7月も残り少なくなってきた。
8月4日に行われる錦帯橋花火大会、正式名を「錦川水の祭典」というご当地の一大イベントのポスターが目立つ。
負けじ劣らじと、各地の盆踊りや土曜夜市のポスターも目に入る。
浴衣に雪駄、ウチワが似合う装いは、遠い昔を思い出し、何とはなしに血が騒ぐ。
先日も、地区社協主催の高齢者のつどい「福祉まつり」があった。アトラクションの一つで地区外の民謡グループが特別参加されていた。「岩国よいとこ」や「炭坑節」などに続いて「岩国音頭」を踊りましょうということで、昔懐かしい太鼓に乗った岩国音頭のテープが流される。「身振り手振りはお好きなように、自分の踊りで身体を動かしましょう・・・」と、お師匠さん自ら上手に踊り始めた。
ムラムラっとよみがえる昔取った杵柄、青年団の頃が思い出されて身体が自然に動く。広報取材のカメラも椅子の上に置きっぱなし。
当時、一度か二度自転車の後ろに乗せたことのある女性もその場に居合わせた。運動のつもりながら本気で踊ったら、お師匠さんから名指しでおほめの言葉を頂いた。
・・・というような話ではなく、夏休みに入った孫たちの様子をひとくさり。
この手で作った露地物完熟トマトが、冷蔵庫に保管してある。それを目がけて兄弟が殺到する。そいえば、作るには作ったが、その味を未だチェックしていなかった。
とびきり大きな奴をガブリッ!なんとうまい!!これがトマトかというほどの甘さとジューシーな感覚が口いっぱいに広がる。これなら彼らが取り合いするはずだ、と思わず納得。
お腹さえ壊さなければ、少々食べてもトマトは医者いらずと言われる健康野菜。ほったらかしておいたら、大きな袋がみるみるうちに半分になっていた。
トマトはこうしてジジも競争の仲間に入れるが、あのキューリを取り合って、アジシオ付けて丸かじりする競争の仲間には入れそうにないし入りたくもない。
暑い暑いと汗もこぼれる愚痴もこぼすが、夏はやっぱりいいものだ。
孫が身辺をウロウロする夏休みは、彼らのエネルギーをもらうのか、活気づく。
7月下旬半ば、どういうわけか気分が高揚。この調子で夏を乗り切りたいものだ。