犬の散歩

見たこと、聞いたこと、感じたこと、思ったこと

ホンダワラがやって来た

2014-03-11 08:10:30 | 日記


 6時40分に犬の散歩に出掛ける。今日は火曜日。

 大きな川の合流点を少し遡った所までのコースを歩く。天気は良く冷え込んでいるが、東風が少しあるためだろう霜は余り見掛けなかった。

 国道を渡り、駅のそばの踏切を横切り東に向かう。大型の商業施設群の間を歩き、途中から左折して川沿いの道を歩く。相変わらず川にはカモがたくさんいて、時々鳴いている。シラサギが2羽物陰にいた。合流点の所に小さなカモが2羽いて向こう岸に向かった。マガモに比べると極端に小さい。コガモより小さく見える。セキレイが鳴きながらこちらの岸に飛んで来た。
 川岸に細い枝を四方八方に伸ばしている大きな木の枝の先、その下は川になるが、小枝を集めた雑な感じの巣があった。空き家のようだが、あんな所で抱卵、育児をするのはかなり大胆な鳥だろう。これから枝枝に葉が付いて姿を隠すに充分な隠れ家になるのだろうか。

 橋を渡り、今度は右岸を歩く。枯草が道の両側にあるのだが、その根元は青く先が枯れているものを見て、指で掻き分けて確かめてみた。ここにポールを打ち、テープで印を付けておいたら再生されているのを確認できるかもしれいない。

 所々、霜がびっしり付いた背の低い草を見た。どこも風が当たらない場所だった。

 右手の田からヒバリの囀りが聞こえる。耕した田にハトが20羽位降り立って何か突っついている。そこへ10羽位が加わる。また、別のグループも。地上はかなりの数のハトが餌を求めて歩き回っている。庭で草を抜いているといつの間にかスズメなどが近寄って来てこちらの様子を窺っていることがある。私が去るのを待っているのだ。根の浅い草でも抜くとヨトウムシが出てくる。地面の中の虫を探り当てるのは多大な時間と労力を要す。だから、土をひっくり返している所は絶好の餌場になり得るのだ。
 耕された田には虫が表面か表面近くに出ているのだろう。

 立体駐車場の手前の電柱の先端に大きな鳥が止まって、ピーピーピーと鳴いていた。全体が白っぽく見えた。ミサゴだろうか。

 川沿いの道から国道に出る頃は後ろからの太陽も少し高くなっており暖かかった。

 8時前に帰着。


 昨夕の散歩について

 4時20分に犬の散歩に出掛ける。

 昨夕の躾が少しは効いたのか、犬は吠えることなく比較的落ち着いて散歩の出発を迎えた。

 北の門を出て参道を神社の方へ向かう。公園に入る。すぐに柴犬を連れた人がやって来た。今、トイレで流したそうだ。我が犬は初めは知らん顔をしていたが、
 「ほら、おばちゃんよ。」と言うと、そちらを見るでもなく草を嗅ぎながら、分かっているという風に尻尾を振り顔を細めた。そして、寄って行った。頭から尻尾まで撫でてもらった。柴犬も我が犬を嗅いだりしていた。
 長くなってはと気遣ってくれて別れた。こちらがかなり忙しいと思ってくれているのか、計画的に行動していると考えてくれているのか、気を配ってもらっていることを感じる。

 グラウンドを通って海岸に向かう。海辺のカフェの駐車場から浜に下りる。
 北西の風が吹いているが天気が良く気温が若干上がっているのもあるのだろう特に寒いとも感じなかった。
 浜にホンダワラが点々と漂着していた。潮の香りがすると感じたが、それにはこの海藻の香りも含まれていた。昨朝ここを歩いた時にはホンダワラは上がっていなかった。その後の満潮の時に打ち上げられたのだろう。木箱(昔のトロ箱に似た箱)の壊れたのや板や枝も海藻の間にあった。
 大きなハリセンボンも浜辺にあった。
 あのヤシの実が見当たらない。昨朝も見なかった。誰か珍しいと記念品のように持って帰ったのかもしれない。また、再び旅に出たのかもしれないが。
 南に行く。風の強さや風向の割に波は高くない。

 浜に下りた所から上がり南に海岸道路を行き左折して高架工事の下を通り、手入れの行き届いた畑を右手に見て左折する。

 グラウンド、公園を通る。公園ではキジバトが地面を歩いていた。2羽いたがどちらも若鳥のようだった。流石に産毛はもう生えていないが、体の大きさや様子を見るとどうしたって成鳥ではない。犬を連れているのに2m位近付いても逃げはしない。こちらが追い越しかかった。丁度、道路側の金網と我々の間に挟まれた位置である。絶体絶命なのに慌てることなく地面を突っついている。これじゃあこの辺りの猫が太るはずだ。もう1羽はその少し前に飛んで先に行っていた。生き残るものと他の動物が生き残るのに寄与するものに分かれるのだろう。
 中道に出て帰る。犬の勝手な行動はかなり規制したつもりだ。それが習慣になって身に付いてほしい。

 5時に帰着。

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