「錦帯橋を世界文化遺産に推す会」の総会と、およそ400年の当市の歴史を刻んだ、初代岩国領主吉川広家公の「岩国入封前後」と題した講演会に出席した。
誘われるまま会員登録したのは、発足から2、3年後だったと記憶する。それなのになんで今まで、定時総会に1度も顔を出さなかったのだろう。何か理由があったのか、ちょっと考えてみるが確たる理由は見当たらない。ひょっとしたら、世界文化遺産としては、錦帯橋だけでは少し物足りないね~などと言った色んな耳学問で勝手に、少し腰が引けていたのかもしれない。
ただ、最近になって世界文化遺産登録要件や、世界の登録実績などを鑑みると、岩国錦帯橋もその価値はあるんじゃないの、と思えるようになったこと。今一つは、観光業界の取り扱いの中での岩国錦帯橋は、世界遺産ツアーなどの中では45分間のトイレ休憩でしかない愕然たる現実に遭遇したこと。
など、少し大人になった自分の様々な経験を通して、やはり県民・市民・住民一丸となって、登録に向けた足掛かりを作るべきじゃと、思うようになってます。
生まれ故郷に、何か一つ偉大なる歴史観光資料がある、という自信は、住民の励みになるよね~とつくずく思うようになった。身近なところで、故郷が消えゆく現実が見える分、だだっ広い面積に、人口12万数千人の人がバラバラに生きている当市。せめて世界に誇る文化遺産が認められることは有難いね~。但し、世界の現実はそう甘くもないことも肝に銘じて。
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