
梅はほころぶ、ツバキは開く、桜は咲くと言うそうな。
季節と共に人の目を楽しませる花が咲くのにも、色んな言い方でその風情を味合う……
日本人って、本当に繊細で、心憎いまでの奥行きの深い言葉遣いをする人種ではある。
それだけに、日本語を完全マスターする外国人にとっては厄介なことなのだろう。
我が家の小さな小さな庭に根付いた八重の白梅が、ここ2・3日の暖かさで一気にふくらみ、一輪、また一輪ほころびはじめた。
それこそ小さな鉢植えに、見事な八重白梅が、もぶれ付いて(枝が隠れるほど花がいっぱい付いて)いたのを、梅祭りで買ってきて地に降ろしたものである。
ちょうどその頃、母校の高校から依頼されて、卒業を控えた3年生に「同窓会への入会歓迎挨拶」をぶつことになった。
何か気の利いたことをしゃべらばければ…と肩に力が入る。 短かくて何かいい言葉は……と探すうちに、そうだ、と思いついた。「風雪に 耐えねば咲かぬ 梅の花」 と言われるように、今を盛りと咲いている梅の花も、あの厳しい寒さや木枯らしに耐えたからこそ……だから皆さんも……などと、立派げな、赤面するようなことを臆面もなくブチ上げたときもあったなー…と、この梅を見るたびに思い出す。
次にそのようなチャンスに恵まれたら、もっと優しく、もう一つ人生経験を織り込んだ話をしてみたい…などと勝手に思うが、なかなかチャンスに恵まれない。
立春から早1週間、季節は確実に動いている。春間近。何となく胸躍る心地。
( 写真: 一気にほころび始めた、我が家のちっちゃな梅の木 )
季節と共に人の目を楽しませる花が咲くのにも、色んな言い方でその風情を味合う……
日本人って、本当に繊細で、心憎いまでの奥行きの深い言葉遣いをする人種ではある。
それだけに、日本語を完全マスターする外国人にとっては厄介なことなのだろう。
我が家の小さな小さな庭に根付いた八重の白梅が、ここ2・3日の暖かさで一気にふくらみ、一輪、また一輪ほころびはじめた。
それこそ小さな鉢植えに、見事な八重白梅が、もぶれ付いて(枝が隠れるほど花がいっぱい付いて)いたのを、梅祭りで買ってきて地に降ろしたものである。
ちょうどその頃、母校の高校から依頼されて、卒業を控えた3年生に「同窓会への入会歓迎挨拶」をぶつことになった。
何か気の利いたことをしゃべらばければ…と肩に力が入る。 短かくて何かいい言葉は……と探すうちに、そうだ、と思いついた。「風雪に 耐えねば咲かぬ 梅の花」 と言われるように、今を盛りと咲いている梅の花も、あの厳しい寒さや木枯らしに耐えたからこそ……だから皆さんも……などと、立派げな、赤面するようなことを臆面もなくブチ上げたときもあったなー…と、この梅を見るたびに思い出す。
次にそのようなチャンスに恵まれたら、もっと優しく、もう一つ人生経験を織り込んだ話をしてみたい…などと勝手に思うが、なかなかチャンスに恵まれない。
立春から早1週間、季節は確実に動いている。春間近。何となく胸躍る心地。
( 写真: 一気にほころび始めた、我が家のちっちゃな梅の木 )
こちらは、そろそろ梅から椿に見頃が移ろうとしています。
山口県の萩というところで、毎年大きな椿祭りが行われます。
贅沢な時を過ごしています。
梅の花の色は私にはなんだか少女時代を思い出させてくれるような・・・でも男の子みたいだったんだけどね。
スローライフ…ええですねー。
長いことあこがれてきた生活様式なのに、実際に掘ってみるとなんだか戸惑ったりして…。
「実際に入ってみると…」の誤りでした。お恥ずかしい…。