大阪での毎日

整形外科の仕事&「職」ではなく「食」へのこだわり

久しぶりの仕事の話でしょうか?

2008年06月29日 | 仕事
最近、骨折して他の病院で治療したけど、うまく治らなかったという患者さんの手術をする機会が増えきました。こういった手術自体はやりがいがありおもしろいのですが、患者さんにとったら初回できちんと治るにこしたことがないので、気の毒です。一旦変形して治ると、2回目の手術の方がはるかに大変です。

先日も指の骨折の患者さんがきました。
その方は整骨院で治療を行ったんですが、固定の仕方がよくなく、骨はちゃんとついたんですが、全く曲がらない指になってしまったのです。整骨院ではレントゲンをとれないので仕方ないんでしょうが、折れる場所や折れた程度によりさまざまの固定法があります。

結局、手にしては侵襲の大きな手術をすることになったんですが、患者さんはしきりに「もう少し早く整骨院ではなく病院に来てれば・・・」と言います。

前医を批判し患者さんに「そうですよ~ もっと早くきてくれたらこんな手術しなくて済んだのに」と内心思ってても、前医を批判して得るものは何もないらしいです。

これは私の師匠でもあるPro.Pennigの教えですが、「前医を批判しても、これから治そうとしている患者にとってマイナスになるだけ。恨みがあるとこれからの治療がうまくいかない」

先日も、うちの病院の先生がした処置に文句をつけ、患者さんを送り返してきた病院があります。どの処置がbestであったかなんて、この患者さんの場合、今のところなんとも言えないんです。でも、前医を批判することで、自分を信頼させるやり方はあまりいい先生ではないと思います。

ひとのふりみてわがふりなおせ。の精神でがんばりたいと思います。

第5弾 東京スイーツめぐり

2008年06月29日 | 東京グルメ
今月は表参道にあるPIERRE HERMEへ。
本店はもちろんパリ。

東京というところは、世界各国のものがその国まで行かずして手に入るすごいところです。日本人の「もの、食」へのこだわりは計り知れないものがあるんでしょう。

表参道(渋谷のそば)の店は、店自体が宝石箱みたいな店で、店内もゆったりと作られてます。

今日は甘いものの気分だったので、モンブランを選択。

評価:濃厚すぎ。紅茶と食べましたが、渋~いお茶があればちょうどよかったかも。友人が頼んだ定番の「イスパハン」はローズのマカロンンにフランボアーズがのっているさっぱり系で定番だけあって、イスパハンにすればよかった・・・
パリに行けば必ずケーキ屋「ラデュレ」に行く私ですが(といっても、数回ですが・・・)、パリといえばPIERRE HERMEとラデュレ。でも、ラデュレの方が私好みやな、あっさり度が。

東京駅で困ったら

2008年06月29日 | 東京グルメ
東京でごはん食べるのにどこにしよう?と迷ったら東京駅そばの「TOKIO」が便利です。比較的リーズナブル、といっても、大阪よりは2割り増し?!な店がいろいろあって、どれも雰囲気がよく、私たちたがよく利用する場所です。

本日は3回目の来店となった、スペインバル「BAR de ESPANA MUY」へ。その前にB1Fにあるベルギービール屋「ベルジアン ビア・カフェ アントワープ セントラル」でちょっと1杯と思ったんですが、満席。雰囲気は本当にヨーロッパの居酒屋風で、しかもアントワープ?!ってまたマイナーな地名つけたんやな~とちょっとマニアックさを感じます。

で、大阪ではよく食べていた串かつが食べたくなり、TOKIA B1F「串あげもの 旬S」へ。串かつ屋でおいしくない店に当たったことないけど、ここもおいしかったです。

で、スペインバルへ。
ここは写真どおり、うなぎの寝床のような長細い作りで、これぞ東京!と感じさせる大阪にはないおっしゃれ~な店なんですよね。で、厨房には元気な西洋人が一人働いていて、旦那様はスペイン料理だけに絶対スペイン人や!と言ってましたが、イタリア人でした。(本人証言)

東京にはまだまだおしゃれな店がたくさんあります。味・値段重視の大阪とはちょっと違う東京の洗練さをもう少し堪能したいと思います。

東京ミシュラン☆つきレストラン

2008年06月22日 | 東京グルメ
今回は恵比寿にある和食の店「すがわら」に東京在住の友人と行って参りました。恵比寿駅から店まで歩いて300mなんですが、たどり着くまでに「あ~ここも行ってみたいな、」と思う店もちらほらあり、また、雑貨屋さんとかもよさそうで、寄る時間がなかったのが残念でした。

すがわらに7時15分に到着したら、店は私たちだけ。え?!と思ってたら8時には予約客で満席に。ここは知らないと来れないちょっと穴場的な店です。

料理は家庭料理。これといって高級素材を使ってないんですが、ボリューム満点で最後のごはん、これがまた漬物もめちゃおいしいのにもうおなかいっぱいで。ちょっとカウンター席が狭くて窮屈だったのを除けば、また行ってみたいお店です。でも、残すのはもったいないし料理人に悪いので、大食いの人と一緒に行きたいもんです。

