世の多くの会社勤めをしてきた人たちは、規定の年齢に達したら、定年引退というシステム構造が確立されている。
その世界では、よほどの理由がない限り一様に役目を終える時期は定められている。
広島県出身のジャズ・サクスホン奏者、坂田 明氏が面白いことを言っている。
自分たちは、引退と言うことに関しては、社会のシステムの外にいるから、状況が変わるとその状況に従って、あっちにプカプカ・こっちにプカプカ、ハチャメチャな人生を送ってきた。まるで浮遊生活を続けるプランクトンみたいに……。
年齢に関係なく、サックスが吹けなくなったときが現役との別れにはなるが、その時が「引退」かどうかは分からない。サックスに変えて口笛でも、鼻歌でも、ものを表現しようという意欲があれば、何か方法はあるはず……。と。
さすがに、一芸にも二芸にも秀でた世界のサックス奏者。ひと味違う凄味を感じさせる。
一応60歳でひと区切りを迎えた我々世代の全ての人が、定年と同時に「社会からの引退」を考えている訳ではないと思う。それぞれがそれぞれの思いで、出来ることに手を出し、興味を持ち、社会貢献に精出しているのだと思う。とすれば、ステージや状況の違いはあっても、意欲を持って事に当たる…という点では、天下の坂田明氏と大きくは変わらないのかな…なんて勝手に思っている。
絞った直後のお酒は、味が尖っている。だけど時間をおくと熟成してまろやかになっていく。自分の中の個性・性格といったものも、やがては熟成しつつ折り合いを付けていかなければならない。そう言う意味では、それぞれの人生なのだから、自分はサックスとミジンコ博士と呼ばれる人生。他のミュージシャンは他のミュージシャンの人生になっている……。とも。
我がちっぽけな人生で何を語ることやある。責めて我が意の赴くままに、楽しく生きて行けたらいいな…一回こっきりの人生だもの…。
その世界では、よほどの理由がない限り一様に役目を終える時期は定められている。
広島県出身のジャズ・サクスホン奏者、坂田 明氏が面白いことを言っている。
自分たちは、引退と言うことに関しては、社会のシステムの外にいるから、状況が変わるとその状況に従って、あっちにプカプカ・こっちにプカプカ、ハチャメチャな人生を送ってきた。まるで浮遊生活を続けるプランクトンみたいに……。
年齢に関係なく、サックスが吹けなくなったときが現役との別れにはなるが、その時が「引退」かどうかは分からない。サックスに変えて口笛でも、鼻歌でも、ものを表現しようという意欲があれば、何か方法はあるはず……。と。
さすがに、一芸にも二芸にも秀でた世界のサックス奏者。ひと味違う凄味を感じさせる。
一応60歳でひと区切りを迎えた我々世代の全ての人が、定年と同時に「社会からの引退」を考えている訳ではないと思う。それぞれがそれぞれの思いで、出来ることに手を出し、興味を持ち、社会貢献に精出しているのだと思う。とすれば、ステージや状況の違いはあっても、意欲を持って事に当たる…という点では、天下の坂田明氏と大きくは変わらないのかな…なんて勝手に思っている。
絞った直後のお酒は、味が尖っている。だけど時間をおくと熟成してまろやかになっていく。自分の中の個性・性格といったものも、やがては熟成しつつ折り合いを付けていかなければならない。そう言う意味では、それぞれの人生なのだから、自分はサックスとミジンコ博士と呼ばれる人生。他のミュージシャンは他のミュージシャンの人生になっている……。とも。
我がちっぽけな人生で何を語ることやある。責めて我が意の赴くままに、楽しく生きて行けたらいいな…一回こっきりの人生だもの…。
息は吐かなくっちゃいけない。吸ったまま吐かないと「息を引き取る」ことになる。これはまずい。って
面白いって思って読みました。
私もこの言葉どこかで読んだことありますね・・・
「引退」
クリント・イーストウッドが監督を務める映画「グラン・トリノ」が話題になっていますが、彼も、この奏者と似たような考えを述べていました。
いつも最後と思って仕事をしながら、「年齢」にとらわれず、意欲がわいてきたらまた心は前を向くのでしょうね。意欲さえあれば…。
ラッビトさんと今さっきそんなことを…
だから、その時々のウイットに富んだ、誰をも楽しませる素敵なエッセイが書けるわけですね。
見習おうっと…。
誰に指図されるでもなく、人がどのように思おうと、自分のやりたいことは自分で決めて、自分で飛び込んで、自分を叱り、自分を鍛え、自分を磨く…これまでもそうだったように思うし、これからも「年齢」など関係なくそのように生きていくんでしょうね。
ハチャメチャだろうと、プカプカだろうと、自分の人生ですから…。
これからも、日本語の面白さ・奥行きの深さみたいなものが、少しでも伝えられるといいな…と思っていますよ。
長旅、気を付けて行ってきてね。
後悔のないように日々を過ごしたいなと思います。
まさに同時2紙掲載。快挙・快挙・快挙!!
やはり地道に積み重ね、努力をする人は強いね。
おめでとう!素晴らしいことです。
yattaro-もちょっとよそ見をしていた感じが続いたので、先ずは気持ちを、次に首も目線も元に戻してやり直しです。これからも励みましょうね。
一回こっきりの人生だもの……。
まして今は、これまで以上にそうした時間がおありでしょうし。そんなお方に周りが何をか言わんやです。
今、直に触れられるyattaro-さんの様々な情感や見識、パワーといったものは私の大きな栄養剤です。
課題も多い成育不良の軽眼を、今少しの辛抱と温かいお心で先導していただきたいものです~。