「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「確かな成長を」

2018年08月02日 | 季節の移ろい・出来事

             

最初の葉っぱが1枚、水面にま~るく浮かんだときは、自然の持つ力、植物の生命力みたいなものに大きな感動を覚えた。
それが2年5ヶ月も前に植えた、というか丸いタネを投げ込んだ古代ハスの、水中深くの息吹であり神秘の成長であった。
1週間で葉っぱは1枚から3枚に増えた。そして約40日を経た今では、ついに10枚以上の葉っぱが、火鉢の中でひしめくように浮かんでいる。

あの西日本豪雨依頼、ほとんど雨の降らない猛烈な日差しの中で、脈々と息づき成長を重ねている姿はまばゆささえ感じる。
夕方の散策コースにあるハス田も稲も同じように、この灼けつく太陽の陽ざしを受けてこそしっかり根を張り、株を太らせ、大きな収穫をもたらせる。今この時季、地上を燃え上がらせるほどの太陽のエネルギーによって成長させられるものは多い。
もちろんその反面、その熱い日照り故に枯れ絶えていくものも少なくない。

来る日も来る日も「なんとまあ暑いね~、死にそうじゃね~」という挨拶以外の言葉が見つからないほどである。
そんな8月に入り、子供らにとって夏休みは佳境に入った。地域活動のお役目上、二つの小学校の竹細工教室が行われる。
冷房装置のない講堂で、扇風機を回しながらの竹細工の暑さは、子供らは慣れっこのようだが高齢指導者にとっては試練の場でもある。

その上に、鋭い切り出しナイフなどの刃物を使う作業。ヘタに怪我でもさせたら主催者の責任問題として追及を受けかねない。
そんな危機感も手伝って、流れ落ちる汗を拭きながら、子供らの指先を注意深く監視しなければならない。
そんなリスクを背負ってまでなんでやるの??という話にならないよう、主催者内部の意識統一も仕事の一つではある。

7月の海岸清掃。8月の竹細工教室。どちらも無事にスンナリ終わることを目指してあれこれ周到な準備を重ねる。
ただ、暑さ・涼しさの気象条件はなんとも準備の出が届かない。
赤十字を立てた救護所を設け、ふんだんな飲み水を用意して十分な水分補給を呼び掛ける。

今年の暑さは喉を乾かすのみならず、注意力まで奪ってしまいそう。流れる汗を目に入れないように、目配り・気配り・声配り。 

コメント
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