漫画家アシスタント物語

漫画家アシスタントの馬鹿人生40年と、リタイア後のタイ移住生活。

漫画家アシスタント 古い話で章 その41

2015年01月13日 03時00分09秒 | 漫画家アシスタント

 ( この写真は、本編に登場する仲田さんが、取材に応じてくれたファミリーレストランを撮影した写真です。西武池
  袋線沿線の某駅から少し歩いた所にあります。お昼前後は、たいへん混み合うので、取材用のレコーダーに入る雑
  音が酷くて、編集には苦労しました・・・・・・《 2014年、11月、撮影 》 )
 
 
  【 はじめての方は、どうぞ 「第1章 改訂版」 よりご覧ください。 】

 
 
                    その41


  《 漫画家アシスタントが・・・・・アルバイト気分で鬼に会う・・・・・!? 》


J先生( ※参照 )の所へ17歳で弟子入りした時の仲田さん( ※参照 )は家出していました。

4畳半一間の下宿で、下には大家さんの家族がいたのですが・・・・・・・

 「 ご飯ですよ~~ッ! 」( 大家さんの声 )

 「 は~~い 」( 子供たちの声 )

 「 は~~い! 」( 子供たちの声 )

などという和やかな家族の会話を聞いているうちに寂しくなり、結局、数日で実家に戻るといった
有様でした。

17歳・・・・・・・いまだに、子供と大人の境目を行ったり来たりする時期なんですね。
 
 『 今日からは、男一匹、大成するまでは死んでも帰らない 』
 
・・・・・・などと啖呵を切っても、数日後には親に頼ってしまう・・・・・・・・・・私にも覚
えがあります。
 
さて、高校を中退してから専門学校で漫画を勉強したりしていた仲田さんですが・・・・・・・・・
 
本格的に漫画家への道へ進もうとする意味があったのか、なかったのか分かりませんが・・・・・
・・・・・・とにかく、J先生のアシスタントになろうとその門をくぐる事になります。

まず、少年誌の中で一番好きだったJ先生を選択、次に編集部へ「 アシスタントになりたい 」と言
ってJ先生の連絡先を聞き出す・・・・・・・
 
いたって簡単ですが、これは、あくまでも昔の話、今では、100%、作家の連絡先を教えてはくれ
ません。
 
また、編集部でアシスタントのあっせんも、よほど顔見知りにでもなっていないと紹介はしてくれ
ません。
 
・・・・・・・まったく、せち辛い世の中になったものです。
 
さて、仲田さんは、調べた電話番号に電話しますと・・・・・・・J先生の低い声が・・・・・・・
 
 「 電話じゃ、わからねィ~から、漫画を送れィ~ 」
 
そう指示されて、ギャグ漫画を送り、一週間後に改めて電話すると・・・・・・・
 
 「 とりあえず・・・・来てみるか? 」
 
さっそく、新宿区下落合にあった先生のマンションへ出かけます・・・・・・・
 
この辺の話は、私や、他の先輩アシスタントも似たようなものなのですが・・・・・・・

ただ、私たちとちょっと違って、アシスタントの専門職になろうとしたのではなく、仲田さんはあ
くまでも、アルバイト気分で先生の門を叩いたわけです。
 
女には甘く、下心はむき出しで自制心はゼロ、・・・・・・・そんなJ先生ですが、漫画に関しては
「 妥協 」という言葉がない厳しい人です。
 
そのJ先生が、「 アルバイト気分 」でやって来た仲田さんをどう迎えたのか・・・・・・・興味深
い所ですが・・・・・・・・・・・
 
なにしろ、J先生にとっては、初めてのアシスタントの応募者・・・・・・・・・・・その選考に
は、若干、甘い感じもうかがえます・・・・・・・
 
漫画に関する話も一段落すると・・・・・・・・・・
 
先生は、仲田さんの右腕を注視します・・・・・・・
 
 「 どうしたんだよ・・・・・? 」
 
仲田さんに、障害のある右腕について尋ねるのです・・・・・・・
 
当然の事ですが・・・・・・・
 
 『 こいつ、絵が描けるのかよ・・・・・? 』
 
・・・・・という心配があったのだと思います・・・・・・・
 
 
 
