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柔道 阿部一二三 金メダル 大会2連覇 男子66キロ級

2024-07-29 08:05:49 | オリンピック問題と話題
柔道 阿部一二三 金メダル 大会2連覇 男子66キロ級 パリ五輪 NHK 2024年7月29日 1時34分

パリオリンピック柔道男子66キロ級で、阿部一二三選手が金メダルを獲得しました。阿部選手は前回・東京大会に続く金メダルで2連覇を果たしました。

2連覇を目指す阿部選手は、初戦の2回戦は合わせ技一本で勝って準々決勝に進みました。

準々決勝では世界ランキング7位のタジキスタンの選手と対戦し、開始40秒すぎに得意の袖釣り込み腰で技ありを奪い、開始2分40秒すぎには大内刈りで再び技ありを奪って、合わせ技一本で勝ち、準決勝に進みました。

続く準決勝では、世界ランキング1位のモルドバのデニス・ビエル選手と対戦し、延長戦までもつれましたが、延長戦の開始9秒すぎに払い腰で技ありを奪って勝ち、決勝進出を決めました。

決勝は世界ランキング8位のブラジルのウィリアン・リマ選手と対戦しました。

阿部選手は開始1分48秒に隅落としで技ありを奪い、さらに開始2分36秒には袖釣り込み腰で再び技ありを奪って、合わせ技一本で勝って金メダルを獲得しました。

前回・東京大会で金メダルを獲得した阿部選手は、2連覇を果たしました。

阿部選手はこの大会4試合で相手に技のポイントを1つも奪われずに優勝し、オリンピックの2連覇は、日本の柔道では8人目です。

一方、ともに連覇を目指した妹の詩選手は2回戦で敗れ、きょうだい同時の連覇はなりませんでした。

柔道男子66キロ級の銅メダルはカザフスタンのグスマン・キルギズバイエフ選手と、モルドバのビエル選手で、モルドバにとっては男女を通じて柔道で初のメダル獲得となりました。

阿部一二三「最高の気分です」
大会2連覇を果たした阿部一二三選手は「最高の気分です。オリンピックまでの3年間は楽な道のりではなかった。妹が負けてしまって僕自身も苦しい1日だったが、兄として『やるしかない』という思いでいました」と話していました。

「圧倒的な柔道」で2連覇成し遂げる
阿部一二三選手は信条としている「圧倒的な柔道」でライバルを退け、2連覇を成し遂げました。

阿部選手は東京オリンピックでも激しく代表の座を争った丸山城志郎選手を去年の世界選手権で退け、開催の1年以上前となる去年6月にパリオリンピックへの切符をつかみました。

代名詞とも言える袖釣り込み腰や背負い投げなどの豪快な担ぎ技だけでなく、足技の鍛錬にも力を入れてきた阿部選手。

ことし3月の国際大会を制したあと「自分が求めていた内容で優勝できた。自分の求めていた理想の形で足技で投げた。練習の成果はだいぶ体に染みついている感覚はある」と話し、もはや弱点が見つからないほどの高い完成度を誇る柔道を作りあげてきました。

阿部選手自身「年々、稽古の量は増えている」とみずからの強さを今も貪欲に追い求めていて、柔道男子代表の鈴木桂治監督も「勝つために何が必要か常に考えている」とその姿勢を高く評価していました。

パリ大会に向けては「周りは絶対に2連覇してくれるという期待をもって見てくれていると思う。自分の圧倒的な柔道を日本だけでなく、世界の方々に見せたい」と、金メダルはもとより「阿部一二三らしい強い柔道」を見せることを最も追求しました。

そのことばどおり、阿部選手は1回戦から得意の担ぎ技と磨いてきた足技で勝ち上がり、決勝も一本勝ちで締めくくりました。

妹の詩選手が敗れ、史上初のきょうだいでの2連覇こそなりませんでしたが、目指してきた圧倒的な強さを示した上で2連覇を果たしました。

==決勝までの勝ち上がり==
【初戦の2回戦】
初戦の2回戦で、ハンガリーの選手に合わせ技一本で勝って準々決勝に進みました。

【準々決勝】
準々決勝では世界ランキング7位のタジキスタンの選手と対戦し、合わせ技一本で勝って、準決勝に進みました。

【準決勝】
準決勝は世界ランキング1位のモルドバのデニス・ビエル選手と対戦しました。

準決勝では延長戦までもつれましたが、延長戦の開始9秒すぎに払い腰で技ありを奪って勝ち、決勝進出を決めました。
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