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大阪での毎日

整形外科の仕事&「職」ではなく「食」へのこだわり

手外科の敵:組体操

2014年06月16日 | 仕事
この時期に運動会する学校、増えましたね。
運動会といえば組体操

ニュースで組体操賛成派の学校教師 VS 反対派の大学研究者のコーナーがありました

教師の言い分は、集団で一つのことを成し遂げることが大切、教え方次第で危険は
回避できる・・・の意見

一方で大学研修者は小中学生の事故のNo.1が跳び箱、No.3が組体操。しかも組体操による
身体的習得の意義がない・・・の意見

肘や手首を毎年、運動会の時期に治療している私からみたら、
「いい加減、組体操、抹殺してほしい

普段から運動している子ならばまだしも、まったく運動していない筋力ない子が
馬の姿勢で何分も~ そりゃ、倒れるし、骨も折るよー 倒れた子が骨折れるんやったら
まだしも、崩れて上にいる子が犠牲になったりで、親同士も微妙やしね~

実は、子供の肘の骨折って、整形外科でもあまりしたくない手術の上位にあげられます。
子供の骨折、というだけで受け入れない病院もあるぐらい。

というのも、一般的にはたがが骨折と思われがちですが、骨折が軽度であっても、肘変形が残ったりする
場合もままあるんですよね~

どうしても組体操したい!って言うんやったら、運動会の3か月前から
全員腕立て伏せを毎日100回するぐらいの努力してるんやったら、緊急の
骨折の手術もwelcomeですよ

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