     「 漫画家アシスタント 古い話で章 パソコン故障! 」( 1月20日以降公開 ) へつづく・・・・


            ★前の記事へ→ 「漫画家アシスタント古い話で章 2015年 謹賀新年」へ戻る 】

 
 
 
 
  【 ※参照 】
 ・J先生・・・・・・・・・・・・・・・有名漫画家、1966年、23歳で売れっ子作家に。70年には週刊
  連載6誌という逸話もある。現在は1誌に連載中。2014年現在、71歳。1969年当時は26歳。
 ・仲田さん・・・・・・・・・(仮名)1969年当時、17歳、横浜出身、高校を中退、家出してJプロへ入る。 
  現在は、フリーのアニメクリエーターとして「ポケモン」などの原画を制作している。
 
 
 
 

 
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 ★ このブログ「漫画家アシスタント物語」が書籍化! 
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 ★ 拙作、文庫本『 劇画 蟹工船 覇王の船 』も発売中!
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 ★ 「漫画家アシスタント物語 4章の31~」に書かせてもらったガンさん
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   中です・・・ 特別寄稿「 親不孝通り 」 第40話お父さん

 ★ 拙ブログのうぶ主が1987年にヤングジャンプ新人賞で準入選デビュー
   した作品・・・ 「 雨のドモ五郎 」

 ★ 「漫画家アシスタント物語 第6章の10~」に書かせていただいた
   リョウさんが描いたイラストを公開中です・・・ 「 龍馬さんとボク 」

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【 各章案内 】   「第1章 改訂版」  「第2章 改訂版」  「第3章 改訂版」
          「第4章 その1」  「第5章 その1」  「第6章 その1」
          「第7章 その1」  「第8章 その1」  「第9章 その1」
          「諦めま章 その1」   「古い話で章 その1」
          
「もう終わりで章 その1」 「移住物語 こりゃタイ編 その1」




 

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18 コメント

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うん? (まこと)
2015-01-15 01:18:34
>障害のある右腕

すると、左腕で描いていたということですか。

まぁ、水木先生の例もあることですし。
返信する
まことさん、コメントありがとうございました! (yes)
2015-01-16 10:00:51

水木先生は、戦争で左腕を失くされましたが、仲田さんは、子供
の時に事故で利き腕が使えなくなりました。

ただ・・・・・・まだ子供の頃でしたので、利き腕を右から左に変更す
る事が出来たみたいです。(大人だったら無理かも)

相当な努力があったかと思いますが・・・・・・本人は、「相当な努力」
をしたとは思っていないのです。

子供の成長力って凄いですね。

返信する
幽霊屋敷 (灰色ねずみ)
2015-01-17 23:51:55
若い時から、故障したたいていの電気製品、ガス給湯器などを修理して、使用可能〔成功率8割程度〕にしてきましたが、そんななかで、修理者にとって「悪魔の電気製品」といえる機器にぶち当たったのは、去年の10月のことでした。

その名は日立「DE-N3F」という衣類乾燥機です。

http://kakaku.com/item/21112010001/spec/

おくさんが、「なんだか、パワーがなくなったみたい」というので、現場に駆けつけたところ、バタン・カランといかにも「仕事してます」という音を立てていたのですが、それは、だましのテクニックのための音だけの労働でした。
音がしているのに、中のファンはぜんぜん回転していなかったのです。

そこで、ファンの回転をつかさどる裏方のカバーを空けてみました。
ベルトが切れています。
私は、船橋の日立サービスに行って、「Vベルト」を買いました。
しかし、透明のはずのベルトが、「1200円です」という言葉とともに黒いベルトが提示されました。
私はあれと思って、透明のベルトを見せました。

すると、お店のまじめそうな正社員は「あー、丸ベルトね」と言って「700円です」と、ビニールに包まれた品物を差し出しました。

こうして、純正品を手に入れたわけですが
わざわざ船橋にまで行ったのにはわけがあります。

乾燥機の裏には、上下を貫く一本の薄目の鉄柱があって、ビスが上下に一本づつ、センターに太目のねじが一個付いていて、どのねじを外せば、このベルトがモーターと、回転ファンのプーリーに架けることが出来るのかなぞだったからです。
知恵の輪みたいなものです。

