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「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「何処からともなく飛んできて…」

2009年04月25日 | つれづれ噺
どこから飛んできたのか、はたまた鳥が運んできたのか、我が家の畑にぽつんと一つ、見るからにひ弱そうなヒョロヒョロっと伸びた茎の先に、朱色の可憐な花が一輪咲いている。
カミサンによく見させたら「これはケシの花でしょう…」とおっしゃる。 ふと思い出した。
   
   ♪♪ 赤く咲くのは けしの花 白く咲くのは 百合の花
           どう咲きゃいいのさ この私 夢は夜ひらく~~ ♪

言うまでもなく、栽培してよいケシと法律によって栽培や所持が禁止されているケシがある。その上、ヒナゲシ・オニゲシ・ボタンゲシ・ハカマオニゲシ・トルコ種……など種類も多く、栽培可能と栽培禁止の見分けが付きにくい。となれば、君子危うきに近寄らず。毒性種ではないかも知れないが、ケシと名が付くからには毒されないうちに早めにケシてしまうことも考えなくてはならないのだろう。

時期を違えず、精一杯のエネルギーをほとばしらせて咲く、花という花に対して一様に愛着を持つこの身には、どこから迷い込んで来ようと、鳥が運んで来ようと、我が敷地内に咲く花は大事に育てたいと思う。
しかし、その花が成長と共に毒を持ったり、この身や周囲に害を及ぼすに至っては抜き去らざるを得ない。
数が少ない上に、一輪で咲く見るからにたおやかな花ではある。出来れば抜き去ったりしたくない。
毒を持たない花であって欲しい。同じケシでも害を及ぼさないケシであって欲しい。

自分ではっきり見分けが付かない。誰か詳しい人に見てもらって判断するか、それともバッサリ抜いて自分自身で処分してしまうか……誰にもケシかけられないよう、自分でジックリ考えてみよう。 

         ( 写真: ケシの花と思しき、一輪の可憐な花 )
コメント (2)
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