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レバノン全土に「退避勧告」 外務省

2024-08-06 01:36:24 | 安倍、菅、岸田の関連記事
【随時更新】イスラエル パレスチナ 中東情勢(8月5日) NHK 2024年8月5日 19時28分

イスラム組織ハマスの最高幹部が訪問先のイランで殺害されたことなどを受け、イラン側の報復攻撃が近く行われるとの見方がでるなか、イスラエルのネタニヤフ首相は、イランやその支援を受ける武装組織との間で、多正面の戦争状態にあるとの認識を示してイラン側をけん制し、中東の緊張が高まっています。

ネタニヤフ首相 “多正面と戦争状態” とイラン側をけん制
ハマスのハニーヤ最高幹部が7月31日、訪問先のイランで殺害されたことを受けて、イランはイスラエルによる攻撃だとして報復を行う構えです。

また、幹部を殺害されたレバノンのイスラム教シーア派組織、ヒズボラなどイランが支援する中東各地の武装組織も報復攻撃に加わる可能性が指摘されています。

ネタニヤフ首相は4日、「イスラエルはイランの悪の枢軸との多正面の戦争状態にある」と述べるとともに、「イスラエルに対するどのような攻撃にも重い代償を科す」として、イラン側を改めてけん制しました。

イスラエルとヒズボラとの間では攻撃の応酬が続いていて、イスラエル軍は5日、レバノン側から無人機による攻撃があり、ヒズボラの拠点への空爆を行ったなどと発表しました。

一方、イスラエルのメディアは、イスラエルに対する攻撃が特定の場所から行われるという確たる情報があれば、予防的な措置としてイスラエルが先制攻撃を行うことも検討されているなどとも伝えていて、中東の緊張が高まっています。

レバノン全土に「退避勧告」 外務省
中東での緊張の高まりを受けて、外務省はきょう5日、イスラエルに隣接するレバノンの危険情報を引き上げ、全土を対象に最も高いレベル4の「退避勧告」を出しました。

中東情勢をめぐっては、
◇イスラム組織ハマスの最高幹部の殺害を受けてイランによるイスラエルへの報復攻撃が懸念されているほか、
◇レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとイスラエル軍との間で攻撃の応酬が激化しています。

こうした緊張の高まりを受けて、外務省はきょう、レバノンの危険情報のレベルを引き上げました。

レバノンでは去年10月以降、
▼南部のイスラエルとの国境地帯では、最も高いレベル4の「退避勧告」が、
▼それ以外の地域は、レベル3の「渡航中止勧告」が出されていましたが、これをレベル4に引き上げました。

この結果、レバノン全土に「退避勧告」が出されたことになります。

外務省によりますと、レバノンには国際機関の職員などおよそ60人の日本人が滞在しているということで、安全を確保した上で、商用便が運航されている間に退避するよう呼びかけているということです。

ネタニヤフ首相 “どんな攻撃にも重い代償” イラン側をけん制
ネタニヤフ首相は8月4日の閣議で「われわれは防衛と攻撃の両面であらゆる事態に備えている。イスラエルに対するどのような攻撃にも重い代償を科す」と述べて、イラン側を改めてけん制しました。

4日にはガラント国防相も軍の幹部と会議を開いたほか、地元メディアのハーレツは、5日には、アメリカ中央軍の司令官がイスラエルを訪問して、報復攻撃への対応を協議する見込みだと伝えるなど、イスラエル側も防衛態勢の強化を進めているとみられ、緊迫した状況となっています。

また、イランの支援を受けるレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラもイスラエル軍の空爆で幹部が殺害されていて、報復攻撃を行う方針です。

注目
米国務長官 イラン側の報復攻撃 “早ければ24~48時間以内か”
アメリカのニュースサイト、アクシオスは、複数の情報筋の話として、ブリンケン国務長官が4日、G7の外相に対し、イランとヒズボラによる報復攻撃について、攻撃開始の正確なタイミングが分からないものの、早ければ24時間から48時間以内に始まる可能性があると伝えたと報じました。

同時にブリンケン長官は、最大限の抑制を促すため、G7各国がイランとヒズボラに加えイスラエルに対して外交的な圧力をかけるよう要請したということです。

緊張緩和目指した動き ヨルダン外相 イラン大統領などと会談
一方、緊張緩和を目指した動きも出ていて、ヨルダンのサファディ外相は、4日、イランを訪問して、ペゼシュキアン大統領やバゲリ外相代行と会談し、中東で緊張が高まっていることについて意見を交わしたということです。

サファディ外相はSNSの投稿で「この地域が安全、平和、そして安定のもとで暮らせることを望んでいる」と語ったということです。

米国防長官 イスラエル国防相に安全保障と自衛権への支持伝える
アメリカのオースティン国防長官は4日、イスラエルのガラント国防相と電話で会談しました。

アメリカ国防総省によりますと、オースティン長官は、イランなどからの脅威に対するイスラエルの安全保障と自衛権への揺るぎない支持を改めて伝えたということです。

そして、イスラエルへの支援や中東地域の緊張の高まりの抑止を目的とした、アメリカ軍の態勢の変更について話し合ったとしています。

また、オースティン長官はガザ地区での停戦と人質の解放に向けた交渉への強い支持を表明したということです。

イスラム組織ハマスの最高幹部が殺害され、中東地域で緊張が続く中、オースティン長官は、これまでに弾道ミサイルからの防衛能力がある巡洋艦や駆逐艦を中東地域などに追加派遣することを指示しています。

ガザ地区 “学校への空爆で少なくとも30人死亡”報道
ガザ地区ではイスラエルとハマスの戦闘が続き、中東の衛星テレビ局アルジャジーラは4日、イスラエル軍によるガザ市にある学校への空爆で少なくとも30人が死亡したと伝えています。

林官房長官「事態沈静化へ外交努力尽くしたい」
林官房長官は5日の記者会見で、「攻撃の応酬を回避し事態を沈静化させることが重要で、わが国としてもさらなる悪化やエスカレーションを防ぐため、G7を含む各国とも緊密に連携しながら外交努力を尽くしたい」と述べました。
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