「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「感動再び」

2010年06月17日 | 趣味・・エッセイ
いろんな思いを巡らし、友と語り・練り、言い尽くせない感動に浸った中学校同窓会から8ヶ月を過ごした。
思い出すだけでも、何かしら甘酸っぱい感情が胸に迫る。

お知り合いで、中学校の教師をされた方が、30数年ぶりに初めての同窓会に出席されるというお話しを小耳に挟んだ。
出席される先生の気持ちと、出席して頂く生徒の気持ち、両方をおもんぱかって、他人事ながら胸が熱くなる想いがする。
なんでだろう。8ヶ月前の自分たちの同窓会に、52年ぶりに再会という女先生が、はるばる船橋から、お元気に出席いただいた感動がそっくり残っているからなのだろうか。

今回出席される元教師の方は、ご自身の手許に大切に保管されている当時のグループノートを持参されるというお話しだ。受け持ったクラスの坊主頭やおかっぱが、それぞれに思いを綴って先生や仲間と意志の疎通を図ったというグループノート。

それほどの貴重な青春を、形として持ち込んで頂ける同窓会。
幹事の気持ちを思いやると、なんと表現するのか言葉を失うほどの感動と盛り上がりが見えてくる。

音楽専科の先生からは「私がピアノ伴奏するから、アナタはタクトを振りなさい」と押しつけられ全員楽しく校歌斉唱した。体育専科の先生は、まるで当時に返って子どもに言って聞かせる調子で「元気を出して生きんにゃつまらんで」とハッパをかけられた。
先生が子どもを思う表現の方法は色々あるのだろう。

このたびのくだんの先生の配慮というか、先生という立場が、生涯、教え子の幸せを願い続ける気持ちに直に触れさせて頂いた、という思いをここに残しておきたい。

いい同窓会になるんだろうな~。幹事の皆さんに、同じ立場の少し先輩としてエールを贈ろう。
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2010 FIFA World Cup

2010年06月15日 | ニュース・世相
           
          Wカップトロフィ            今大会公式ボール

今回ほど熱心にサッカーの試合を見、応援したのはいつ以来のことだろうか。
長女が小学校のとき、サッカースポーツ少年団に入っていた。この時は応援した。北風の吹き抜ける寒い河川敷き、炎天下の学校グラウンドなどなど。必死になって声を枯らした。

長男はソフトボールのウインドミル投法を駆使するエースだったためサッカーとは縁が切れた。
そしてここ4年ばかり、孫兄弟の、特に兄ちゃんが持ち前の瞬発力でサッカーボールを追っかける姿に声援を送っている。が、所詮どうしてもプロ野球の方に目が行ってしまう。

そんな私が、このたびは色々あって、珍しく熱く・必死になって日本チームを応援した。
本田圭佑選手の執拗な左足から蹴り出されたボールがネットを揺らしたときは、鳥肌の立つ思いで、テレビ画面に拍手を送った。
「意外と落ち着いて決めることができた」という試合後のインタビューに答える姿に風格さえ感じた。
遠く日本を離れ、ロシアリーグ・CSKAモスクワというチームに所属して、プロとして活躍する選手の、気負いのない底力みたいなものを感じさせられた。

山口県、周防大島町というとなり町出身、岩政選手の勇姿は昨夜は見られなかったが、身近な町からご当地選手が世界に出ていったという誇りも、応援する気持ちに弾みを付けたのだろう。

さて次はオランダ・デンマーク。
どんなドラマが・どんな勝負の綾が隠されているのか楽しみだ。
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「木に竹を接ぐ」

2010年06月14日 | つれづれ噺
「調和や釣り合いがとれないこと」「不自然で筋が通らないこと・有様」
「条理の通らないこと」「前後不釣合い」「不調和なこと・つじつまが合わない」
このような状態を、端的な言葉で表すのが「木に竹を接ぐ」という。

