「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

朝日湯 谷中2-18-7

2009年03月08日 22時37分34秒 | 銭湯・温泉
朝日湯 谷中2-18-7

散歩の途中、何時でも銭湯に入れる準備はしておく。
子供時代は銭湯で育った。
懐かしさも有るが、銭湯独特の雰囲気は心地よい。
銭湯は日本
残念ながら、東京でもだいぶ減少しているようだ。
水戸には銭湯が一軒も無くなってしまって、数十年は経つだろう。
スーパー銭湯と称するのが何軒か出来たようではあるが、行く気にはならない。

客と番台の人達の言葉のやりとりは”昔の人間関係が生きているな”と嬉しくなる。
隣近所の交流が少なくなった時代だからこそ、銭湯の必要性を感じる。
しかし、ほとんどが年寄りで子供を見かける事はがないのは残念だ。


谷中三崎坂の中程で『朝日湯』を見つけた。


道路の向かいには、あなご寿司で有名な『乃池』。
味わった事が無いが、何れの機会に実現したい

谷中は古い町、行き止まりや袋小路も多い。
そして、寺の町だ。
僕の尊敬する郷土の彫刻家・木内克さん、後藤清一さんも谷中に住んだ。
木内さんは朝倉文夫のアトリエに。後藤さんは常在寺に。

『朝日湯』は創業90年近く経つとの事だ。
若しかすれば、お二人とも、この銭湯に入ったかもしれない。
当時は、銭湯は当たり前。内風呂の家は珍しかった。


何れにしても、当時のお二人が三崎坂を上り下りした事は間違いない。
その辺りに自分が現在居る事に感慨深い気がした。

湯船の上の絵は10センチ角のタイルでヨーロッパの小さな城が描かれていた。
銭湯の絵としては誠に珍しいのではなかろうか?











コメント
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