大阪での毎日

整形外科の仕事&「職」ではなく「食」へのこだわり

本音

2013年07月25日 | 仕事
先日、80歳なかばのお年寄りが紹介されて外来にやってきました
指先のしびれが気になるらしく、手根管症候群という診断には
違いないんですが、症状が軽いんです。

ただ、この病気はゆっくり進行していくことが多いので、
若い人なら予防的意味も含めて手術をすすめるんですが、
80歳なかばともなれば、正直、その人にとって日常生活に
支障きたすまで生きてるかな~
しかも、今、あんま困ってなさそうやし~

ところがその患者さん、私の心を読めるのかして
「先生、私、まだまだ生きると思うんです!ぜひ手術してください!」
お~!!すごい積極的というか前向きやな~
80歳なかばでまだまで生きるっていったい何歳なんやろ?!

でも、どうせ生きてるんやったら、この人みたいに生きた
方が楽しいやろね


肉食女医

2013年07月16日 | 仕事
先日、とある整形外科の女医が再婚したという話題で
職場の上司とだべってところ、
1回も結婚していない女医が多い中、再婚ってすごいな~的な。

ふとそこで整形外科の男性医師が
「整形外科の女医って仕事内容も肉食やからか
男に対しても肉食傾向やな」・・・

ん~ たしかにそう言われると、私の周りの整形外科の女医の結婚率、
内科とかに比べたら高いかも。

意外な盲点やったわ。



伊万里 in 佐賀

2013年07月12日 | 旅行
佐賀県の武雄温泉から伊万里まで足をのばして





ちょうど風鈴祭の時期で、どこのお店からも風鈴の
涼しい音色が聞こえてきます



つい、買ってしまった、風鈴。

有田焼といえば白磁なんですが、元々中国で生まれた技術です
その当時、白磁はヨーロッパでもすごい人気で、この技術があると
大金を稼げたそうです。

伊万里でも豊臣秀吉の時代に、朝鮮から陶工を連行し、陶磁器の製造を
開始したそうです。
17世紀半ばになると中国が一時期、陶磁器の輸出をできなかったため、
ヨーロッパから伊万里に買い付けにきたそうです。

ドイツのマイセン、といえば超有名な食器ですが、当時の王様も
白磁の技術を解明するために、学者を幽閉して研究させたほどです。
そうやってアジアに少し遅れた18世紀にはヨーロッパにも白磁が誕生
したそうです。

マイセンの食器ってどこかアジアっぽい理由はこういった
歴史があったからそうです。

ついつい、伊万里に長居してしまい、空港までナビを設定したら
到着予定時刻が飛行機の離陸時刻でした・・・


武雄温泉 竹林亭 in佐賀

2013年07月11日 | 旅館
久留米での学会が終わるやいなや、九州の友人と5年ぶり?!の再会
積もる話が多すぎて、ナビの設定もめちゃくちゃ・・・

なんとかたどり着きました、竹林亭。

部屋からの眺め



仲居さんにもうすぐ他のお客さまも来られるので外には
あまり・・・と怒られ?!



以前に天皇陛下夫妻とその後、皇太子夫妻も来たそうです



風呂のあとの休憩所でまずビール一口
この1杯が一番おいしいわ



近かったらもっと頻繁に行きたいのにな~

夕食は写真の余裕なく、朝ご飯です、これ↓


第39回日本骨折治療学会

2013年07月09日 | 学会
久留米市の石橋文化会館で開催された骨折治療学会ですが、



会場が点々としていて、行くまではめんどくさいな~
と思ってましたが、会場と会場の間はきれいなガーデンで繋がっていて
逆に歩くのが楽しみになるぐらいです



私の発表は、写真の先に小さく見えている美術館。
なんか素敵やわ

今回の学会は至る所に気配りのある学会で、
たとえば、久留米名物B級グルメ屋台がいつでもたべれるようになっていたり







駅と会場の間にシャトルバスを出してくれたり、などなど

ところで、今回の特別講演は久留米大学精神科教授の
「外傷とPTSD」



数年前に愛媛県の水産高校の学生さんたちが舟の事故にあったときに
いかにみんなの心が病んでしまったのか、など、外傷や事故を
よく扱う私たち整形外科にとって役立つ講演をしてくれました。

