「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「手塩にかけて」

2010年10月29日 | 季節の移ろい・出来事
今年の夏は熱かった・雨が降らなかった・・・と耳にタコができるほどしつこく言ってきた。
そんな異常気象だからこそ、念には念を入れて水遣りをし、自然の雨ではないのだから肥やしは控えめに等々。
普通通りの夏には気を遣わなかったことにさえ、細心の注意を払って見事に実を付かせたピラカンサス。

我が家の鉢植えピラカンサスは、黄色の実一色である。
買ってきたときはそうではなかった。赤と黄色のツートンカラーが調和して見事な色映えであった。ところが、今年のような異常気象でない普通の夏に、おろそかな扱いをしたら、赤い実の木だけが枯れ、黄色は残った。

そんな反省も込めて、ガンガン日照りと雨不足のこの夏、精出して見守り、時には日陰に避難させたりもした。
その甲斐あって、5月には木全体が覆われるほど咲いた花の大半が実を結んで今を迎えている。

なんでもない普通の夏だったら、水遣りも肥やしの量もさほど神経使わないのに、異常な夏だったからこそ、手を加え神経を使って無事に元気な秋を迎え、小鳥たちの喜ぶ餌を実らせるとは、いささか皮肉をおぼえる。

やっぱり話しは元に戻るが、今年は異常な年だった。
秋が終わりそうになった頃、秋の最高の味覚マッタケが出始めた、とカミサンの実家から連絡があった。えっ?今頃に?そろそろ冬支度に入る頃にやっとマッタケが。

クマもイノシシも、冬眠に入る時期が近いことを知っている。
危険を冒しても餌を求めて人里に出なければならない、共存を妨げるほどの異常気象だったということだ。
コメント (4)
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