goo blog サービス終了のお知らせ 

大阪での毎日

整形外科の仕事&「職」ではなく「食」へのこだわり

コスプレで有名なATC

2011年08月29日 | 学会
毎年夏休みに開催される「夏の手の外科セミナー」ですが、去年からは南港のハイアットリージェンシーホテル大阪で開催されるようになりました。

何をするかというと、土曜日の朝から夜は10時まで、そして、日曜日の朝8時から昼まで勉強漬けな1泊2日を過ごすのです。予備校よりハードなスケジュールですね・・
就寝時間が11時の私にとって10時までの勉強はかなりつらい・・・
こうやって土日を使って仕事仲間と時間をすごす、というのは、時代に逆行している行事に思えますが、今年も若い整形外科医たちもたくさん来て、えらいな~と感心します。

それぞれの先生たちが、演題を決めて10分間は発表するんですが、整形外科をやめて弁護士になった後輩も来てて、主に、医療訴訟について発表してましたが、

おもしろいことに「医者不足」がマスコミで騒がれて以来、訴訟も減少傾向にあるようです。それまでマスコミはやれ、医療ミスだの、過剰報道する時代があって、あのときはほんと、仕事がしにくかったです。医療は単に病気をなおすだけはなく、精神的にも患者さんをケアしないといけない、少し特殊な分野なんですが、そういった意味では患者と医者の間に「信頼関係」がないと難しい面が多々あると思います。おかしいと思ったことに不信感をもつことは当然のことだと思いますが、はじめて来たときから不信感を抱かれていては「信頼関係」を築くどころか、患者さん自身、不安を抱いたままの治療がすすんでいきます。

そういった点では、今はたまたまマスコミは「医者不足」を一生懸命報道してくれるので、「医療ミス」時代よりもはるかに助かります。

ところで、自分の分野とはまったくかけ離れていたので知らなかったんですが、南港にあるATCというモールは、(写真手前)
今ではコスプレイヤーであふれてます。漫画から飛び出たような若者がうようよ歩いていて、見ているだけで飽きません。ほんと、若いっていいですよね~