赤紫色のフジが咲いていた

　６時半に犬の散歩に出掛ける。今日は土曜日。

　幼稚園、小学校の前を通るコースを歩く。晴れていて風はない。

　犬は散歩をし始めてしばらくは度々、物を嗅ぐ。全然、前に進まないと少し苛々する位だ。

　小学校の前の畑はチシャがたくさん植えられ大きく育っていた。機械で収穫し機械で梱包するのだろう。１０ｃｍにもならないトウモロコシがこれまたたくさん植えられていた。機械で植えたのだろう。種子からなのだろうか。
　そこから正面を見ると、コースから少し外れるがフジがたくさん咲いているのが見えたので近寄ってみた。大きな木に絡みついているようだ。花は藤色というより赤紫色で人目を引く。仁馬山コースを歩いていた時に途中の電波施設の近くにこの種のフジを見たことを思い出した。あちらの方がスケールがかなり大きかった。

　７時５分に帰着。




　昨夕の散歩について

　４時１０分前に犬の散歩に出掛ける。

　北の門から出ると少し先を若い柴犬を連れた人が公園に向かっていた。

　我が犬は度々、あちこちにお立ち寄りをするのでなかなか距離が縮まらない。歩くこと自体は速いのだが。
　それでも公園の入り口でその人と柴犬は子供たちから質問攻めにあって立ち止まっていたのでようやく追い付いた。
　名前は？歳は？オス？メス？
　子供の知りたいのはそんな所で終わりだ。
　そこに我々は加わった。
　ワア、大きい、犬の世界ではイケメンじゃとか、将来、柴犬と結婚する等と次々に言う。それはないでしょうと言うと、それは分からないでしょうというような顔をした子供がいた。

　ツツジの花にはハチやアブが来るしつやつやした軟らかな若葉には昆虫の幼虫がやって来る。

　公園、グラウンドを通って海岸に向かう。高架道路の下に草を１本見つけた。ここはいつまで経っても草が生えないなと思っていた。
　建物を壊して更地になっている所を何カ所か知っているが、意外な程、早く草が生えてきてぼうぼうになるのを見てきているので、これまで高架道路の下に草が生えてこないのが不思議だった。何か薬剤を使っているのではないかと想像していた。

　海辺のカフェの駐車場の横から浜に下りる。

　・・・
　散歩前、下で犬が吠えるので行ってみた。奥まった所の座布団の上で上を見て吠えている。犬の視線の先に１ｃｍ位の細長い黒い甲虫が白いカーテンに止まっているのが見えた。怖いわけではなかろう。午後、来客があり犬はかなり吠えた。これも怖いからではないだろう。警戒なのだろう。お知らせなのだろう。人に対しては恐怖の感は含まれているかも知れない。
　以前にも犬は虫に対して吠えたことがあった。おそらく単に気に入らないのだと思う。
　・・・

　突堤の先端まで行って戻った。

　４時半に帰着。