公営競技はどこへ行く

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女子初の1500勝

2007-04-27 09:11:02 | 競艇

26日行われた丸亀競艇・W準優シリーズ 春の陣、第12レースのスマイル選抜で、山川美由紀通算1500勝を達成した。

http://210.148.108.173/bb_top/new_bb/txt/15/rep/rep2007042612.asx

1コースから出た山川だが、1周1マークで流れ、2・谷川、3・垣内に差し込まれたが、2マークで差しを決めそのまま押し切り、女子選手初の快挙を成し遂げた。

山川は1996年の第9回(戸田)、2001年の第14回(多摩川)の女子王座決定戦を制覇しているが、特筆すべきは1999年の第42回四国地区選手権(鳴門)。

準優勝戦3着ながらも、待機行動違反選手が出たこともあって繰り上がって優出。優勝戦では6コース回りながらも、最内をズブリと差してそのまま押し切り、1957年の住之江1周年記念を優勝した杉本明子以来、女子選手として42年ぶりにG1開催での優勝を果たした。

今でこそ、女子王座決定戦はG1開催となったが、当時はG2どまりであり、つまり、G1以上の開催は男子混合開催しかなかった。というわけで、山川の当時の優勝にはビックリさせられたもの。またSGでも準優勝戦に駒を進めた経験を持っている。

今や男子とG1以上の開催においても肩を並べて戦える女子選手がちらほらと出てきているが、鵜飼菜穂子とともに、その先鞭をつけたのが山川だといっても過言ではあるまい。

これからも、女子選手のリーダー格として頑張ってもらいたいもの。


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