「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「見事な空振り!」

2024年06月29日 | 風物詩

    

大きな大きな空振りをした。情けなくて自分を笑ってしまうほどの見事な空振りであった。
今年はタケノコも梅の実生りも裏年で少ないよ、という噂はもちろん耳に入っていたし、我が家の隣の空き地に植えた梅の木の生り具合をみても、今年は少ないなと覚悟はしていた。

その上にこの身は、肝心な梅ちぎりのシーズンは手術後のリハビリに追われていて、絶好のタイミングを失ってしまった。やっと今日、思い切って汗をかいて収穫しようと、一大決心して1時間ばかりの山間のカミさんの里に出かけた。生っていないのよ。梅の実の姿が見当たらない。必死に探してやっとこさ1本の木に16個を千切りとった。他に2本の木にはそれこそひと粒の梅の実も付いていない。呆気にとられるとはこのこと。

立ったり座ったりする作業に合わせて地下足袋履いて、汗止めに頭にタオル首にもタオル。こんな格好が恥ずかしくて早く着替えたくなるほど梅の実がないのよ。毎年、大量の青梅を使い切るためにあちこちもらってもらったのに。今年ばかりは自分ちの梅干しも出来はしない。梅ジャム、梅ジュースなどとんでもない話。

それにしてもこれほど生っていないのも珍しい。これはおかしいぞ。どなたかお先にこっそりゴッソリ頂いていかれたのに違いない。ま、いいか。自分たちの家庭の事情でいつまでも木に生ったままほったらかしにしたのが悪い。何事も旬の時期を逃さず収穫するべきなのだ。と言い聞かせて納得。それにしても今年の梅干しどうしよう。空振りだったのだから三振アウトということで、今年はウメ―話にならなかったねー。


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