【菊花賞展望】ダービー3着のアスクビクターモアがラスト1冠奪取を目指す デイリースポーツ 2022/10/16 22:07 https://t.co/1arVRQC86U
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「菊花賞・G1」(23日、阪神)
牡馬クラシック最終戦は春2冠の連対馬が不在で混戦模様。中心はアスクビクターモアが担う。弥生賞ディープインパクト記念を制して臨んだ皐月賞は5着。続くダービーでは差し決着の中、唯一先行して3着に粘り込むなど世代屈指の能力は証明済み。前走のセントライト記念では首差2着に敗れたものの、3着には3馬身差をつけた。始動戦としては十分に満足のいく内容で、ラスト1冠奪取へ視界は良好だ。
セントライト記念覇者ガイアフォースが最大のライバルになりそう。骨折で出世が遅れたが、もともとが陣営期待の素質馬。復帰後は順調に勝ち上がり、きっちりと大一番へ駒を進めてきた。戦ってきた相手も強敵ぞろいで、2走前の1勝クラスでは小倉芝二千をレコード勝ち。勢いだけでなく強さは本物。三千の距離も全く気にならないタイプだ。
同じく杉山晴厩舎が送り込むジャスティンパレスも有力候補の一角。最重要トライアルの神戸新聞杯が圧巻の勝ちっぷり。ホープフルS2着など早い時期から活躍していたが、成長に伴いさらに力をつけてきた印象だ。
引き続き武豊とコンビを組むヤマニンゼスト、確実な末脚が武器のボルドグフーシュ&ヴェローナシチーといった神戸新聞杯上位組に、古馬相手の新潟記念で3着に奮闘したフェーングロッテンなど伏兵も多彩だ。
【菊花賞展望】セントライト記念で重賞初Vを飾ったキタサンブラック産駒ガイアフォースが中心 : 2022年10月16日 22時8分スポーツ報知 https://t.co/AScvqNEXmH
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第83回菊花賞・G1が10月23日、阪神競馬場の芝3000メートルで行われる。
前走のセントライト記念で、重賞初挑戦Vを飾ったガイアフォース(牡3歳、栗東・杉山晴紀厩舎)が中心。新馬戦で日本ダービー馬ドウデュースの2着に敗れた後、骨折のアクシデントに見舞われたが、復帰後4戦3勝2着1回の安定感を誇る。父のキタサンブラックもセントライト記念をステップに菊花賞でG1初制覇を飾っただけに父子クラシック制覇の夢がかかる。
同厩のディープインパクト産駒ジャスティンパレス(牡3歳、栗東・杉山晴紀厩舎)が続く。皐月賞、日本ダービーはともに9着と敗れたが、前走の神戸新聞杯は直線で持ち前の末脚を爆発させた。2歳G1・ホープフルS2着馬がラスト1冠を前に復活し「直線はいい加速力だった」と鮫島克駿騎手も絶賛。課題のスタートを決め、早め早めのレース運びで危なげない勝利だった。余力のある勝ちっぷりから、まだ上積みもありそうで、ここは楽しみな一戦。
日本ダービー3着、セントライト記念2着からの巻き返しを期すアスクビクターモア(牡3歳、美浦・田村康仁厩舎)。その前走は強い競馬で頭差も、目標にされる苦しい展開だった。1週前は美浦のウッドチップでスムーズな加速を見せ、田村調教師は「体力はあるし心肺機能がすごい。3000メートル走れる自信があります」と、ラスト1冠での反撃に強気の姿勢を崩していない。
ラジオNIKKEI賞を勝って挑んだ新潟記念で3着のフェーングロッテン(牡3歳、栗東・宮本博厩舎)、青葉賞を勝って臨んだ日本ダービーで5着好走のプラダリア(牡3歳、栗東・池添学厩舎)、プリンシパル1着のセイウンハーデス(牡3歳、栗東・橋口慎介厩舎)は秋初戦のセントライト記念(4着)を叩いて本番へ。
神戸新聞杯3着のボルドグフーシュ(牡3歳、栗東・宮本博厩舎)はスタートは甘いがスタミナ豊富。阪神2400メートルのゆきやなぎ賞を完勝した持続系の脚は、ここでも通用。神戸新聞杯で2着に突っ込んだヤマニンゼスト(牡3歳、栗東・千田輝彦厩舎)も圏内。京都新聞杯勝ちがあるアスクワイルドモア(牡3歳、栗東・藤原英昭厩舎)、2勝クラスの藻岩山特別で強い勝ち方をした上がり馬ドゥラドーレス(牡3歳、美浦・宮田敬介厩舎)が最大の惑星。(大上 賢一郎)