犬の散歩

見たこと、聞いたこと、感じたこと、思ったこと

ススキの穂が風に揺れる

2014-10-15 07:37:16 | 日記


 6時15分に犬の散歩に出掛ける。今日は水曜日。

 丘陵の頂越えのコースを歩く。空は曇っているが気温はかなり下がっているようだ。それはつまり犬の元気の元でもある。

 参道の黒松並木の剪定は大分前に行われたのだが、その剪定された小枝に付いている松の葉が白っぽくなって歩道に散乱しているのに気が付いた。扇子を半開きにしたような形である。

 国道を渡り大きな川沿いの道を東に向かい踏切を横切ると左手にアパートがあるが、そこに花壇があって黄色のヒガンバナが今を盛りと咲いていた。クリーム色などの淡い色ではなくしっかりとした黄色である。花弁の形状など普通のヒガンバナと違って縦に伸びている。

 川岸にはセイタカアワダチソウが黄色の花を咲かせている。それより高いススキが少し垂れた穂を風に揺らしていた。

 川の上空を2羽のウが上流に向けて飛んでいた。そこにヒヨの3,40羽の群れがその間に割って入った。ウは一旦は分かれたがヒヨが飛ぶ方向を常に変えているので離れて行ったら、また元のように横に並んで飛んで行った。上空には100羽以上のヒヨの群れが横に広がって飛んでいた。先頭に立つリーダーは常に変わっている。何か体系的な組織があるのだろうか。下から数十秒群れの動きを見ている限りではすべて偶発的に見える。無目的に見える上を下に下を上に右を左に左を右になどの動きも結局は南を目指すことになるのだ。それまでの遊び、ゆとりの時間なのだろう。

 丘陵の頂にあるお寺の境内のメタセコイアの葉の色が少し変わってきている。茶色ぽくなっている。植物は芽を出す準備をしているものもあるし、花を咲かせる準備をしているものもあるし、実を結ぶ準備をしているものもあるし、枯れる準備をしているものもある。

 稲刈りの終わった田に残っている切り株からひこばえが伸びて来ていた。

 あちこちでキンモクセイ、ギンモクセイ、ヒイラギモクセイの香りをかぐ。

 7時20分に帰着。




 昨夕の散歩について

 4時半に犬の散歩に出掛ける。小倉から来た親戚がリードを持ってくれた。

 公園の芝にナンキンハゼの緑の実が落ちていた。

 浜は北風が吹いていた。かなり涼しいという感じである。夕日に照らされて工事中の高架道路の上をヘルメットをかぶった一団が一列になって歩いていた。今日の仕事が終わったのだろう。
 あそこに防音壁が設置されるのだろうか。東側は住宅地になっているので必要だろうが、西側は開けておいてもらいたい。海や夕日が見えるからだ。尤もそんなものを見ているようじゃあ運転は出来ないだろう。事故のもとだ。

 浜では2匹にトイプードルを連れた人と出会った。ボールを放り投げて取りに行かせていた。取って戻って来ると餌を与えていた。小波が岸に押し寄せては引いていたが、押し寄せる度に白く細かな泡が浜を覆う。

 突堤で白い犬を連れた人とすれ違った。こんにちはと挨拶をする。

 5時10分に帰着。晩御飯は小倉の親戚が手作りしたロールパンが付いている。犬はこれが大好きだ。スライスチーズを載せたトーストより好きだ。目の色が変わる。言葉を話せと言ったら話すかもしれない。
 我々の食事中侍っていたが一声も発しない。あちこちおこぼれを呉れそうな人の所へ行ったりしてキョロキョロ、ゴソゴソしたりテーブルの上に鼻を付けたりはしていたが。
 行儀が良かったということでサンマの頭や骨を与えた。大喜びである。大人しくしていた甲斐があったというものだ。

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