だるま市 @水戸市本町通り

だるま市　@水戸市本町通り






毎年１月８日に下市の本町の通りで初市が開かれる。
下市は徳川氏の水戸城入城後、新しく開かれた商人・町人の町として、当時は豪商が軒を並べて藩内最大の商業の中心地であった。




備前掘り沿いの市杵姫（いちひめ）神社は古来商売の神として崇拝され、祭礼の一環として開催された１月８日の初市は江戸時代から350年の歴史がある。

農家では豊作を、商人は商売繁昌を祈って、だるま、恵比須・大黒の神像や神棚のお宮縁起物のお飾り、梅や福寿草の鉢ものなどが露店に並べられ、賑やかだったといわれる。




１月８日は本町に、市杵姫神社のお仮屋が設けられ出社する。










「だるま」や「恵比寿や大黒さんの土人形」「縁起物のお飾り」を商う露店、食べ物の屋台等が２０軒くらい並んでいた。
残念なことだが、人出も少なく、活気を感じられなかった。

伝統ある「だるま市」が再び賑わいを取戻し、多くの人たちに楽しみを与える場となるよう願わずにはいられない。