11月1日初日、昼夜観劇してきました。とり急ぎ「四の切」報告~!
市川猿之助指導
【義経千本桜(川連法眼の館)】
~市川海老蔵宙乗り狐六方相勤め申し候
佐藤忠信
忠信実は源九郎狐:市川海老蔵
源義経:市川段治郎
亀井六郎:市川猿弥
駿河次郎:市川男女蔵
静御前:市川笑三郎
海老蔵さんの狐忠信は誰にも似ていない、“海老蔵さんの忠信”でした。
普通、お手本に似ることが多いし、自分の親の演り方を、まずなぞりますよね。
型が違うにしても、団十郎さんにやっぱり似るのかな~と思っていたけれど
そうでもなかったです。
昼に弁慶をやって、夜は序幕も出て、更に、初の澤瀉屋型での四の切。
海老蔵さんの狐言葉を聴きながら、ふっと、これも稽古しながら
勧進帳の台詞も入れていたのよね~と・・・
額に汗をかきながら狐忠信を勤める海老蔵さんを、なにか
感慨深い気持ちで眺めてしまいました。
本物の忠信の出端は、あまりタメのない、わりとあっさりした感じ。
狐忠信になってからの方が、断然、興味深く、手順もひとつひとつ
トライ!、という意気込みが感じられました。
デッカイ(笑)忠信に慣れていない私は、欄間抜けとか大丈夫かな~なんて、
思っていたのですが、これが、凄くスムースでビックリしました。
トン、トンと、広庭に降りて、ススーっと舞台に直ってました。
惜しかったのは三段からの出かな。これは、海老蔵さんの、というより
道具のせいなのだけど、出の直前に糸を外した時(と思うけど)
一番下の板が「パタン」と、かなり大きな音をたててしまって、
ここに仕掛けがありますよ、と注意を引いてしまったかと。
また、揚幕からの「出があるよ」と同時くらいに
フットライトを点けたら騙しの効果が高まるのに、
かなり、早い段階からフットライトが点いていて、あまり意味がなかった。
海老蔵さんの柄を考えたら、音羽屋型のスルスル木に登る、という演出より
宙乗りの方が合っているように、個人的には思います。
よく映えてましたよ。猿之助さんがやるように、途中でかなり激しく
グラグラ揺らしてました。上がっていくところから、
自然に二拍子も沸き起こり。鳥屋入るところは花吹雪。
舞踊会の報告も書きかけで本日も中途半端ですが、
落ち着いたらそれぞれ、観劇記も仕上げていきたいと思います~
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市川猿之助指導
【義経千本桜(川連法眼の館)】
~市川海老蔵宙乗り狐六方相勤め申し候
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忠信実は源九郎狐:市川海老蔵
源義経:市川段治郎
亀井六郎:市川猿弥
駿河次郎:市川男女蔵
静御前:市川笑三郎
海老蔵さんの狐忠信は誰にも似ていない、“海老蔵さんの忠信”でした。
普通、お手本に似ることが多いし、自分の親の演り方を、まずなぞりますよね。
型が違うにしても、団十郎さんにやっぱり似るのかな~と思っていたけれど
そうでもなかったです。
昼に弁慶をやって、夜は序幕も出て、更に、初の澤瀉屋型での四の切。
海老蔵さんの狐言葉を聴きながら、ふっと、これも稽古しながら
勧進帳の台詞も入れていたのよね~と・・・
額に汗をかきながら狐忠信を勤める海老蔵さんを、なにか
感慨深い気持ちで眺めてしまいました。
本物の忠信の出端は、あまりタメのない、わりとあっさりした感じ。
狐忠信になってからの方が、断然、興味深く、手順もひとつひとつ
トライ!、という意気込みが感じられました。
デッカイ(笑)忠信に慣れていない私は、欄間抜けとか大丈夫かな~なんて、
思っていたのですが、これが、凄くスムースでビックリしました。
トン、トンと、広庭に降りて、ススーっと舞台に直ってました。
惜しかったのは三段からの出かな。これは、海老蔵さんの、というより
道具のせいなのだけど、出の直前に糸を外した時(と思うけど)
一番下の板が「パタン」と、かなり大きな音をたててしまって、
ここに仕掛けがありますよ、と注意を引いてしまったかと。
また、揚幕からの「出があるよ」と同時くらいに
フットライトを点けたら騙しの効果が高まるのに、
かなり、早い段階からフットライトが点いていて、あまり意味がなかった。
海老蔵さんの柄を考えたら、音羽屋型のスルスル木に登る、という演出より
宙乗りの方が合っているように、個人的には思います。
よく映えてましたよ。猿之助さんがやるように、途中でかなり激しく
グラグラ揺らしてました。上がっていくところから、
自然に二拍子も沸き起こり。鳥屋入るところは花吹雪。
舞踊会の報告も書きかけで本日も中途半端ですが、
落ち着いたらそれぞれ、観劇記も仕上げていきたいと思います~
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いつもコメントありがとうございます。
舞踊会、三響会、演舞場と目一杯堪能したお陰で?
三連休労働します~。今日(2日)も、
3時間残業しました~\(^o^)/(←ヤケ^_^;)
それぞれの、観劇記詳細は、少しづつアップします~(たぶん。。。)
今回は、各自やりたいものを演舞場のほうで
やらせてもらえているらしいと聞いて、
かなり楽しみにしております。
海老ワールド爆裂なんでしょうか?
近頃多くなった
勧進帳や、宙のりで手拍子してしまっているのかなあ?
あれは、どうも苦手ですが....。
3日に見に行くのが、楽しみです。
期待通り、いえ、期待以上に好演されましたね。手に汗握り、宙乗りの時には思わず手を組んで祈ってました。
>デッカイ(笑)忠信に慣れていない私は、欄間抜け>とか大丈夫かな~なんて、思っていたのですが
同じくです(笑)。でも、猿之助さんもかなり体格のいい方ですから・・・。
これから、落ち着いて記録を残そうと思います。
ああ、行きたかった~。
東京、夜の部、無理です・・・。
欄間抜け、やるのかなぁ~と思ってましたが、
ホントに、本当の澤潟屋型だったんですね~。
海老蔵さんのキャラなら
全部やるだろうとは思ってたんですがね。
(無理だよ、といか言われると、
俄然がんばってしまう)
演舞場に電話して、パンフ、
売って貰えないか頼んでみます。
後半にしたら写真入ってないかな・・・。
海老蔵さん、そりゃまだ不慣れな所も目についたし、ちょっとハラハラで手に汗握って「頑張れ~」なんて思いながらだったけど…
とても初々しい、可愛らしい狐忠信でした。
見守る義経と静も、とても素敵でした。(やっぱり安心して観てられる~^^;)
終演後の3階の廊下には、海老蔵さんが走りながら落としていったのであろう花びらが点々と落ちていて(ホントに笑っちゃうくらい等間隔に、角曲がった後も)、微笑ましく思えました。
今月これからどう進化していくか、しっかり見届けたいと思います。