GP3度制覇
2014年5月27日6時0分 スポーツ報知
KEIRINグランプリを3度、日本選手権、競輪祭などG1(1走制は除く)を5度制し、輝かしい活躍で一時代を築いた競輪界の帝王・山田裕仁(45)=岐阜・61期、S級1班=が、本人申し出により26日付で選手登録が消除された。
3月の名古屋日本選手権でラストランを宣言、事実上の引退を表明していたが、4月の選手会岐阜支部の役員選挙で落選し、この日正式に現役引退の運びとなった。
山田は「選手手帳は先週、選手会に提出した。ダービーの時にも話したけど、やり尽くしたし、燃え尽きた」とし、最後に今の競輪界について「もっと各関係団体が話せる場、環境を整えないとダメだと思う。それぞれの主張はあるだろが、現状を本当に考えて話し合っていかないと。開催日数も減り、削減ありきの考え方では業界発展にはつながらない。何をすべきか、真剣に取り組んでもらいたい」と語った。
1988年5月デビューの61期生。同期には終生のライバル・神山雄一郎がいる。最盛期には02年グランプリ、03年競輪祭、日本選手権とビッグレース3連続優勝の記録を持ち、03年の年間獲得賞金2億4434万8500円は、いまだに破られていない。山口幸二、山口富生、浜口高彰、海田和裕(引退)、小嶋敬二らとともに、中部の黄金期を担った。
自転車競技(ケイリン)にも積極的に参加。長年にわたって世界選手権、ワールドカップに出場した。通算成績は2110走、612勝。優勝110回。生涯獲得賞金は19億1782万5099円。
110回も優勝か。これはすごい数字。100を超える優勝回数を記録した選手はそれこそ、数えるほどしかいない。
確か、前後節制時代の記念で年間11回ほど優勝した年もあったと思うが、そうしたことの積み重ねなんだろう。
さて、
『開催日数も減り、削減ありきの考え方では業界発展にはつながらない。何をすべきか、真剣に取り組んでもらいたい』
ということは、要するに、開催削減、発売削減、選手の「何たら」(大量首切り)という、「三点セット」に異を唱える、ってことだな。
うん、競輪場の廃止の可能性がなくなり、ハナから赤字という開催もなくなり、全盛期の10分の1以下という入場人員が増加基調となり、かつ、「22連敗中」の売上が向上するようならば、三点セットは解消すべきだが、今の競輪はそのようになってないからなぁ・・・
よって、まだ「削減ありき」は続くようだ。