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イラン外務省報道官“ガザ市民殺害やめるべき”:欧米5か国 イランに自制求める共同声明

2024-08-14 04:50:56 | イスラエルVSハマス
【詳細】イスラエル パレスチナ 中東情勢(8月13日) NHK 2024年8月13日 19時46分

ハマスの最高幹部の殺害を受け、イランがイスラエルへの報復を宣言する中、欧米諸国はイランに対し、自制を繰り返し求めています。
イラン外務省の報道官は13日、「平和を求めるなら戦争をあおるイスラエルに反対し、ガザ地区での市民の殺害をただちにやめさせるべきだ」と反発し、報復する構えを改めて示しました。

※中東情勢に関する日本時間8月13日の動きを随時更新してお伝えします。

イラン外務省報道官“ガザ市民殺害やめるべき”
7月、ハマスの当時の最高幹部が訪問先のイランで殺害されたことについてイランはイスラエルによる攻撃だとして報復を宣言し、アメリカは早ければ今週中にもイラン側の報復が行われる可能性があるという認識を示しています。

こうしたなかイギリス首相官邸は12日、スターマー首相がイランのペゼシュキアン大統領と電話会談し、自制を求めたと発表するなど、欧米諸国はイランに対し、攻撃を思いとどまるよう働きかけを強めています。

またロイター通信によりますとトルコに駐在するアメリカ大使は「イランと関係があるすべての同盟国に対し、イランに事態をエスカレートさせないよう説得するよう要請している」と述べて、トルコにも協力を求めたことを明らかにしました。

各国からの自制の呼びかけに対し、イラン外務省のキャンアニ報道官は13日、声明を出し、「彼らが本当に地域の安定と平和を求めるなら戦争をあおるイスラエルに反対し、ガザ地区での無防備な市民の殺害をただちにやめさせるべきだ」と反発した上で、「イランは主権を守るために認められた権利を行使し、誰の許可も求めない」として、報復する構えを改めて示しました。

一方、イスラエル軍の報道官は12日、「敵の宣言や声明を深刻に受け止めている。攻守に万全の態勢を整え、政府の指示に従って行動する」と述べ、警戒態勢を強めていることを強調しました。

欧米5か国 イランに自制求める共同声明
7月、ハマスの当時の最高幹部が訪問先のイランで殺害されたことについてイランは、イスラエルによる攻撃だとして報復を宣言しています。

これについてアメリカ・ホワイトハウスのカービー大統領補佐官は12日、記者団に対し「われわれは、イランなどによって早ければ今週中に何かが起こる可能性があるというイスラエル側の分析を共有している。われわれの分析もそれと一致している」と述べて、イランや、イランの支援を受ける組織が、早ければ今週中にも報復を行う可能性があるという認識を示しました。

こうしたなか、バイデン大統領は12日、中東情勢をめぐってイギリス、フランス、ドイツ、イタリアの首脳と電話で会談しました。

会談を行った5か国は共同声明を出し、「われわれはイランと、イランを後ろ盾とするテロリスト集団による攻撃に対する、イスラエルの防衛への支持を表明した」として、イランをけん制しました。

そのうえで「イスラエルへの軍事攻撃を行うという威嚇をやめるよう求めた」として、イランに自制を求めました。

ドイツ首相 イラン大統領と電話会談
中東地域の緊張が続く中、ドイツ政府によりますと、ショルツ首相は12日、イランのペゼシュキアン大統領と電話で会談し、「暴力の連鎖を止めなければならない」として軍事的な緊張をこれ以上高めないよう自制を呼びかけたということです。

これに対してペゼシュキアン大統領は、「イランは交渉を通じて問題を解決することを重視する」としながらも、「圧力に屈せず対応する権利がある」と述べ、報復を行う方針を重ねて強調しました。

これに先立ち、ドイツはフランスやイギリスとともに共同声明も出して報復の自制を求めていて、事態の悪化を防ぐための外交努力が続いています。

ガザでの死者 3万9897人に
一方、ガザ地区では12日もイスラエル軍による攻撃がありNHKガザ事務所が南部ハンユニスのナセル病院で撮影した映像には、けがをした住民が次々と運び込まれる様子や、頭から血を流した幼い子どもの姿が写っています。

地元の保健当局は12日、これまでの死者が3万9897人にのぼったとしています。
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