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大阪での毎日

整形外科の仕事&「職」ではなく「食」へのこだわり

アルハンブラ宮殿(スペイングラナダ)

2013年10月07日 | ポルトガルスペイン2013
アルハンブラ宮殿、なんかいい、と聞いていただけで来ましたがよかった~



まず、事前に予約していないと絶対入れませんのでご注意を。
しかも、チケット交換の場所から宮殿入り口まで結構遠いのと、予約してても
チケット窓口で待たされる上、宮殿入場時間も結構ちゃんとチェックされるので
チケット窓口には予約時間より1時間前には行った方がいいかも。

これ一番有名なアラヤネスのパティオ



アルハンブラは元々は城塞都市で、いろんな時代に建てられた
様々な建築物の複合体であったそうですが、
700年以降にイベリア半島全域がイスラーム圏になりました



<ライオンの中庭>


11世紀前半から、キリスト教徒の勢力が増してきて、イスラーム圏は、
グラナダを中心とするアンダルシア南部地方のみとなりました。
この時期、グラナダを首都としたナスル朝(1238年 - 1492年)の時代にアルハンブラ宮殿を拡張したそうです



天井に施された彫刻は、いわゆるムカルナスと呼ばれる形式の鍾乳石飾りの天井装飾だそうですが
実際みないと私の写真技術ではすごさが伝わらんね




ついに1492年、カトリックによってグラナダが陥落



アルハンブラ宮殿は現在スペイン屈指の世界遺産であり、
これが元はスペインに屈服させられたイスラム教徒の宮殿。

<今もイスラムの名残がたっぷりのアルバイシン地区、宮殿から>


即ち、現在のスペイン国家はカトリック教国やけど、現実には
スペインをスペインたらしめる数多くの文化がイスラムにその多くを負っている複雑な感じやね。