そのような実例が、今まさに目の前で展開されている気がしてならない。

看板をすげ替えて当面の目先を変える。目新しさに期待を寄せる人心を煽って、途中経過も実力のほども見せないうちに、名の売れたタレントを担ぎ出し、ワイワイ大騒ぎの中で国政選挙を実施する。
子供の喧嘩のような、自分を優位にするため相手を煙に巻く手練手管が見え見え。
我々国民の為にもう少しは真摯な努力をする紳士の心根がある集団かと期待した分、失望が大きい。

そのカン(間・菅)、前任者が破綻に追い込まれた肝心な普天間基地など今後の国民生活の安心安全・アメリカとの同盟関係の展望などは、多くが語られないまま。
当然ながら、これまで通りの路線を継承するのだと思うが、はたまた出来もしない新たな方法論をブチ上げて選挙用の空約束だけはするべきではない。

『政権交代から8ヶ月余りで退陣した鳩山政権の失態への強い反省は伝わらなかった。首相交代を招いた米軍普天間基地飛行場移設や「政治とカネ」の問題にはほとんど触れず、政府が策定中の新成長戦略の説明に時間を費やした演説は、さながら参院選をにらんだ政策アピールとなった』 6月12日 朝刊

大きな杉の切り株の皮と幹の間から逞しく伸びる笹の葉を見て「木に竹を接ぐ」ことも可能??などと思ったら、つい今の世相とダブって気になった。

       ( 写真:大きな杉の切り株から逞しく伸びる小さな竹 )
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「工場OB会」

2010年06月12日 | 季節の移ろい・出来事
岩国吉香公園(きっこうこうえん)の花菖蒲が盛りを迎え、菖蒲祭りが開かれる頃、我らの岩国工場OB会が行われる。なんと、今年は38回目を数えるという歴史が輝く。

今回は198名の参加。当然ながら相応の年齢に達した人の集まりではあるが、一旦会場に入ると、そこは長年同じ釜のメシを食った仲間であり、苦楽を共にした同志。手を握り肩を叩き、短い言葉で近況を語り合う。一人でも多くの先輩・同輩と言葉を交わす。

昨年6月1日~今年5月末日の間、会員登録されている仲間が23名亡くなられた。長年、年賀状を交換した人もおられる。今回は出席できた我が身も、来年も絶対出席などという保証はない。そんな気持ちも込めて冒頭に全員黙祷を捧げる。

ホンの少しのお酒なのに、「随分日に焼けてますね・・・」などと、お世話をしてくれる現役の顔馴染み事務職の若い女性から冷やかされながら、一年ぶりの顔つなぎに会場を歩き回る。これが楽しい。

昼間のお酒で少し気持ちも大きくなり、赤い顔をモノともせず蒸し暑さの中を、公園散策。菖蒲園の咲いたばかりの真っ白い菖蒲にちょっと足を止める。ふと誰かを偲んでみる・・・。
              

後何回出席出来るのだろう・・・などというつまらぬ考えを吹っ飛ばして、地元の吟詠同好会の発表にしばし耳を傾ける。
やっぱり元気は宝だ財産だ。元々お金など有りはしないが、そんなものはどっちでもいい。
元気の有り難さを改めて噛みしめる、工場OB会の感想をひとくさり・・・。

  ( 写真上: 会場ホテルの5階から眺めた錦帯橋。橋の影が真下に真っ直ぐ伸びている )
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「薄桜忌 Ⅱ」

2010年06月10日 | 趣味・・エッセイ
明治30年11月28日、山口県玖珂郡横山村(現在岩国市川西町)に生まれた『宇野千代』
平成8年6月10日永眠。満98歳の生涯であった。
生前、薄墨の桜をこよなく愛したことから、命日にあたる6月10日を「薄桜忌」と名付け、関係者一同が岩国の菩提寺にて法要・墓参をして、在りし日の活躍を偲んでいる。
今年は亡くなって丸14年が過ぎたことになる。平成2年、岩国名誉市民の認定を受けて20年の節目に当たる。
           法要の読経
           墓前に合掌