すがわら
渋谷区恵比寿南2-19-12
03-3793-0281

みなとみらいを満喫

2008年06月22日 | グルメ
日本麻酔科学会が横浜で開催されました。私は整形外科医なので関係ないんですが、親友である女医さんが大阪から横浜へやってきました。
じゃ、以前から泊まってみたい!と思っていたホテルへ一緒に泊まることにしました。決まってからこの日が来るのが楽しみでした、るんるん。

学会場である「横浜パシフィコ」にも近い「横浜ロイヤルパークホテル」といって、みなとみらいでは一番高いランドマークタワーの中にホテルはあります。ここのラウンジ「シリウス」が眺めがよくいい!という情報を以前より聞いてました。ぜひ行きたい~

まずはホテルへチェックイン。49階?からがホテルでうわさどおり景色が抜群にきれいで、横浜の球場も上から覗く感じ。しかも今回はクラブフロアといってさらに上層階の部屋を取っていたので、チェックインとともにクラブフロア専用ラウンジでカクテルサービスが!!ひとときのセレブ気分を味わった後、横浜中華街へ。

3月にも行った水餃子が有名な中華料理「山東」へ。
今回も並んで食べましたが、前回より感動が薄いかも?!ちょっと油っこかったかな?でもまあ、相変わらず流行ってました。ぜひ、中華街へ起こしの際は1度行ってみてください。水餃子専用のたれがまたおいしいのです。

そしてホテルに帰ってきた後は「シリウス」へ。
平日というのに結構、お客さんが、みんな平日から優雅やね~と感心。ここのバーでは食事もできるんですが、また何かの記念日には旦那様ともう一度来て見たいですね。

外科医は技術ではない?!

2008年06月08日 | 仕事
先月、NHKの「英語でしゃべらナイト」に心臓外科医・須磨久善先生が出演されてました。今では超有名人。日本や世界で難関心臓手術を多数こなされ、「医龍」や「チームバチスタの栄光」の監修も行っているのだとか。実は、私の大学の先輩?!だったんですね。

ところで、番組でのインタビューで私にとって印象深い会話がありました。

手術で一番大事なことは「技術」よりも「術前にさまざまな状況を想定しイメージすること」とおっしゃってました。

ん~ 重たい言葉。

今まで教えてもらいながら手術をしてきた立場から、一人で手術する立場に変わってきて、うまくいかない場合、予想外のトラブルが起きる場合、など、患者さんの疾患によって100人いれば100通りの手術が必要な状況に出くわします。

そんなとき、「さまざまな状況を想定しイメージ」が術前に十分できてないと、手術はうまくいかないし、これが十分できると手術もうまくいきやすいんだと思います。

患者さんは私を信頼して?かどうかわかりませんが、もしかしたら、いや、結構な確立で家が近いからという理由でたまたま私に手術されることになっている方がほとんどとは思いますが、でも、手術するからには信頼して手術を受けてくれることを思うと、術前の勉強はやりすぎて困ることはないのでしょう。

須磨先生の言葉を肝に銘じて精進していきたいと思います。

第4弾 東京スイーツめぐり 続き

2008年06月04日 | 東京グルメ
代官山で汗をかいた後、じゃなかった、ケーキを食べた後、尾山台にある「Au Bon Vieux Temps オーボンヴュータン」これは直訳「良き古い時間」です。やっぱ気になりますよね~店の名前の意味。もっとわかりやすい名前にしてよって思うのは私だけではないはず!

尾山台ってどこ?!
自由が丘ってのが、渋谷から西にあるんですが、尾山台は自由が丘のちょっと北。超金持ちが住んでいるという世田谷区です。芸能人とかたくさん住んでいるんだとか。

このオーボンヴュータンもフランス菓子の老舗的な店らしいんですが、小さい店にものすごい客。そして店員は男性のみ!というちょっと異様な雰囲気が気になりました。「自由な時間」作者に言われて気づきましたが、ケーキ屋というと、かわいい女の子の方が似合うかも。

ケーキはチョコ系を持ち帰りしましたが、おいしいかったな。

今までの回った店の中で一番のおすすめは自由が丘の「パリ・・・」(詳細は2月17日参照)ですかね~

第4弾 東京スイーツめぐり

2008年06月04日 | 東京グルメ
初回は六本木、2回目は自由が丘、3回目はたまプラーザときて、今回は代官山です。

20歳の頃に代官山を歩き回って疲れ果てたことを思い出しました。

Il Pleut sur la Seine「セーヌでの雨?」と直訳するんでしょうか?フランス語は全くわからないんですけど、だれかわかったら教えてください。
とまあ、長い名前の店なんですが、「自由な時間」の作者いわく、フランス菓子の巨匠の店らしいです。

ここにたどり着く前にちょっとした運動?!という名の、つまりは迷ってやっとたどり着いただけに、ものすごくのどが渇いて、いつもの私ならチョコ系のケーキにホットコーヒーのセットなんですが、まずは水を一気飲みし、アイスコーヒーにこの、さっぱり系のケーキにしてしまいました。

ケーキはフランス風と和風がちょっと入った昔ながらの日本のケーキという感じ。懐かしい味がしました。でも、私は超洗練されたフランス風がやっぱ好きかな。