大阪での毎日

整形外科の仕事&「職」ではなく「食」へのこだわり

紹介状×病院

2011年08月31日 | 仕事
最近の総合病院では「紹介状がないとみません!」と高飛車なところが増えている!とよく言われます、そういううちの病院もそうなんですが・・・

でもこれも一応、わけ合ってやってることなんですよ・・・

(このブログでも何度も書いてますが)高齢者がものすごい勢いで増えている日本で、整形外科の患者さんのほとんどが高齢者なんで、病院の外来はパンク状態なんです。 それで、待ち時間がものすごく増えてしまって、待たせてる医者もイライラ、待っている患者もイライラ。

整形外科の場合、外来だけするってわけにもいかず、手術、病棟もこなさないとだめです。そのためには年々増えていく外来初診患者さんをどうにかしないといけなくなったんです。

そこで、まずは開業医さんに診てもらって、病院でないと治療ができない「手術患者さん」や「CTやMRIなどの特殊な検査」が必要な人になるべくしぼって外来診察をして、「薬希望」や「手術は必要ないけど外来通院が必要な患者さん」は開業医さんにお願いしよう、という経緯があります。

私がドイツに行った2004年には、ドイツではすでにそうなってましたが、ドイツの場合、さらに、術後もすぐに開業医でみてもらって、病院では数か月に一度レベルだったんで、「なんじゃこの手術は~」と思った開業医さんは、ほかの病院に紹介しなおす、というパターンがままありました・・・ まあ、ほとんどそういった症例は本当の整形外科が手術したわけではなく、外科の先生が手術しているケースが多かったですが。

コスプレで有名なATC

2011年08月29日 | 学会
毎年夏休みに開催される「夏の手の外科セミナー」ですが、去年からは南港のハイアットリージェンシーホテル大阪で開催されるようになりました。

何をするかというと、土曜日の朝から夜は10時まで、そして、日曜日の朝8時から昼まで勉強漬けな1泊2日を過ごすのです。予備校よりハードなスケジュールですね・・
就寝時間が11時の私にとって10時までの勉強はかなりつらい・・・
こうやって土日を使って仕事仲間と時間をすごす、というのは、時代に逆行している行事に思えますが、今年も若い整形外科医たちもたくさん来て、えらいな~と感心します。

それぞれの先生たちが、演題を決めて10分間は発表するんですが、整形外科をやめて弁護士になった後輩も来てて、主に、医療訴訟について発表してましたが、

おもしろいことに「医者不足」がマスコミで騒がれて以来、訴訟も減少傾向にあるようです。それまでマスコミはやれ、医療ミスだの、過剰報道する時代があって、あのときはほんと、仕事がしにくかったです。医療は単に病気をなおすだけはなく、精神的にも患者さんをケアしないといけない、少し特殊な分野なんですが、そういった意味では患者と医者の間に「信頼関係」がないと難しい面が多々あると思います。おかしいと思ったことに不信感をもつことは当然のことだと思いますが、はじめて来たときから不信感を抱かれていては「信頼関係」を築くどころか、患者さん自身、不安を抱いたままの治療がすすんでいきます。

そういった点では、今はたまたまマスコミは「医者不足」を一生懸命報道してくれるので、「医療ミス」時代よりもはるかに助かります。

ところで、自分の分野とはまったくかけ離れていたので知らなかったんですが、南港にあるATCというモールは、(写真手前)
今ではコスプレイヤーであふれてます。漫画から飛び出たような若者がうようよ歩いていて、見ているだけで飽きません。ほんと、若いっていいですよね~

日舞×整形外科

2011年08月17日 | 仕事
日本舞踊ってあまりなじみのないものなんですが、患者さん、特に中高年のおばちゃんたち、結構、やってます。

この日舞、あんなゆっくりした動きの踊りですが、すごいんですよ、

おばちゃんの骨折の代表といえば、手首の骨折、専門用語では「橈骨遠位端骨折」なんですが、いくらきれいに治しても多少の手首の動きの犠牲は残ってしまいます、が。

たまにものすごい回復をみせる患者さんがおって、また、年の割に(年いくにつれて、関節は固く、動きは悪くなるもん)骨折してない方の関節もものすごいやわらかい人、必ずといっていいほど、日舞、してます。

日ごろからのストレッチ、運動の大切さを患者さんから学びます。自分より体が硬い人をみたことない私ですが、思い出した時しかストレッチしてなんですが、今日から毎日しよっと。

