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「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「久しぶりのマイフォト!」

2018年05月24日 | 趣味・・エッセイ

 
  NHK山口「情報維新やまぐち」のテレビ画面に映し出された、マイフォト。今が旬の「イカ巣網漁スナップ。

かれこれ30年前に一度だけ体験させてもらったことのある、イカのカゴ上げ漁。
正式な漁の名は「イカ巣網漁」といって、コウイカを生きたまま泳がせながら捕る漁法である。
運よく友達グループが、イカ巣網漁に船で出かけるという話を聞きつけて、厚かましくもカメラを抱えてお邪魔した。

「オッ!これはいい写真」と自画自賛。兎に角NHKローカル情報番組に投稿してみよう、と思い立った。
コウイカと言えばまさに今が旬の、とろけるような美味しいお刺身が代表の海産物。その変わった漁法で生け捕りする様子は絵になると踏んだ。案の定昼間にテレビ担当者から電話があり、写真の簡単な説明や、漁の内容のウンチクを述べた。
「今夕放送の予定です」と言う。早速、船の持ち主や、網かごを引き上げているお友達に連絡。その時を待った。
一瞬を捉えた写真の1枚がテレビ画面を占領する瞬間。気分の悪かろうはずがない。つい乗り過ぎの自慢話で恐縮。

専門の漁師さんが、岸からおよそ1km、2km、3km、4kmと距離をおいた瀬戸内海に、はえ縄漁のように等間隔で網かごを沈めていく。網かごの中に仕込んだ木の枝を目がけて産卵に来る。一旦入ったら出られない仕掛けになっており、子を持ってよく太ったイカを生きたまま取り上げる、まさに新鮮そのものである。

今回はメンバーではないお邪魔虫参加であり、目的も船上調理などはない漁なので、活き作りのご馳走にはあやかれなかった。しかし「現場写真」という美味しい収穫があった。
30年前の船上酒盛りと、あの粘っこく、コリコリしたイカの活き作りの味は今でも覚えているが、あの時は現場写真などは思いもよらない時代ではあった。

イカ巣網漁を終えた戻り船で、サビキによるカタクチイワシ釣りしようということになった。
こちらは、カメラなんか邪魔になるほど入れ食い。鯉のぼりの如く、一度に5匹も6匹も釣れるは釣れるは。
これはカメラを邪魔になどしていられよう「こちらも絵になる」とばかりに、キラキラ光るイワシの釣り上げもカメラに収めた。丘で待つ仲間がいち早く料理して、アルコール抜きのイカの刺身。新鮮イワシのから揚げなど、最高の味に思わず舌鼓打つ美味しい美味しい一日となった。

コメント
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