さむ~~!! 夏が往ったのかな~と思う間もなく、あきない冬の初めが訪れた。
秋のないまま冬がやってきたようで、季節に敏感な老身、身震いひとつ、ハックション一つ。
二日続きのぐずついた曇天は、あの悩まされ続けた陽射しが恋しくなる肌寒さ。矛盾してますね~。
寝覚めに二階の窓から見下ろす畑には、雨が降ったあとのような光沢が目に入る。あの夜露が月明かりに白く光るのが白露。その夜露が冷気に晒されて寒さを連れてくるのが寒露。熱燗を口に含んで思わず唸るのがカンロ・甘露だろうか。
いずれにしても一気に寒くなった。家の中では半袖薄手の肌着でじゅうぶんだったのに、長袖を着て前ボタンを留めたくなる。変わり身の早さについて行けないねー。
挨拶も「「暑さに気を付けましょう」から一気に「風邪引かないように」と変わる。
改めて口にするが、風邪は万病のもと、一枚余分に羽織ってでも風対策を心掛けましょう、ご同輩。