今回は、生前の宇野千代さんと親交のあった瀬戸内寂聴さんの言葉を、そのまま借りてここに記してみたい。

 宇野千代さんは美貌だった。ご自分でも、べっぴんだと自信を持っていらっしゃった。
若い時、岩国で小学校の先生をしていた時から、べっぴんにふさわしいおめかしをして生徒たちに慕われていた。
 最晩年まで、宇野さんは自分をより美しく見せるおしゃれに、気を抜かれなかった。最後になった入院の時も、御自分のデザインのさくらの花びらの散りばめられたピンクの浴衣を寝間着にしておられ、数え99歳の宇野さんにそれが似合って美しかった。

 「書くということは面白がらせることではない。読者にサービスしたものはどんなに売れても一級じゃない」
 またある時「小説とはね、結局行きつく果てはモラルと、そして宗教ですよ」とシミジミした口調でおっしゃいました。男と女の話を話しをなさる時は、芋や大根の話しをするようにサバサバした口調でした。「男と女のことは、所詮オス・メス、動物のことですよ。それを昇華してすばらしい愛にするのは、ごく稀な選ばれた人にしかおとずれない」と。

最後に、「熱中する 夢中になる そして何かが生まれる」
「人間はいつだって今が最高の時なのです」という言葉を今一度噛みしめながら、薄桜忌を終えた。

   ( 写真上 : 宇野千代生家の庭を彩る、もみじ・モミジ・もみじ )
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「お茶を挽く」

2010年06月09日 | つれづれ噺
夏の風物詩、錦帯橋鵜飼。
今年も6月1日から8月31日まで開催される。ということで先日、鵜飼開きが行われた。
神主さんのお出ましで、期間中の安全と千客万来を祈願する神事もおごそかに、執り行われた。

あれから1週間あまりたった昨夜。どんな賑わいを見せているのか、篝火映える川面に飛び散る火の粉はどんな幽玄の世界にいざなうのか・・・今一度、この目で確かめカメラに納めようと、日の暮れを待って張り切って出かけた。

錦帯橋上流、静かな川面。どこを探しても鵜飼らしき篝火も鵜匠の姿もない。もちろん観光用の遊覧船の姿もない。
目をこらすと、乗船受付用テントの明かりさえ点いていない。
何のことはない開店休業。お客がいなければあっさり店じまいであった。
改めて、岩国市民に、夏の岩国観光の目玉「鵜飼」をしっかりアピールして、観光力の地力をつける必要性を痛感した一こまとなった。川面に浮かぶビアガーデンなどというのは如何だろう。



せっかくカメラをひっさげ、わざわざ出向いたのだ、手ぶらで帰るのも惜しい。
遠くに浮かぶお城山を背景に、錦帯橋夜景を撮って溜飲を下げた。
“アーアまるっきりお茶を挽いた・・・”と思いつつ帰ってきた。

当てにしてわざわざ足を運んでみたら、何のことはない当てが外れて何の得るものもなくすごすご引き返す様子。と思い込んでいた「お茶を挽く」という言葉。
確かに、親父もおふくろもこのような意味に使っていたと思う。

ところがよく調べたら、これが大違い。
性風俗用語だという。「客の取れない暇な芸妓はお茶の葉を臼でひき、茶粉をつくらされたことが語源」だといわれているそうな。
ついでに「おちゃっぴー」というのもほぼ同義語だという。可愛いお茶目な女の子というイメージとかけ離れる。

わざわざ出向いて、鵜飼にはフラれたが言葉を一つ正確に覚えた。
やっぱり得をした夏の夕暮れであった・・・ということにしておこう。
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「お泊まり」

2010年06月08日 | 家族・孫話
この頃はふたり揃ってのお泊まり回数が減ってきた愛しい孫兄弟。
4年生の兄ちゃんは、土曜日も日曜日も色々行事があって、お泊まりしても翌朝早く帰らなければならないことが多くなった。
そこは間違いなく成長の証しなのだから、我が家でゆっくり出来なくなったことを喜んでやらねばなるまい。

