鬱金桜(ウコンザクラ)と御衣黄桜(ギョイコウザクラ)
築90年を超える古民家・食事処「元屋敷」(那珂市本米崎2014)
座敷卓上のガラスコップに挿された鬱金桜(ウコンザクラ)と御衣黄桜(ギョイコウザクラ)
薄緑色の花が咲く2種を同時に見ることが出来た。
*鬱金桜はオシマザクラ系のサトザクラ。
江戸中期以前に人の手によって作られた品種と考えられている。
花弁が香辛料で知られるウコン(鬱金)に似た萌黄色になることから、ウコンザクラと名付けられた。
・清酒「黄桜」はこの花にちなむ。
・日本では公園や植物園の一部に見られるのみだが、欧米ではより人気が高い。
・開花は4月中旬から5月上旬で、カンザンやフゲンゾウといった代表的なサトザクラよりは少しだけ遅れて咲く。
花の直径は3.5~4センチほどで、10~20枚の花弁が重なり合う八重咲き。
・咲き始めは文字どおりのウコン色あるいは薄緑色だが、すぐに白っぽくなり、最後は中心部からピンク色に染まっていく。このため観察の時期や個体によっては見分けにくい。
*御衣黄桜(ギョイコウザクラ)
サトザクラの品種の1つで、開花したばかりの花は淡い緑色、徐々に黄色に変化していき、やがて花びらの中心部が赤く染まっていくのが特徴。
「御衣」とは貴族の着物を意味で、緑色の花びらが平安時代の貴族の衣服の「萌黄色」(モエギイロ)に近いことが由来する。
江戸時代に、京都の仁和寺で栽培されたのが始まりだといわれている。
◎この2種の他に須磨浦普賢象(スマウラフゲンゾウ)、園里黄桜(ソノサトキザクラ)、園里緑龍(ソノサトリョクリュウ)、仁科蔵王(ニシナザオウ)等の新種もあるようだ。
◎ギョイコウザクラが茨城県立図書館前の土塁に在るのは「花留談」の木村さんから教えて頂き、何度か見たが今は消滅してしまった。
築90年を超える古民家・食事処「元屋敷」(那珂市本米崎2014)
座敷卓上のガラスコップに挿された鬱金桜(ウコンザクラ)と御衣黄桜(ギョイコウザクラ)
薄緑色の花が咲く2種を同時に見ることが出来た。
*鬱金桜はオシマザクラ系のサトザクラ。
江戸中期以前に人の手によって作られた品種と考えられている。
花弁が香辛料で知られるウコン(鬱金)に似た萌黄色になることから、ウコンザクラと名付けられた。
・清酒「黄桜」はこの花にちなむ。
・日本では公園や植物園の一部に見られるのみだが、欧米ではより人気が高い。
・開花は4月中旬から5月上旬で、カンザンやフゲンゾウといった代表的なサトザクラよりは少しだけ遅れて咲く。
花の直径は3.5~4センチほどで、10~20枚の花弁が重なり合う八重咲き。
・咲き始めは文字どおりのウコン色あるいは薄緑色だが、すぐに白っぽくなり、最後は中心部からピンク色に染まっていく。このため観察の時期や個体によっては見分けにくい。
*御衣黄桜(ギョイコウザクラ)
サトザクラの品種の1つで、開花したばかりの花は淡い緑色、徐々に黄色に変化していき、やがて花びらの中心部が赤く染まっていくのが特徴。
「御衣」とは貴族の着物を意味で、緑色の花びらが平安時代の貴族の衣服の「萌黄色」(モエギイロ)に近いことが由来する。
江戸時代に、京都の仁和寺で栽培されたのが始まりだといわれている。
◎この2種の他に須磨浦普賢象(スマウラフゲンゾウ)、園里黄桜(ソノサトキザクラ)、園里緑龍(ソノサトリョクリュウ)、仁科蔵王(ニシナザオウ)等の新種もあるようだ。
◎ギョイコウザクラが茨城県立図書館前の土塁に在るのは「花留談」の木村さんから教えて頂き、何度か見たが今は消滅してしまった。