ウクライナの首都キエフで早朝、2度の爆発が起こり、現場を調査する救助隊員＝10日（AP）
プーチン氏報復宣言「クリミア橋爆破はテロ」 首都キーウ含むウクライナ全土にミサイル攻撃、10人死亡、約60人負傷2022年10月10日 20時02分：東京新聞 TOKYO Web https://t.co/Povy7hmF43
— bod (@bod91313247) October 10, 2022
【キーウ共同】ロシア軍は１０日、ウクライナの首都キーウ（キエフ）など全土をミサイルで一斉攻撃した。プーチン大統領は国営テレビを通じて演説し、クリミア半島とロシア本土を結ぶクリミア橋を８日に爆発させたウクライナ側の「テロ」に対する報復として、ロシア軍がウクライナの軍やエネルギー関連施設に大規模なミサイル攻撃を行ったと表明。ウクライナ側が同様の作戦を続ければ「ロシアの対応は強硬なものになる」と述べ、軍事作戦の強化を警告した。
ウクライナ警察当局によると、１０日のミサイル攻撃により全土で少なくとも１０人が死亡、約６０人が負傷した。ゼレンスキー大統領は１０日「（ロシアは）私たちを滅ぼし、地上から消し去ろうとしている」と強く非難した。
ロシアが「不可分の領土」と主張するクリミアの支配を象徴する橋で起きた爆発を巡り、ウクライナとの戦闘が一気に拡大する恐れが強まった。
ウクライナ軍は、ロシア軍が１０日に７５発のミサイルを撃ち、うち４１発を迎撃したと発表。クレバ外相は「プーチン（大統領）はミサイルで会話するテロリストだ」とツイッターに投稿した。
プーチン氏は９日、橋爆発について報告を受け「疑いなく、民間の重要インフラ破壊を狙ったテロだ。計画し実行したのはウクライナ情報機関だ」と主張していた。（共同）
