大阪での毎日

整形外科の仕事&「職」ではなく「食」へのこだわり

医者の家族ががんになったら

2011年09月21日 | 仕事
先日、幼稚園からの同級生から電話が。

医療関係者以外の友人から電話がくるときは必ずといっていいほど「病気の相談」
しかも、そのほとんどが専門外・・・

内容は自分の父親が「がん」になって、それまで口を酸っぱくして
検診を受けるように言ってたのに、受けなかったことが悔やまれるということ、

そして、

担当医師があまりにもたんたんと説明するので、果たしてその医者の家族が「がん」になったときも
そんな対応をするんだろうか?という疑問?というか、やや憤り

でも、その医者の提供する医療には満足しているようで。

そういわれると、私の患者さんで、私が直接がんを宣告することはあまりないですが(専門が整形外科なので)、
初診でみてこれは手術しかないか、と思ったときには たんたん、と説明しているのかもしれません。

病気を見慣れている、ということもあるし、治るものは治す、だめなものはだめ、という知識がある、といった点で
患者さんと医療者側のギャップはあるんでしょうね。

さて、自分の家族に対して医者がどうなんや?という質問ですが、医者によって十人十色ではあると思いますが、
私は、患者さんの治療選択で悩んだとき「自分の家族やったらどうするか?」
を考えなあかん、と教えられ、そうしてきたつもりですが、最近、一概には難しいな、と思うようになりました。

なぜなら、自分の家族はお互いに絶対的な信頼があり、その上で治療をする、つまり、
何が起きても納得してくれる、という関係があるからです。

研修医の頃、ものすごい有名なカリスマ性のある先生の元で仕事をしていると、
患者さんは足を治しにきているにもかかわらず、命をも預ける勢いで入院してきます。
そういった患者さんが一番幸せなんじゃないでしょうか~


ラ・ベ

2011年09月16日 | 大阪グルメ
リッツカールトン大阪といえばフレンチレストラン「ラ・ベ」
ミシュラン★一つ星です。

今までは必ずコースを頼んでましたが、あまりの量にしくはっくしてしまうので、
アラカルトにしてみました。

まずは、シェフからのサービスで
   

3種類のおつまみ、食感がいい。

さらにつきだし?!かな
   

ここからが、頼んだ前菜、「サバの紅茶燻製 レフォール入り鰯のクリーム サラダとコリアンダー風味のブルグールを添えて」
   

燻製されたサバがおいしすぎる・・・

次に、ビシソワーズにトリュフ付、
  

思いのほか、濃厚でスープというより、ムースに近いかな~

最後は「オマールブルーのロティ 滑らかな菊芋とほろ苦いカカオのジュビスクとカルダモンのエミュルション」
  

これも結構濃厚で、濃厚さがビシソワーズに引き続き・・・という感じで、急激に
おなか一杯になりすぎて、デザートにたどり着かず。

サービスのデザート
   

やっとさっぱり~

アラカルトでせめる、というのも、なかなか難しいですね~
メニューみても、素材はなんとかわかっても、わからん単語が多すぎて、料理が創造できないだけに、
今回のように濃厚×濃厚、な組み合わせとなる危険が。

そう考えると、やはりコースがよく考えられていていいのかな~

リッツカールトン大阪

2011年09月12日 | ホテル
ホスピタリティにあふれたサービスでいつも癒してくれるリッツですが、
今年もやってきました。

まずは、クラブフロアーのラウンジでお茶をしながらチェックイン
   

夕飯のことも考え、食べたいデザートを最小限に吟味して持ってくると、
「おめでとうございま~す」って
   

こんなケーキをさらに持ってきてくれました・・・
うれしいけど、このケーキがあとあとまで響くことになろうとは。

さらに部屋にはこんなお祝いのお菓子まで、
   

ほんまに至れり尽くせりってこういうとき使うんやな。

照明を落としたロビーに華やかなピンク色の花、なんとも粋やね。
   

フレンチ「ミッシェル・トロワグロ」

2011年09月09日 | 東京グルメ
ハイアットリージェンシー東京にあるフレンチ、「ミッシェル・トロワグロ」
去年はじめて来て感動!こんなすばらしいフレンチが食べれるならフランス行かんでもいいやん、ぐらいの絶賛ぶりでしたね。

まず、3種類の突出し(フレンチではなんという?)
   

前菜は、アスパラガスのイカ墨、パプリカ、パセリのソースでキャンパスのようです
   

舌平目
   

次は鳥の胸肉でしたが、いまいちだったので省略

桃のソルベにジョコラジンジャーピスタチオ
   

最後にプチデザート
   

グラスワインも5種類ほどあって、かなりおいしかったです。またまたほろよい気分で大阪へ帰りました。ごちそうさまでした。

あ、そうそう、でも、はじめて行ったときのような感動がなくなっていて、やっぱ2度目、というのは期待が大きすぎるからでしょうかね~

東京駅が復活します!

2011年09月08日 | 旅行
1914年(大正3年)に創建された東京駅ですが、1945年(昭和20年)、戦災により南北のドームと屋根・内装を焼失したらしく、戦後、3階建ての駅舎を2階建て駅舎に復興したそうです。
そしてこのたび、外観を創建時の姿に忠実に再現するのはもちろんのこと、さきほど述べた、巨大地震にも耐えうる「免震工法」も施工するそうです。

今の状態は
   

こんな感じで、ドームがちょびっと見えるだけで、ほとんどその姿が隠れています。

そこで、上から見たら
   

こんな感じなんですよね~

駅舎、といえば、ドイツに住んでいるときに、宮崎駿の「ハイジ」をみていたら、ハイジがフランクフルトの駅に連れてこられるシーンがあるんですが、そのフランクフルトの駅舎がほんまもんを忠実に描いてて、あらためて宮崎駿アニメのすごさを実感しましたね~

研究会 in 東京帝国ホテル

2011年09月08日 | 学会
今回は東北大学整形外科教授による「肩関節の診察」についての講演を聴きに東京へ来ました。

手の外科医、となると、肩関節も含む?含まない?、厳密には含まないんですが、やはり「上肢」というひとくくりで肩の病気も紹介されてきます。知れば知るほど奥が深い肩関節ですが、ほんとうにわかりやすい講義で集中して聞くことができました。

最初のつかみのスライドは震災のときの様子で、免震構造でない古い医局(医者の職員室)がある建物は見事にぐちゃぐちゃに本棚や机が倒れまくってますが、免震構造を施した病院は全く無傷だった写真が衝撃的でした。

ハイアットリージェンシー大阪 「天空」

2011年09月08日 | 大阪グルメ
3年前にはじめて訪れた「天空」
南港にあるハイアットの中華料理です。


28階で景色は海、というロケーションも抜群。

ランチは飲茶ブッフェもしているためか、女性客が多いです。

3年前、南港にこんなおいしい店があるのか~と感動した割に、今回は2度目だからか、それとも、味が落ちたのか、はたまた、私の体調が悪かったのか、前回ほどの感動はなく・・・



料理はこんなかんじで、中華やけど、フレンチのような見た目もすばらしいんですが。

帰ってきて気になったので、いろいろと調べてみると、香港のシェフがいなくなってる?!

全体としては全然おいしいんですが、ちょと残念でした。