日本全国各地の幼稚園や小学校で、メダカ君やメダカさんの入学式が行われている。
入学式が終わると ^^♪ メダカのがっこうは かわのなか だれがせいとかせんせいか・・・♪
お遊戯をしたり、生活習慣を身に着ける基礎学習に励んでいる。みんな楽しそうに春の日を浴びている。
さて我が家の本物のメダカ君やメダカさんたち。寒い冬の3か月間はろくにエサももらえず、たとえもらったとしても、水底に潜ることに慣れて浮き上がってくるのが大儀らしく、餌を食べずにじっとしている。その間にも、陶器で飼われている彼や彼女の排せつ物は底に溜まったり、陶器の壁には青くミズゴケがへばりついたりしている。
歌に歌われるいい季節、春を迎えてこんな鬱陶しい古い水の中では可哀そう。といことで、痛む腰をかばいながら水替えをしてやった。古い水の中からすくい出して新たな水に泳がせる。なんとスリムで、冬の絶食に近い生活の影響がモロに出ている。ここで注意するのは水質である。彼や彼女にとって水道の浄化剤、カルキはあまり好まない。だから朝のうちにバケツ2杯に水道水を入れて4~5時間日に当てることで、カルキを逃がし、水中に酸素を取り込ませておく。容器の下に忍ばせた丸い小石や壁などを完璧に洗い流したら、朝から準備した新しい水に泳がせてあげる。そうして1か月もすると、新たな仲間が誕生する。
生きとし生けるもの皆命を持っている。取るに足らないメダカにも一生はある。縁あって我が家にやってきたメダカが、3年の寿命を次々に引き継ぎながらかれこれ20年近く。この指先からこぼされるエサを待って水面に浮きがって来る。可愛い。
温かい澄み切ったきれいな水に映る飼い主の姿を見つけると、我先に浮き上がってきてエサを求める。大きなアピールをするわけではないが、ちっちゃな命はちっちゃいなりに命の尊さを教えてくれる。おもろい。
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