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吉田一心が養成所チャンプ:ボートレース・第135期修了記念競走

2024-09-22 05:50:57 | 競艇
135期チャンプに輝いた吉田一心(中央)、左は2着の鈴木柊介、3着の宮崎心之介 Photo By スポニチ



【ボートレース・第135期修了記念競走】吉田一心が養成所チャンプ「子供たちに夢を与えるレーサーに」― スポニチ Sponichi Annex ギャンブル 2024年9月20日 15:45

 ボートレースの「第135期選手養成訓練修了記念競走」が20日、福岡県柳川市のボートレーサー養成所で行われ、「養成所チャンプ決定戦」は吉田一心(20=大阪)が抜きで栄冠を手にした。修了生29人(うち女子9人)は11月から各地でデビューする。

 心を一点に集中させた。吉田は2号艇だったが、1号艇の宮崎が大外を選択。思わぬ形でインが手に入ったからには主役は譲れなかった。

 スタートはコンマ28の6番手。何とか先マイには成功したが、2コースから差してきた鈴木のへ先がバックでかかる。それでも慌てない。2Mでは全速ターンを繰り出して、一気に先頭へと躍り出た。最後まで気を緩めることなくVゴールを駆け抜け、135期の養成所チャンプの座をつかんだ。

 「最高に気持ちいいです。インになったので他の艇を気にせずに、自分のターンをするだけだと思っていました。差されてしまっていたけど、この位置なら2マーク勝負できると思っていたので、焦らずに勝負することができました」

 夢は幼少期から決まっていた。祖父、祖母に連れていってもらったボートレース住之江。迫力のエンジン音、スピードに圧倒された。近い目標選手としては同じ大学(関西大)でもある石本裕武の名前を挙げる。

 「石本さんは文武両道でやられていて尊敬しています。超えられるように頑張りたい。小さい頃に夢を抱いたように子供たちに夢を与えられるレーサーになりたいです」

 デビューは11月16日から始まる住之江。ハイレベルな大阪支部の一員として、ファンの心をわしづかみにするレーサーとなるに違いない。

 ◇吉田 一心(よしだ・いっしん)2004年(平16)3月25日生まれ、大阪府堺市出身の20歳。リーグ勝率7.33。リーグ第5戦でV。関西大休学中。長所「ポジティブ」。好きな言葉「努力は一番の近道」。趣味は野球観戦。1メートル71、53.5キロ。血液型B。
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