まじめな店員に聞くと「3本のねじをすべてはずして、ベルトを掛ければOK」とこともなげに言いました。

この正社員が自身を持って言うからには、「きっと、違うだろう」と思いました。

真ん中のねじをはずした瞬間に、重いドラムがずるっと下に下がって、一人では二度とはめられない、と思ったからです。

そこで、上のねじをはずして、ベルトを柱の中に通し、次に下のねじをはずして、ゴムをすこし引っ張りながら通すと、ベルトは見事にハマリました。

これで、修理完了と思ったのですが、じつは・・・
ここは、地獄の一丁目の入り口に過ぎなかったのです。

その訳は、プーリーが直って熱風ファンが勢いよく回りだしたので、蓋をあけて中を覗いてみると、中に衣類が何も入ってないにもかかわらず、あのバタン・カランという、衣類が乾燥機のなかで乱舞する音が、相変わらず続いていたからです。
これではまるで、幽霊屋敷です。

長くなりましたので、ここでコーヒータイムとさせてください。

返信する
SFマンガの持込みについて (オレンジB)
2015-01-18 20:51:39
お久しぶりです。
今回は、また『マンガの持込み』について、質問というか相談です
気が向いたらでいいので、ご回答お願いします

●質問1:Yesどんは、自分の教えている学生から「自分のマンガを見てください」とか
「今度、持込みに行こうと思っているんですが。その前に見てもらえませんか?」
と言われた時、『ココを注意しろ』みたいなアドバイスのポイントみたいなものってありますか?

●質問2:弘兼 憲史(ひろかね けんし:代表作『課長 島耕作』『人間交差点』)が、
どっかで言っていた(どこだか忘れました、ゴメン)ことなんですが、
「マンガの賞に応募するときは、『表紙は特に、気合を入れて、しっかり描いとけ!』」
「編集者は、まず表紙だけを見て、ふるいにかける」
「表紙を見て、『コレは上手い』と思った作品だけが、中身も読んでもらえる」
「表紙がダメだと、編集者に読んですらもらえない」
とあったのですか、本当にそんなものなんでしょうか?
(応募する側としては、全ての作品を、しっかり見てもらいたいものです)

●質問3:趣味の延長のつもりで、SFマンガを描いています(完成予定は未定・笑)
締切を気にせず、自分の納得のいくまで、時間をかけて取り組むつもりでおりますが、
SFマンガは、ジャンル的に『厳しい・難しい』とよく言われますが、そうなんでしょうか?
SFマンガでも、コメディー寄りならOKらしいのですが…

●YesどんもSFマンガを持ち込みした話がありましたね
(このブログの4章の43&44あたり、ロボット兵士の大軍が行進している画像あり)
SFマンガの持込みは、厳しいのかしらん?
YesどんのSFマンガ「AIZU2145」見てみたいです。
圧倒的な戦力のロボット軍団に、少数派になった人類の生き残りが戦いを挑むお話って、
数日前、テレビでやっていた映画「ターミネーター4」みたいなお話だと期待してしまいます

●Yesどんのところの学生が、上記のような質問をしてきたら、どう回答しますか?
返信する
幽霊屋敷2 (灰色ねずみ)
2015-01-18 23:47:39
夜の学校の教室の中から、「いじめにあって、1年前に自殺した学生のすすり泣く声が聞こえる」みたいな怪現象が、ひよこのおくさんの乾燥機に生じた話の続きです。

私はその原因を探るべく、変なリズムを奏でるドラムを手で回してみました。

すると、ある場所に来ると音が出ることがわかりました。
そこでは、ドラムとモーターがくっついていました。

モーターのねじ頭の四角い角と、ドラムが擦れていたのです。
普通、こういう回転ものを設計するとき、ドラムと、モーターが近ければ、最低2センチぐらいは離して設計するものです。
しかし、日立の技術者は、その間隔を2ミリ程度しか離さなかったのです。

だから、10年以上の経年変化で、ドラムがわずかにたわむと、モーターとこすれ合ってしまいます。

このままでは、発火して火事になってもおかしくありません。
そこで、モーターの角の鉄板を1センチほど削り取ることにしました。
医療機器のダビンチでもあれば、狭い奥の手術も出来ますが、今回は、グラインダーが入らないので、モーターを手前に引っ張り出すべく、奥側のねじを外すことにしました。
しかし、+のドライバーが回し切れれほど、隙間がありません。
そこで、フロントカバーに8ミリのアナをドリルで空け、そこから25センチの長ドライバーを突っ込んでようやく回してねじを緩め、モーターを5センチほど、イナバウアーさせました。
こうして、四苦八苦しながら、なくてもいい角っこを削り取りました。

