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「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「小さな山を越えた春」

2023年03月24日 | つれづれ噺

                                                                                 

すぐ近くに住んでいる娘一家には男の子ばかり3人。オシメも替えたし、幼稚園や小学校学童保育へお迎えにも通った。それは3人ともほぼ同様に手を貸してきた。もちろん自宅での夕飯前の空腹を満たしてきたし、一日の出来事の聞き役に回る散歩のお付き合いにも時間を割いて来た。

それが今年の春は、長男君は大学4年生になる。何かと気がかりだった次男君は、確固たる自分の夢に向かって、4年制・3年制・2年制のある自動車大学校に入学し、本人の希望で3年制に挑戦した。満足に学業を終えた生徒は入学から2年を終えた時点で全員卒業式を迎える。
その後専門職を目指して2年間の勉学を目指すひとも、特定分野の習得を目指して1年間の勉学を目指す人も、改めて入学式が待っている。2年間で終える人はそのまま卒業して社会に出ていくという、個人の選択肢を優先する自動車大学校である。

あと1年間特定分野を選択した孫君は3年間の大学生活を送ることになる。もう1年、都会の学校の寮生活でバイトや特定分野の習得に励むという。
自動車大学校と言えば自動車の整備士を養成するところには違いないが、本人曰く「今どきのクルマ整備はAIとCPUを完全掌握せんと何もできん」と。そんな中で何はともあれ2年間の学習を終え卒業できたことは、ジジとしては「小さな山を一つ越えた」と拍手を送りたい。

取り敢えずは国家試験挑戦のため、卒業はしたがそのまま学校に残っている。お祝いはスマホのラインで「おめでとう」「ありがとう」と言う程度のそっけないものではあるが、多くを語らずとも了解のジジと孫君ではある。
ここにもまた一つの春が訪れた。つぎは「国家試験合格」の吉報を待つばかり。自信はありそうな余裕を見せてはいたが、持てる力を存分に発揮してくれることを願っている。
ちなみに三男君は中学1年生で一応野球部でレギュラーをもらっている。間もなく2年になる。するともう中心選手となるわけで、こちらも追っかけで声援をしなければならない。今しばらく、年など取っていられないジジなのだ。

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