「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

戦争の記憶を未来へ@水戸市立博物館

2015年08月08日 16時09分35秒 | 水戸今と昔
戦争の記憶を未来へ@水戸市立博物館
7月22日~8月30日






昭和20年(1945)8月15日に第二次大戦が終結してから70年目を迎える。
終戦に先立つ8月2日の未明、水戸はアメリカ空軍による無差別の爆撃を受け、市街のほぼ全域を焼失し、死者は300人を超えた。
我が家も被災し全焼したが、母と次姉と私の3人は7月に父の郷里に疎開し、水戸に残った父と長女は無事であった。







終戦時に4歳だったので、戦争の記憶はほとんどないが、空襲前に勝田が米軍の艦砲射撃にあった時、母に背負われ千波方面に逃げた際、打ち上げ花火のような“シュー・ド~ン”と響いた音と光の印象はおぼろにある。
花火大会を観ると、今でも、その光景に重なる。

7月22日~8月30日迄、水戸市立博物館で「戦争の記憶を未来へ」と題する展示会が開催されている。

戦争を知る人は80歳以上だろう。
年々少なくなり戦争の記憶は薄れる。
戦争を二度と繰り返さないように、確りと、未来の人に伝えなければならない。



水戸博物館では戦争や空襲を伝える資料をわかりやすく展示し、関連する様々なイベントを開催する。
「戦争と平和」について改めて考える機会だ。
多くの人達、特に若い人たちに観てほしい。

関連イベントも沢山組まれている。

「夏休み子どもミュージアム チョウチョ大集合!」も開催されている。



日本では240種類以上、世界中には20,000種類以上のチョウチョがいる。
色とりどりの翅(はね)もただきれいなだけではなく、生き残るための秘密を秘めている。
展覧会では、キラキラ、カラフル、キュートな翅のチョウチョたちが大集合。



江戸崎農学校の教諭だった「松岡喜惣冶さんのコレクション」が主のようだ。
今では絶滅した貴重な資料もあるらしい。

夏休みの関連企画、親子で楽しみたい。
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蛍環(けいかん)整備工事@西の谷

2015年08月08日 08時11分18秒 | 西の谷緑地公園
蛍環(けいかん)整備工事@西の谷





昨夜の黄門まつりのプロローグ「花火大会」は好天に恵まれ、盛大に行われた。
会場の千波公園はもとより、水戸市内の至る所に絶好の場所があるので、人それぞれ楽しめる。
日中の暑さも和らぎ、歩きながらの鑑賞などにも都合が良かった。

千波湖に近い西の谷も鑑賞ポイントで、例年多くの人が訪れる。
奥の部分、京成百貨店から通じる木橋に近い部分の流れの改修工事が進んでいる。
昨年、西の谷に放流した蛍の幼虫が羽化して5月下旬には飛び始めた。
源氏ホタルと平家ボタルの2種が放流されたが、田んぼや湖沼に生息している平家ホタルは「里の蛍」、西の谷に適合しているのか、そのごも姿を見られる。

蛍を観ることよりもホタルが生息する自然環境の保持が重要だ。
その観点から、蛍を放流した地点の上流の流れの環境整備が進行している。



7月24日から9月30日までの工期で「蛍環(けいかん)整備工事」との看板。
流域の泥を掘り上げ、ところどころに石を配して、流れを美しく保つ工夫がなされている。





何か所かに蛍が羽化する際、上陸できる傾斜地も設けられている。



途中の木道の周辺も整備されるようだ。
水生植物を植えて観察できるようにしようとの計画かもしれない。





4月17日に水戸植物公園の西川綾子園長が選定した、ワイルドフラワーの種子を混ぜ合わせた土を水戸市公園緑地課や水戸公園協会の人達によって、芝生の一部に作られた花壇に蒔かれた。

「ワイルドフラワー&薬草園」を造成しようとの試みだ。
その成果でいくらかの花が咲いたが、理想には程遠い。

土壌改良や水の散布などの手入れが必要だが、散水の設備も無いのが現状だ。
環境整備が行われるのは喜ばしいが、全てはその後の維持管理にかかっている。
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