これで、ようやく完成と思って、外した各種カバーをくみ上げたのですが、テストでは成功したものの、奥さんに引き渡すと、翌日になって「全く動きません」と言ってきました。

スタートボタンを押しても、コトリとも動きません。
このころになると、日立の技術者のたくらみも、うすうすわかるようになりました。

扉のセンサーになにか仕掛けがある、と考えたのです。
結局、蓋の下にあるカバーの組上げが、その裏側に磁石的なものがあって、組上げが多少でもゆがんでいると、動かないようになっていたのです。

うーん、ここまでやるか、と思いつつ、カバー下の「つめ」を正確にはめなおして、ようやく正常に戻りました。

2ヶ月たった今、機械は何事もなかったように正常に動いています。

さて、まとめです。
日立の技術者は、「10年程度で、機械が死ぬように設計している」と言うことです。

ここで、ふと考えました。
人間も、たとえば神が生命を誕生させるとき、80年ぐらいで滅びるように設計していたのではないか、と言うことです。

人間の肉体は、3年たつとすべての細胞が牛や豚や鳥の肉などにとって替わられるので、細胞が古くなっても、食べ物を捕食し続ける限り、原理的には永遠に行き続けることが可能です。
そうすると、この地球は強い生命であふれてしまいます。そうならないように、神は生まれた生命は、必ず一定期間経過後、滅びるように作っていた、ということです。
これが「死は必然、盛者必衰」の法則です。
諸行無常になるように、あらかじめ設計されているのが人間であった、ということです。
返信する
灰色ねずみさん、オレンジBさん、コメントありがとうございした! (yes)
2015-01-21 01:41:55

 >灰色ねずみさん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「幽霊屋敷」のお話をありがとうございました。

私は、メカニックなものにはまったくお手上げで、ビデオやテレビ、
アンテナ線などのコードを繋げるだけでも気が狂いそうになりますほ
どです・・・・・・・

ですので、「幽霊屋敷」の複雑な構造の話を読んでいるだけで背筋が凍
りつく思いをいたしました。

超一級のスリラーとでも評したらよろしいのでしょうか・・・・・・・ホント
にありがとうございました。

それにしても、家電製品の故障を自分で修理してしまうとは・・・・・・・ま
ったく、恐れ入りました。

運動神経ゼロの私が武道家の模範演武でも見せて頂いた様な気分です。

Jプロの仕事場には、40年前の扇風機、30年前のラジカセ、そして25
年間ブルブルと息を吐き出すエアコンなどがニコチンとホコリまみれの
中、現役で動いております。

また、壊れたまま放置された10年前のキャノンのコピー機(なぜ修理し
ないんだろう?)、50年前のカラーテレビ、触ると爆発しそうな危険な
ガス台など、死せる残骸、死屍累々・・・・・・・まさにサスペンスとホラー
の世界!

血も凍る恐怖の地獄屋敷なのでございます!(ホントは単なるゴミ屋敷)


 >オレンジBさん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

お久しぶりでございます。

ご質問、ありがとうございます。

さっそく(と言っても、ちょっと時間が経ちましたが)、順に回答させて
いただきたいと思います。

その1)
持ち込みに関する学生の質問についてですが、これは、授業の過程でテ
ーマとして講義しています。

持ち込み原稿を目立たせる方法や、持ち込み時の編集員への態度など・・
・・・・といった事を話しています。

また、賞取りのための原稿制作のコツなんて事も講義しています。

主に、編集員にナメられない様に・・・・・・・・・・と・・・・・・・この辺の話を書く
と編集関係者の気分を害する危険性があるので、ここでは遠慮しておき
ますが・・・・・・・・・・

