ま、検察も全く動かないということになると、世論の批判を浴びそうなので、「とりあえず」、近畿財務局職員の「尻尾切り」に着手した様子。
森友問題ついに本丸にメス 財務省職員“芋づる逮捕”あるか #日刊ゲンダイDIGITAL
2017年4月7日
いよいよ本丸に捜査のメスが入る。大阪市の学校法人「森友学園」の国有地激安払い下げ問題で、ついに大阪地検特捜部が重い腰を上げた。
豊中市議会の木村真議員らが「不当に土地を安く売って国に損害を与えた」として提出していた、財務省近畿財務局職員(氏名不詳)に対する背任容疑の告発状を受理したのだ。
「適切な手続きと価格で処分されたと考えている」
告発状の受理を受け、近畿財務局は短いコメントを出したが、内心はビクビクしているに違いない。特捜部が捜査すると決めたからには、関係者を形式的に聴取してオシマイでは済まない。必要と判断すれば、近畿財務局の捜索や証拠資料の差し押さえはもちろん、関係者の逮捕、勾留といったケースも出てくるだろう。
しかも、大阪府が5日に公表した森友問題の調査結果によると、財務局職員は5回にわたって府を訪れ、繰り返し小学校の設置認可の状況を確認。さらに府に対し「私学審議会が結論を出す時期はコントロールできるだろう」などと“圧力”とも受け取れる発言もあったという。財務省の名刺を持っていなければ、役所を恫喝するヤクザのようだ。
財務局がなぜ、これほど執拗に小学校の設置認可にこだわったのか。特捜部は徹底捜査するはずで、財務省側の「適正に処理した」「売却経緯を記した文書は全て破棄した」なんて寝言はもはや通じないのだ。
「背任罪の構成要件には『故意』の証明が必要となるため、立件のハードルは高いかもしれません。しかし、仮に不起訴なら検察審査会に申し立てるでしょうし、文書を破棄していたのが事実であれば、公用文書等毀棄罪などで新たな告発状を提出する。とにかく国有地売却をめぐって、どんなやりとりが行われたのかを特捜部の威信をかけて捜査してほしいと思います」(木村真市議)
コトの展開次第では財務省職員の「芋づる逮捕」も十分あり得る。少しでも罪を軽くしたいなら、洗いざらい明かすしかない。
ま、政局次第、ということにもなるが、検察の今後の力の入れ方次第によっては、松井一郎、迫田英典、吉本馨の「三悪人」にも手が届くかもしれない。
関連記事:追記あり 森友問題の「三悪人」:1位・松井一郎 2位・迫田英典 3位・吉本馨
本当は、「真っ黒」な安倍昭恵や、その『ご主人』にも手を伸ばしたいところだけど、ムリだろうね。
そして、この案件で収穫がないと、特捜はマジで「終わる」かもしれない。
「無罪の人間」をクロだと追い詰め、「真っ黒な人間」を取り逃がす、なんてことばかりやってると、それこそ、税金の無駄遣いの誹りは免れないからね。
森友問題ついに本丸にメス 財務省職員“芋づる逮捕”あるか #日刊ゲンダイDIGITAL
2017年4月7日
いよいよ本丸に捜査のメスが入る。大阪市の学校法人「森友学園」の国有地激安払い下げ問題で、ついに大阪地検特捜部が重い腰を上げた。
豊中市議会の木村真議員らが「不当に土地を安く売って国に損害を与えた」として提出していた、財務省近畿財務局職員(氏名不詳)に対する背任容疑の告発状を受理したのだ。
「適切な手続きと価格で処分されたと考えている」
告発状の受理を受け、近畿財務局は短いコメントを出したが、内心はビクビクしているに違いない。特捜部が捜査すると決めたからには、関係者を形式的に聴取してオシマイでは済まない。必要と判断すれば、近畿財務局の捜索や証拠資料の差し押さえはもちろん、関係者の逮捕、勾留といったケースも出てくるだろう。
しかも、大阪府が5日に公表した森友問題の調査結果によると、財務局職員は5回にわたって府を訪れ、繰り返し小学校の設置認可の状況を確認。さらに府に対し「私学審議会が結論を出す時期はコントロールできるだろう」などと“圧力”とも受け取れる発言もあったという。財務省の名刺を持っていなければ、役所を恫喝するヤクザのようだ。
財務局がなぜ、これほど執拗に小学校の設置認可にこだわったのか。特捜部は徹底捜査するはずで、財務省側の「適正に処理した」「売却経緯を記した文書は全て破棄した」なんて寝言はもはや通じないのだ。
「背任罪の構成要件には『故意』の証明が必要となるため、立件のハードルは高いかもしれません。しかし、仮に不起訴なら検察審査会に申し立てるでしょうし、文書を破棄していたのが事実であれば、公用文書等毀棄罪などで新たな告発状を提出する。とにかく国有地売却をめぐって、どんなやりとりが行われたのかを特捜部の威信をかけて捜査してほしいと思います」(木村真市議)
コトの展開次第では財務省職員の「芋づる逮捕」も十分あり得る。少しでも罪を軽くしたいなら、洗いざらい明かすしかない。
ま、政局次第、ということにもなるが、検察の今後の力の入れ方次第によっては、松井一郎、迫田英典、吉本馨の「三悪人」にも手が届くかもしれない。
関連記事:追記あり 森友問題の「三悪人」:1位・松井一郎 2位・迫田英典 3位・吉本馨
本当は、「真っ黒」な安倍昭恵や、その『ご主人』にも手を伸ばしたいところだけど、ムリだろうね。
そして、この案件で収穫がないと、特捜はマジで「終わる」かもしれない。
「無罪の人間」をクロだと追い詰め、「真っ黒な人間」を取り逃がす、なんてことばかりやってると、それこそ、税金の無駄遣いの誹りは免れないからね。