「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

JR日立駅から6国迄@日立市

2019年02月14日 17時27分00秒 | 散歩
JR日立駅から6国迄@日立市



JR日立駅、ガラス張りの駅舎兼自由通路は2011年に完成した。
日立市出身の建築家・妹島和世の作品は駅舎とは思えない。



「海岸口」の通路の先端は海が見える展望スペース。
海側の崖上にせり出した感じで、眼下は大平洋。



海の上を国道6号線の日立バイパスが通る。


山側が中央口、左の広場の先に大きな建物。




一度も入場したことが無いが、球体の付いたユニークな建物は1990年に竣工した「日立シビックセンター」。
図書館や音楽ホールなど複合型の文化施設。
球状の部分は、天球劇場と呼ばれるプラネタリウム。



駅前の商業施設「イトーヨーカドー」
広場の整備に合わせて開店したのだろう。

ここから平和通りに並行し「けやき通り」~「銀座通り」に連なり、6号国道までを歩いてみた。
片道1.2キロ位か、結構の距離ではある。

昭和40年(1965)頃の日立は水戸を凌ぐ賑やかさで、銀座通りの周辺は喫茶店・バーやキャバレーなど、素晴らしい店が軒を連ねていた。
水戸~日立間の国道にはさほどの信号もなく、車で1時間程度。
多くの人が水戸から通った時代で、僕も足繁く行った。

昭和47年(1972)に「プチ亀宗日立店」が開店し、ファッション的にも注目されるようになった。

美術や文学など、文化的な活動も盛んだった。

その後、足が遠のいてしまったが昭和58年(1983)けやき通りと6号国道の間の日立銀座通りは「ひたち銀座もーる(モール)」としてカラータイルの路面、噴水、街路樹、彫刻作品、ベンチなどが作られた。







久しぶりに「銀座通り」を訪ねたのだが、整備終了から30年以上を経過した街並みは閑散としていた。
察するに、街の吸引力が失われたころに「何とか策を講ずるべき」との施策であったが「時すでに遅し」であったのだろう。

水戸の南町・泉町は日立よりは若干良さそうだが、同じ轍を踏む姿が目に見える。




6号国道に出て、常陽銀行常陸支店・日立市市役所を見ながら「平和通り」に。



4月になると、見事な桜並木が出現する。
バス通りでもあることから、銀座通りよりは活気がある。

日立駅から6国迄往復、約3キロ位か。
40~50年前に思いをはせた散策だった。

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