持ち込みで、何度も失敗した経験や、ヤンジャンで「奨励賞」「努力賞」
「佳作」「準入選」と、色々な賞をもらった経験が活かせています。

その2)
表紙が下手だと編集が読まなというのは本当だと思います。

ただ、全ページをパラパラパラパラパラッと言う感じで、ザッと流し見
るだけ。

表紙は重要ですが、表紙だけが上手に描いてある人も結構多いので、編
集員も慣れていて「上手な表紙」だからと言って、しっかり読んでくれ
るかというとそんな事もありません。

やはり、出だしの2~4ページの絵やキャラクターが重要だと思います。

どんな作品であっても、しっかり読んでもらいたいとは思いますが、実
際には「下手な漫画」を毎日読まされる苦痛は、拷問に近いものがある
かと思われます。(数日なら我慢できると思いますが)

素人の描く漫画のセリフでよくあるのが、やたらと長くておまけに小さ
な字でビッシリと書き込まれていたりする作品・・・・・・・・その恐ろしさは
他人の糞を見つめ続けなくてはならない苦痛と変わりません。

正直者の編集員だったら、必ず気が狂うと思います。

その3)
SFが『厳しい』という話は聞いた事がありませんが・・・・・・・・なんだか理
解できる様な気がします。

描き手は「SF」という舞台設定に頼ってしまい、ドラマやキャラクター
に注力しない事で失敗するのだと思います。

大宇宙、光速衛星、超未来社会、宇宙戦争・・・・・・・・どれも派手な設定です
が、その事に頼ると失敗するわけです。(実は、私がそうでした)

どんなSFでも、ドラマが面白く、キャラクターがしっかりしていればウ
ケると思います。

その4)
私が描いたSF「AIZU2145」は、最初から宇宙戦争のシーンで始まり、
生き残った少年兵たちがロボット軍団に最後の戦いを挑むとう話です。

設定は、良かった(頼った)のですが・・・・・・・・キャラクターやストーリーが
面白くないわけです。

「エイリアン4」などは、しっかりしたテーマやキャラクター、そして、
ストーリーが完成されているのですから劇場映画として成立するわけです。

私は当時、設定や描き込みなどの「迫力」で説得出来ると画策していたふ
しがあります。

そのため、ストーリーやキャラクターに個性や深みがまったくありません
でした。

担当のヤンマがの副編集長には、こんな事を言われたものです・・・・・・・・

 「うちの雑誌は、もっとレベルが高いよ」

ですので、私にとってはとても苦い失敗作なのです・・・・・・・・公開は考え
ていません。(ゴメンナサイ)

最後の質問(学生への回答は?)ですが・・・・・・・・

だいたい、上に記した事と同じ感じだと思います。

以上で質問への回答は終わりですが・・・・・・・・とても、丁寧な分かり易い質
問内容で、回答も楽しく記する事が出来ました。

オレンジBさん、どうもありがとうございました。

返信する
Unknown (ぬー)
2015-01-22 17:53:29
ジョージ先生、最近絵に力が入ってますね。
こないだ、線が・・・と書いた者ですが
見違えるように線に力がこもって、まだ10年以上バリバリ描けそうに見えましたよ!

前のはちょっと調子が悪かったんでしょう。
漫画家のお仕事というのがどういうものか存じませんが
調子の良し悪しというのは普通の人間にもありますからね。
返信する
カメさん族の最後 (春日部のカメ三)
2015-01-23 22:20:26
ヨルダンのアンマンであん饅を買って、ダマスカスに入ったら、カスにだまされた。

「私設軍事会社を立ち上げた後、シリアのイスラム国支配地域に入って捕虜となったユカワ氏」を救出するため、去年10月に、生後2週間のあかんぼと妻を残して、「いてもたってもいられず」シリア入りした後藤氏は、怪しげなガイドにだまされて、20万円ほどで、イスラム国に売り飛ばされてしまったようです。

せっかく一日1万円の破格のガイド料を払っていたのにぃ・・・。

山ほどいる「カメラマン」だか、日本では一人立ちできず、危険と引き換えの戦場カメラマンとなって、トルコ国境で、難民の悲惨さを写真化して、マスコミに売っていたが、この程度ではたいしたシノギにならず、一発大穴をねらったものの、現地では、東洋人が体中に一万円札を貼り付けて、うろうろしているようなものだから、あっというまに、食肉処理されてしまいそうです。

