<衆院選>政党・民進は存続、その訳は? 民進解党・合流へ(毎日新聞) - Yahoo!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170928-00000010-mai-pol @YahooNewsTopics
民進党は事実上、希望の党に合流する方向だが、少なくとも10月22日投開票の衆院選終了までは、政党としての民進党は存続する見通しだ。
その背景には、民進党所属の参院議員(49人)や多数の地方議員がいることに加え、民進、希望双方の選挙資金面の事情がある。
政党助成法は、政党交付金の交付を受けている政党が解散した場合、国庫へ返還しなければならないと規定。2009年8月結党の旧みんなの党が14年11月に解党した際には、保有していた政党交付金約12億円を返納している。
民進に昨年1年間に交付された政党交付金は総額97億4388万円。もともと資金に不安がある希望の党はもちろん、民進党がすぐに解党すれば、希望公認で出馬する民進党候補の選挙資金もあてがなくなる。
このため、前原氏ら一部と参院議員らが当面残って民進党を形式的に存続させ、政党交付金は事実上、希望の党の選挙活動などにあてるとみられる。民進党関係者は「今、解党すれば何十億円も返さなければならなくなる。政党交付金を衆院選で活用した後で、正式に希望と合流すればいい」と語る。【葛西大博】
前原氏「希望に合流」表明=民進混乱、異論相次ぐ【17衆院選】(時事通信) - Yahoo!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170928-00000034-jij-pol @YahooNewsTopics
9/28(木) 10:05配信 時事通信
民進党の前原誠司代表は28日午前、党執行役員会と常任幹事会で、衆院選に向け、小池百合子東京都知事が代表を務める新党「希望の党」に事実上合流する方針を示した。民進党の候補予定者の公認を希望に申請した上で、希望側に判断を委ねる。午後の党両院議員総会で全議員に説明する。ただ、急な路線転換に党内は混乱し、常任幹事会では異論が続出。午後に再協議する。
前原氏は決定機関の常任幹事会で、希望との合流方針の理由について「安倍政権を終わらせるため、もう一度、政権交代可能な二大政党制をつくりたい」と説明。野党勢力を結集し、選挙区での野党候補乱立を回避する必要性を強調した。
前原氏は、比例代表を含め民進党公認候補を擁立しないと表明。その上で「希望の党に公認を申請するが、全員が認められるわけではない」と述べた。同時に「小池氏1人に決めさせるわけではない。私がしっかり交渉する」と理解を求めた。前原氏自身は希望の公認を得ず、無所属で出馬する意向だ。
前原氏は26日夜に小池氏と会談し、「非自民」勢力結集のため協力したいとの考えを伝えた。小池氏は、民進党全体の受け入れを否定。一人一人の憲法観や安全保障への考え方を見極めた上で、希望の公認を与える方針だ。
民進党内の多くは希望への合流を目指すとみられる。柿沢未途元役員室長(衆院東京15区)は28日、離党届を提出し、希望に参加する意向を記者団に明らかにした。
一方、共産党などとの共闘を重視してきたリベラル系議員らは前原氏の方針に反発。赤松広隆前衆院副議長ら旧社会党系グループは28日午前、参院議員会館に集まって対応を協議した。この後、赤松氏は「正直困惑している。僕らは憲法9条改悪反対だ」と記者団に述べた。
民進党は事実上、希望の党に合流する方向だが、少なくとも10月22日投開票の衆院選終了までは、政党としての民進党は存続する見通しだ。
その背景には、民進党所属の参院議員(49人)や多数の地方議員がいることに加え、民進、希望双方の選挙資金面の事情がある。
政党助成法は、政党交付金の交付を受けている政党が解散した場合、国庫へ返還しなければならないと規定。2009年8月結党の旧みんなの党が14年11月に解党した際には、保有していた政党交付金約12億円を返納している。
民進に昨年1年間に交付された政党交付金は総額97億4388万円。もともと資金に不安がある希望の党はもちろん、民進党がすぐに解党すれば、希望公認で出馬する民進党候補の選挙資金もあてがなくなる。
このため、前原氏ら一部と参院議員らが当面残って民進党を形式的に存続させ、政党交付金は事実上、希望の党の選挙活動などにあてるとみられる。民進党関係者は「今、解党すれば何十億円も返さなければならなくなる。政党交付金を衆院選で活用した後で、正式に希望と合流すればいい」と語る。【葛西大博】
前原氏「希望に合流」表明=民進混乱、異論相次ぐ【17衆院選】(時事通信) - Yahoo!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170928-00000034-jij-pol @YahooNewsTopics
9/28(木) 10:05配信 時事通信
民進党の前原誠司代表は28日午前、党執行役員会と常任幹事会で、衆院選に向け、小池百合子東京都知事が代表を務める新党「希望の党」に事実上合流する方針を示した。民進党の候補予定者の公認を希望に申請した上で、希望側に判断を委ねる。午後の党両院議員総会で全議員に説明する。ただ、急な路線転換に党内は混乱し、常任幹事会では異論が続出。午後に再協議する。
前原氏は決定機関の常任幹事会で、希望との合流方針の理由について「安倍政権を終わらせるため、もう一度、政権交代可能な二大政党制をつくりたい」と説明。野党勢力を結集し、選挙区での野党候補乱立を回避する必要性を強調した。
前原氏は、比例代表を含め民進党公認候補を擁立しないと表明。その上で「希望の党に公認を申請するが、全員が認められるわけではない」と述べた。同時に「小池氏1人に決めさせるわけではない。私がしっかり交渉する」と理解を求めた。前原氏自身は希望の公認を得ず、無所属で出馬する意向だ。
前原氏は26日夜に小池氏と会談し、「非自民」勢力結集のため協力したいとの考えを伝えた。小池氏は、民進党全体の受け入れを否定。一人一人の憲法観や安全保障への考え方を見極めた上で、希望の公認を与える方針だ。
民進党内の多くは希望への合流を目指すとみられる。柿沢未途元役員室長(衆院東京15区)は28日、離党届を提出し、希望に参加する意向を記者団に明らかにした。
一方、共産党などとの共闘を重視してきたリベラル系議員らは前原氏の方針に反発。赤松広隆前衆院副議長ら旧社会党系グループは28日午前、参院議員会館に集まって対応を協議した。この後、赤松氏は「正直困惑している。僕らは憲法9条改悪反対だ」と記者団に述べた。