リハーサル見学

昨日は、「東京フィルハーモニー＆仲道郁代コンサート」のリハーサル見学のチケットをもらったので行ってきました。

２００人招待ということだったのですが、始まるや否や、指揮者の小林研一郎さんが「今日のリハーサルはオーケストラはほとんど演奏しません」と言うではありませんか。

「日本シリーズで全力投球したピッチャーが、翌日再び投げますか？」というのが理由のようです。

よくわかります。前日も公演があって疲れているのでしょう。

このリハーサルの１時間後には本番の公演が待っているのですから、できれば、ささっと音あわせをして終わりたいですよね。

というわけで、せっかくのリハーサル見学ですが、予定の１時間が大幅に短縮されて、わずか３０分で終わってしまいました。

２００人の観客は、座ったとたんに帰り支度ということで、ちょっと残念な企画でしたね。

ホール側も、こういう企画をするときは、出演者とよく話し合ってから決めたほうがいいですね。

それでも、さらっと聞いたベートーヴェンの「ピアノ協奏曲第５番」と「交響曲第７番」は思っていた以上に素晴らしかったです。

私はベートーヴェンはあまり好きではないのですが、胸に飛び込んでくるような曲だったので、一度きちんと聞いてみたくなりました。

あさってはまた雪の予報が出ていますね。

今日は割と暖かいのですが、本当に降るのでしょうかね。

交通機関などが乱れて大騒ぎになるので、降らないでくれることを祈っています。