戦場カメさんは、いつ危険な冒険を止めるのか、たとえ今回救出されても、20年もこのお仕事で飯食ってきたのだから、開放されても、また危険地帯に戻って、また、つかまるのでしょうネ。

では、いったい何時止めるのか、結局死なないと止めないのでしょう。

こんな危険な商売人が、50歳近くなって子供を造るというのが、驚きであり、無責任だと思います。
返信する
NHKは、途中から放送打ち切り、民法はCMで逃げを打つ (春日部のカメ三)
2015-01-23 22:56:51
後藤氏のおじいさん=後藤健二さんの母親の石堂順子さんの父親

大本営直属管下部隊
朝鮮軍管区直轄
野戦重砲兵第15連隊補充隊
石堂燦二中佐

との情報

http://gensen2ch.com/archives/21227865.html

外国トクハイン協会では、とうとう放送事故に

「イスラム国に人質として捉えられている邦人、後藤健二さんの母親の石堂順子さんが今朝緊急記者会見を行った。会見では1時間ほど行われたが会見は趣旨がずれ、反原発に関することや地球平和に関することまで語られた。

石堂順子さんは会見前にこの会見をやめるように周りに説得されたようだが、強行して会見を開いた。そんな中の発言が問題となっている。会見41分ほどで「私の父は軍人です」と語り出し「朝鮮とかそういう所のかなりのトップだったと思います。私にはいつも軍用車と三角形のヒラヒラする旗のある自動車で送られていました。しかし今は私どもはただ今は写真を見ますとその時にわたくしのおじいちゃんなるもの教育者なのですが、本当に自分の姿で草履がけを履いて私の朝鮮馬山(マサン)の宿舎へ訪ねてきた。私はつい最近までおじいちゃんが朝鮮へ来てくれたのって『恥ずかしいじゃ無い』と思ったことがありました。しかし最近分かったことは、ちゃんとした格好をしてこれば家族や周りの人から反対されたんだと思います」と語りだした。

この中の発言の朝鮮馬山(マサン)が問題だったのかテレビ局は会見中にも関わらずCM入り。石堂順子さんの祖父と思われる名前が「朝鮮軍管区司令官 馬山重砲兵連隊補充隊」として確認出来る。テレビ局は上記の発言の中で「朝鮮」と連呼しておりCMに入るタイミングを伺っていたようだ。」

後半の結論
「私が常日頃から疑問に思ってる事は
自分たちの地球を自分たちの手で壊すということです
原発原爆、そういうものを造り
そこで生活してる人たちを悲しみに突き落としていく
そのエネルギーがあったら世界平和のために
子供たちのためになる
そういうような原子力であり、考えでありそういう形で使った欲しいと
思ってます
私が思ってるのは原子力の事でございます。
地球をダメにし水をダメにし、そういうものを使っていくってのが
私が思うのはそういう悪い原子力というものを~(´・ω・`)
返信する
Unknown (ふじもん)
2015-01-24 02:59:40
誘拐されて首を斬られようとしている人が現実にいるのに、日本の少なくない人たちはそれを嘲笑して、しかもその母親まで笑いものにしているという、野蛮なイスラム国も先進国であるはずの日本の対応に驚いているのではないでしょうか?

もちろん我が国には思想、表現の自由がありますから誰が何を言おうが自由です。
ただ他所様のブログにそういうコメントを喜々として書き込むのはいい大人がする事なんでしょうか。

誘拐事件が起きてから、イスラム国に対してよりも日本人への憤りを感じる事の方が多い気が致します。




その話はひとまず置くとして、SFといえばジャンルとして衰退する一方でしたが、最近は映画でも小説でも、そして漫画でも復権しつつある気がします。

出版社がネット掲載雑誌を増やしたせいかジャンルが多岐にわたり、SF漫画もよく見かけるようになりました。

大ヒット作ではアニメ化もされた「テラフォーマーズ」がすぐに思い浮かびますが、個人的には「少女終末旅行」がおすすめです。
http://www.kurage-bunch.com/manga/shojoshumatsu/

荒廃した未来というのはSFの題材としてはとても魅力的ですね。
あの「マッドマックス」もリメイクされるそうでとても楽しみです。ヒューマンガス様は出てくるのか?

yesさんはどういったSF作品がお好みなのでしょうか?
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