チタンで肩こり

2011年08月13日 | 健康
先日、鎖骨の骨折にチタン製のプレートをいれた患者さんが、チタンのネックレスをはめて来院されました。これ→

そんな細いチタンのネックレス買わんでも、首のすぐ横の鎖骨にチタン製の大きなプレートはいってますよ~ と言いたくなったんですが・・・

最近、自分がだんだんと世間ずれしていくのを感じます。まわりは医療関係者、特に医者は「科学的に証明されてないことは信じない」職業でもあるので、こういったチタンネックレス、やカイロプラクティックで骨盤のゆがみを矯正するなど、さまざまな世間の人に崇拝されているけれど、比較検討試験や効能の長期成績、など、こういうものまで研究されてないと、どうも信じれない。でも、これって世間ではこういった「体に害がなく健康を維持できる」ものこそ人気があって。

患者さんを治療するとき、この骨折に手術すると何%の人がよくなって、手術しないと何%の悪い結果となる、そういったエビデンス(証拠)に基づいた治療法の選択をするのが当たり前の現代医療の中で暮らすということは、世間ずれしていくことなんでしょうな~

まさかの3-0?!

2011年08月12日 | 趣味
8月10日のサッカー日韓戦、まさかの3-0で韓国大負け?!

いろいろな面で日本には勝てない韓国ですが、サッカーだけはやっぱ、韓国が上でしょう、と思っていたのも、今では妄想ですね、あの試合からすると。

あまりサッカーには興味ないものの、最近、ヨーロッパに移籍する日本人サッカー選手が多く、ヨーロッパでどんな生活してるんやろ~?という興味から、オランダ・フェンロの吉田麻耶や、ドイツ・ボッフムの鄭大世のブログをちょくちょく覗いていると、ドイツ・ドルトムントの香川
やドイツ・シャルケの内田が登場します。そこらへん、みんな地理的に近いからよくつるんでいるんようです。

やっぱサッカー選手ともなれば、こんなおしゃれなキッチンがある家に住んでるんやな~ とかつて自分たちのドイツ生活とは比べ物にならないおしゃれなドイツ生活を送っているさまを見るのが楽しいのである。

立場かわってyahoo Koreaを見てみると、チョガンレ監督(韓国代表監督)はたたかれまくり。彼自身「バクチソンは競技の面だけでなく、リーダーとしてみんなをひっぱる力もあった・・・」と弱音をはいてます。

でも、韓国を応援しながらも、香川のあのすばらしいプレーをみると、結局どっちも応援してしまっている?!
「世界の一流」になろうとしたら、努力も大切やけど、もって生まれた才能も大切ですね。


淀川花火

2011年08月07日 | 祭り
大阪の南部に住んでいるときは、花火といえば、PL花火、でしたが、北部では「平成淀川花火」でしょうか。

橋本知事と平松市長が雰囲気悪い感じで参加してたそうですが・・・ 大阪のためを思うなら、仲良くしなくとも、協力し合わないとね。「大人げない」という言葉は、実は「大人だからこそ」に言い換えた方がいいのかも。

ところで、花火ってそもそもどこの国?
花火といえば→火薬、火薬といえば→爆竹を思い出す中国だそうです。

久しぶりに浴衣を着てでかけると、浴衣を着ているのは10歳代の女の子かせいぜい20歳代まで。髪に大きな花つけて、帯にはふわふわ帯をつけるのが流行りらしく、みんな若々しく着こなしてます。私もふわふわ帯をつけたいところですが、アラフォーでもつけていいんでしょうかね~

花火のあとは混雑をさけて帰るために、中津のスペインバル「カサミラ」に繰り出しました、目的、そっち?!

カテゴリー 学会なんですが・・・

2011年08月07日 | 学会

やったらなんで、この写真?と思うでしょ?

実は、6月8日 日韓整形外科学会に行くため関西空港からアシアナ航空を利用したんですが、関空のラウンジに東方神起のチャンミン(写真、右から2番目)がいたんですよ~ すぐそこに!

でも、私はチャンミンって誰?レベルだったんで、(しかもラウンジで騒ぐような人もいなかったので・・・)芸能人なんかな~とぐらいにしか思ってなくて、それにしても彼の鼻をみると、ダウンタウンのまっちゃんのMR,ベーター(古いね~)、外人のものまねをするときにつける「つけっぱな」を思い出すぐらい目の間の鼻筋高い。

さておき、飛行機にのっても、彼に握手を求める人が絶えず、インチョンについても、まわりをうろつく女性たちが。
(あの人、有名な芸能人なんやな~)、とだんだん気になってきて、ついに、インチョンで荷物待ってる時に見知らぬ韓国人マダムに聞いてみると
「トンバンシンギ」

あ、そうやったんや~ 東方神起さえ顔がわからない私は、今後、だれをみてもわからないことでしょう・・・