今年の1月から勤務した横浜の病院ですが、今月いっぱいで退職し、大阪に戻ることになりました。7ヶ月と短期間でしたが、職場で送別会を開いてくれることになりました。久しぶりの宴会ということで、盛り上がり、楽しい会となりました。ありがとうございました。
ところで、横浜も大阪も同じ日本。違いがあるとは思ってませんでしたが、世界が狭くなってきているこの時代でも、結構違いがありました。
やはり言葉の違いって大きいんですよ。特に病院なんで、不安でくる患者さんが多いなか、地元のことばで話すのが一番患者さんとしては安心するのではないかと思うんですよ。ところが、私のこてこてな大阪弁となると、どうだったんでしょうか。しかも、老人、子供は大阪弁ではなしかけるとちょっとわかってない風?!なときもあったので、極力語尾を「・・やねん、・・あかんやん、・・してや」は避け、「・・でしょ、・・だめでしょ、・・してよね」とちょっと努力してみました。でも、イントネーションまではなおせません。
あと、かなり驚いた違いといえば、アンケートです。
手の手術が終わって、外来通院も終了となったとき、患者さんがいかに満足したというアンケート(専門用語ではDASH score)をとります。たとえば家事が問題なくできたか、それも支障があったか?ということを5段階で30項目答えてもらいます。
結果をみてびっくり!関東の患者さんはめちゃくちゃ評価が高いんです、関西人に比べると。たった半年で私の手術の腕前がそんなにあがったとは思えないので、つまり、遠慮してるんですよね~ 関東の人って。
関西では「あんた、友達やった?」と思うくらいはじめから馴れ馴れしいのが珍しくない患者―医者、の間柄ですが、関東では半年たってやっと本性現る!みたいなところがあります。ちょっと内気なんですね。
半年で病院をかわってしまうと、今まで治療してきた患者さんを中途半端に他の先生に診てもらうことになり、患者さんからしても、捨てられたような?まあ、中には先生、かわってよかった・・・って思ってる人もおられるかもしれませんが・・・ちょっと自分の中でも無責任で気が引けます。もっと責任がない若い頃なら短期間でもいいと思うのですが、もう医者も10年を過ぎると、患者さんをなるべく最後まで診ていきたいと思うようになりました。中には「転勤する場所を教えてくだされば、ついていきます!」とうれしいことを言ってくれる患者さんもいましたが、さすがに「大阪ですよ」というと「・・・」。
本当に、最後まで診れなかった患者さん、申し訳なかったです。
ところで、横浜も大阪も同じ日本。違いがあるとは思ってませんでしたが、世界が狭くなってきているこの時代でも、結構違いがありました。
やはり言葉の違いって大きいんですよ。特に病院なんで、不安でくる患者さんが多いなか、地元のことばで話すのが一番患者さんとしては安心するのではないかと思うんですよ。ところが、私のこてこてな大阪弁となると、どうだったんでしょうか。しかも、老人、子供は大阪弁ではなしかけるとちょっとわかってない風?!なときもあったので、極力語尾を「・・やねん、・・あかんやん、・・してや」は避け、「・・でしょ、・・だめでしょ、・・してよね」とちょっと努力してみました。でも、イントネーションまではなおせません。
あと、かなり驚いた違いといえば、アンケートです。
手の手術が終わって、外来通院も終了となったとき、患者さんがいかに満足したというアンケート(専門用語ではDASH score)をとります。たとえば家事が問題なくできたか、それも支障があったか?ということを5段階で30項目答えてもらいます。
結果をみてびっくり!関東の患者さんはめちゃくちゃ評価が高いんです、関西人に比べると。たった半年で私の手術の腕前がそんなにあがったとは思えないので、つまり、遠慮してるんですよね~ 関東の人って。
関西では「あんた、友達やった?」と思うくらいはじめから馴れ馴れしいのが珍しくない患者―医者、の間柄ですが、関東では半年たってやっと本性現る!みたいなところがあります。ちょっと内気なんですね。
半年で病院をかわってしまうと、今まで治療してきた患者さんを中途半端に他の先生に診てもらうことになり、患者さんからしても、捨てられたような?まあ、中には先生、かわってよかった・・・って思ってる人もおられるかもしれませんが・・・ちょっと自分の中でも無責任で気が引けます。もっと責任がない若い頃なら短期間でもいいと思うのですが、もう医者も10年を過ぎると、患者さんをなるべく最後まで診ていきたいと思うようになりました。中には「転勤する場所を教えてくだされば、ついていきます!」とうれしいことを言ってくれる患者さんもいましたが、さすがに「大阪ですよ」というと「・・・」。
本当に、最後まで診れなかった患者さん、申し訳なかったです。