そこへ行くと2年生のカー君はまだまだオネンネである。
ジジ・ババと一緒に過ごせる時間がこの上なく嬉しい様子。それもそのはず、色んなことをしゃべりまくる。
それらの全てに相づち打ったり反応してやれる。たいがいのことは聞いてやる。

母親はそうは行かない。父親はもっとそうである。これはある程度仕方のないことだ。
そこでジジ・ババの出番があるわけだ。

たまに二人揃ってお泊まりする。二階の開けてあるひと部屋の半分くらいに蒲団を敷く。
あっちに向いたりこっちに足を向けたり。それこそ見事な寝相を見せる。

そして、お泊まりした翌日の楽しみを色々準備して待ってやる。
少ないながら、露地物完熟イチゴを食べさせる。ダンゴムシやナメクジから守るのがジイチャンの役目。

          

そして、この時期例年の如く、タマネギの収穫。二人が小競り合いしながらあっという間に引っこ抜く。
そんなこんな諸々が、孫のためにやっている・・・という錯覚に陥りがちであるが、なんのことはない、ジジ・ババの癒しのためにほかならない。

          

気象の加減で、玉太りが悪いだなんだ言いながら、タマネギもなんとか豊作だった。
次なるは、先ずキューリ。味塩振っての丸かじり。次にトマト。そして極めつけはスイカだ。
あれこれやりながら、やっぱり彼らの笑顔には勝てない。
もう少ししたら、3人目が加わるのだ。楽しみだ。でもその頃には上の二人はそっぽを向いてしまうのだろうか。
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「直筆サイン」

2010年06月07日 | 趣味・・エッセイ
よりよいエッセイを書きたいと願う人が集まった我々のエッセイ同好会。
その仲間の一人が、大手新聞の252字の随筆投稿で、昨年一年間の優秀作品に選ばれた。

山口県だけでも年間2800通という多くの投稿があるという。それが九州全域、各県から毎日投稿された膨大な作品の中から13編が選ばれる。
最終的には5編の最優秀・優秀作品が今年度の表彰対象となる。

今年度の最終選考委員は、夏樹静子さん。「Wの悲劇」「弁護士・朝吹子矢子」「検事・霞夕子」などサスペンスや、裁判員裁判の法廷など多くの社会性小説を著されている、売れっ子作家さんである。

作品の講評やミニ講演の中で、色々参考になることを述べておられた。
「ありのままを素直に書く」「よく推敲する」
このありのままと、よく推敲するということは矛盾している。と思われるが、実は、「読む人にこちらの意図が正しく伝わるように、ありのままを要領よく書いているか」また、「読み手に正確に伝わるように、書き方の推敲をする」
(推敲:すいこう・・詩文を作るのに、字句をさまざまに考え練ること)

それらの訓練をするためには、有名作家の文章を書き写すことも役に立つ。
また、「公園に座って風景描写をしてみる。書くゆとりをもつこと。」こんなことをおっしゃったと思う。

なんとはなしに理解してはいるのだが、未だ実行に移せないでいる。生涯このまんまなのかも。
せめて、夏樹さんのそんな筆力にあやかりたいと、わざわざ著書を買って直筆のサインをお願いした。
今更ミーハーでもなく、サインに心ときめかすのもお恥ずかしいが、まあ、同じ読むのなら、サインのある方が楽しみが広がるというものだ。

とっても爽やかな、気品あふれる素敵な先輩であった。

     ( 写真: こちらの名前もしっかり書いて頂いた、夏樹静子さんサイン )  
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「不許葷酒入山門」

2010年06月05日 | 趣味・・エッセイ
     

いよいよ佳境に入ってきた「岩国検定、試験問題作成」。
メンバーそれぞれの知恵の絞りどころにさしかかってきた。

問題作成作業そのものは、極めて難儀な凸凹道ではあるが、一つひとつの問題作成に絡む、隠れたエピソードや歴史的背景など新たな発見が飛び出すこともある。のめり込みそうになる頭に、新たな知識や思いがけない新風が吹き込まれて笑い合う場面もある。汗みどろの暑さの中、一陣の涼風が吹き抜ける心地よさ感じる一コマである。

