7月17日(火)の朝の散歩について
5時10分に犬の散歩に出掛ける。今日は火曜日。
山陰本線を跨ぐアーチ状の橋を渡るコースを歩く。晴れ。
アブラゼミがジルジルと鳴き始めた。それを聞いて時間の縄張りを侵されたと怒ってかすぐにクマゼミがシャアシャアと大音響でジルジルを消し去った。
6時10分前に帰着。
昨夕の散歩について
7時15分に犬の散歩に出掛ける。
夕食後、一寝入りして目が覚めて散歩に出掛けた。一瞬、朝の7時15分ではあるまいかと思ったが、こんなに暗いはずがない。
ラブは勿論、散歩を待っていた。
公園、グラウンドを通って海岸に向かう。ニイニイゼミの鳴き声が続く。
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室内にいる犬は私を見る。
私は午前は我慢させたが、久し振りに電動アシストで立ち寄った考古博物館の説明会から帰ってから犬自身の為か自分の特権の誇示か知らないがエアコンを入れることに決めた。
廊下に寝そべっている犬に少し前にエアコンを入れた部屋に犬を呼ぶと犬はのっそりと立ち上がってやって来た。犬には分かっているのだ。いつか自分に良い状況になることが。そうしてやりたい人物に囲まれていることを知っているのだ。
犬は心地良く過ごしたようだ。こちらは依然として扇風機頼りだが。世の中は広いものでエアコンも扇風機も使わない人が現代もいるそうだ。いくら気候が変わったと言っても以前はエアコンも扇風機も知らない人だけが暮らしていたのだ。
私は長年、A新聞を購読しているが、そこを辞めた人、アフロヘアのI氏が発言を続けているのだが、その人はエアコンも扇風機も使っていないし冷蔵庫も使っていないらしい。つまり電力に頼らない生活を実践しているそうだ。そんなの当たり前の時代もそんなに前のことではない。私が頼りたくなる生活スタイルではあるが、実践している人は頼られたくないかもしれない。
A新聞についてはT氏が政権について厳しく的確な論壇を張っているが、反対的立場とはいえ余りに対象に近付き過ぎている感じがぬぐえない。
ついでと言っては失礼は承知の上だが、K氏のハードボイルド風の米作り体験談は読み応え十分だった。勤務先などが変わったせいか最近、その記事を読むことがなくなった。
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犬は階段から浜に下りた。日没のショーは終わっていたが、浜辺には沢山の人たちがいた。帰るに帰りそびれるのだろう。名残惜しく後ろ髪を引かれる気持ちは何となく分かる。今を続けたい、この後、何かが起こるかもしれないと期待する気持ちが人間には、これから先の長い人には。
犬の写真を撮ってくれる人がいた。また、花火を用意して撮影をしている人がいた。浜に刺した小さなろうそくに犬が興味を示すとこれは食べ物じゃないよと注意してくれる人がいた。少し風があってライターの火がすぐに消えるので火力の調節の仕方を知らなかったようなので教えたやった。
六連島と蓋井島の灯台同様、道を走る車は皆、ヘッドライトを点灯していた。
以前の飼い主が夕方の散歩は夜にしていたと言っていたことを思い出したが、犬も夜の散歩を思い出しただろうか。
8時に帰着。