事故で亡くなられた学生さんのご冥福と残った学生さんたちの幸せを
祈るのみです。

筑後船子屋温泉 樋口軒

2013年07月05日 | 旅館
第39回日本骨折治療学会は福岡県久留米市で開催されました。
久留米は学会を開催するには少し小さい町のようで、ホテルは満室

時間的余裕がある学会前日は久留米からさらに南下した
筑後船子屋の温泉宿に宿泊

新幹線の駅ができたためか、在来線の駅もぴかぴか
タクシーいるかな~ って心配になるほどのどかな駅。

宿の建物が古く、大丈夫か?と思ったけど、中は改装されていて快適





平日のためか風呂は貸切状態
まだ発表もせんうちから疲れを癒す

一人で旅館とまるってよう考えたらはじめてやけど、
さすがに食事中は暇すぎて新聞かたての食事となりました~





かぼちゃの茶わん蒸し



どれもこれもまず、見た目がすばらしい!
毎度のことながら「甘すぎる感」が私の不満なところでしたが、
すごく凝ってて料理に愛情さえ感じました~

ソウルB級グルメ 冷麺

2013年07月04日 | 韓国グルメ
ソウルで一番評価の高い水冷麺と言えば「乙密台(ウルミルデ)」



すごい行列!

看板には「冬もしてます、平壌冷麺 手打ちです」



ここのスープはものすごい薄味で麺は韓国で食べる麺の割には太目



薄味やけど、セットででてくるキムチで味を調整すると抜群にうまい~!!

今回のB級グルメにはずれはないな。

ソウルB級グルメ タラスープ

2013年07月03日 | ソウル
日韓整形外科もいいけど、その後には必ずソウルに寄りますよ~

今回はソウルのB級グルメを食べつくす!

初日は「ムギョドン プゴクッチ」
ムギョドンは町名ですが、今回も宿泊したウェステン朝鮮(明洞)のすぐそば



ガイドブックの地図の場所が微妙に間違ってて、ちょっと探しました
が、あきらめずに探してよかった~



このブログ書きながらもすでにまた食べたい
ただのスープにごはんなんやけど、これがおいしい!
食べ放題のキムチさえおいしい



このやさしい味は、朝昼晩問わずにいつでも食べれるな~

扶余プヨ(韓国)を歩く

2013年07月02日 | 学会
日韓整形外科学会2日目が終了後、プヨの観光へ。
プヨは538年から660年までの約120年間、百済最後の都(3番目)があったところ。
ぜひ行きたかったのが「ソドン公園」内にある「宮南池(クンナンジ)」



これは、百済の武王が作った、韓国で最初に造られた人工池です。
「日本書紀」によると、宮南池の造形技術が
日本の造形に影響を及ぼしていると記述されているそうですよ。
ドラマのロケ地としてもよく使用される美しい場所です



蓮がびっくりするぐらいたくさん生息しているんですが、
7月が見ごろらしく、まだちらほらしか咲いてませんでした



宮南池(クンナンジ)からやっとの思いでタクシーをひろい
プソサンソン扶蘇山城へ。
ここは百済の時代に王宮があったと推定される場所で、小高い丘になってます



小高いと言いながら、この蒸し暑い中、結構しんどい・・・
この時代はまだ自然の要塞を使用するところをみると建築技術がまだまだやったんやね。

登っていくと寺があって、そこには百済の活躍した3人衆の絵が飾ってます。
この人は「ケベク将軍」



緑がきれいですが、足はへとへと





百済が滅びたときにこの丘から川へ身を投げた宮女を
花が散るようだった、ということで「落花岩」という名前が
ついたそうですが、その岩の上にある展望台



その宮女たちの死を弔うために建てられた寺(岩の下)



この寺から観光船がでてて、その落岩花がみれるんですが、
まあ、乗らんでもいいかな、ってな感じ。ただ、また山を
引き返すこと考えると舟にのることを勧めます。

日韓整形外科学会レセプション2013

2013年07月01日 | 学会
初日に発表も終わり、夕方からビアガーデンでレセプション

まずは韓国の伝統芸能、ノンアッ(農楽)ではじまり



韓国の伝統楽器の四重奏
なんか中国の「女子十二楽坊」っぽい?



最後の曲は2012年、世界で大人気となったPSY(サイ)の「江南スタイル」
を弾き出したら、出てきました~ ニセPSY



今回この学会を主催した忠南大学の整形外科医らしいですが、
PSYの踊りがめちゃ上手くて大いに盛り上がりました。