そのような角度を変えた話題が出ると、何はともあれ出向いてみる。
今回は、どこの寺社にもありすぎてつい見落としがちな「不許葷酒入山門」の石柱を、改めてこの目で確かめ、手で触ってみる。葷酒の本来の意味も飲み込む。
「ニラ・ニンニク・ねぎなど匂いの強い野菜類や酒は、修行者の浄念の妨げとなるから寺内に持ち込むなということ」
今更言うまでもなく、先刻ご承知であろうが復習の意味も兼ねて、改めてチェックする事柄も沢山ある。

というわけで、話題の場所に出向いてみる。これもいつも見慣れた光景なのに、目に沁みるようなやわらか緑が朝日に輝き青空に映えて、それはそれは心洗われる、もみじのもう一つの魅力を遠慮なくむさぼることとなった。
そんな見事な緑の中に、これまた陽を浴びて真っ赤に燃えるような緋色のもみじも見事である。

少ない上に硬くなりかけた脳みそをひっかき回しながら、あれこれ考える。
そんな頭をやわらか緑で癒してくれる反面、火がつくほどの緋色の激しさで気合いも入れてくれる。自然という季節の移ろいは、なかなか粋な計らいをするものだ。


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「みんなで楽しむ 岩国検定」

2010年06月03日 | 趣味・・エッセイ
 今や日本全国各地で、ご当地検定と言われる検定試験が脚光を浴びています。
京都や広島・宮島・萩・下関など有名観光地をはじめ、多くの都市で独自の歴史や観光資源を見直し、観光客誘致や町おこしの原動力とする動きが活発であることはご承知の通りです。

 私たちの住んでいる岩国には、錦帯橋という大きな観光の目玉があります。
その錦帯橋から見上げる岩国城も、かつては横山城と呼ばれたように、数々の歴史や物語を秘めて現在に至っています。
これら貴重な観光資源によって、春の桜、夏の鵜飼、秋のもみじなど年間を通して多くの観光客を迎え入れています。今や観光なくして岩国は語れません。

 そこで、私たちの住んでいる岩国の身近な、歴史・史跡・人物・自然など、観光資源をもっと幅広く岩国の人に知ってもらいたいという素朴な発想から、私たち名もない民間人によるグループが「岩国検定実行委員会」を立ち上げ、活動を展開しています。

 岩国に根付く市民活動を目指して、実行委員一丸となって研鑽を積み、多くの市民から賛同を得られる「ご当地検定試験」の実現を目指しているところです。
またこれを機に、岩国市民の期待と願望である「錦帯橋を世界遺産に」という機運を更に盛り上げる一助となることを期待しているところです。

 単に検定試験の合否を判定するだけが目的ではなく、歴史・文化・観光・自然・人物・特産品など総合的に、岩国のことを先ずは岩国に住む人に、もっともっと楽しく親しんでもらおうという大前提があります。
岩国を知ることで岩国を愛する市民パワーが結集出来れば幸いです。

 実行委員会はまだ緒に就いたばかり。直面する具体的な課題を洗い出し、それら一つひとつに正面から向き合い、幅広い解決策を模索していく所存です。
色々な障碍や思わぬ難敵に遭遇することも予想されますが、愛する郷土をさらに豊かなものにしたいという情熱に変わりはありません。

 皆さんと共に楽しい岩国検定を作り上げたいと願っている実行委員の一人です。
11月28日(日)に岩国検定試験を予定しています。
主旨をご理解ご賛同の上、奮ってご参加下さい。お待ちしています。
       ( 写真: 岩国検定試験、ポスター原案 )


       地方文化の会・岩国2010.5.25発行 総合雑誌「21世紀」掲載  (執筆、同年2月)
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