中国とどう付き合うか! 渡辺利夫氏講演会
紘一郎雑記長
第27回「正論大賞」(フジサンケイグループ主催)に輝いた拓殖大学総長・学長、渡辺利夫氏の受賞記念大阪講演会が22日、大阪市北区のリーガロイヤルホテル「山楽の間」で開かれ私も参加してきました
渡辺氏は「中国とどう向き合うか」をテーマに、伝統的な中国の国家秩序概念を踏まえていまの中国に対処する心構えを説いた。
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約600人の聴衆を前に渡辺氏は、中国はチベットやウイグル、モンゴルといった「華夷秩序」で周辺に位置した民族をも組み込んだ大清帝国の版図を継承したと説明。近代国家になる過程で利用してきたナショナリズムが対外膨張の背景にあるが、これは日本やドイツなども興隆期にたどった道だと解説した。
渡辺氏は中国を遅れてきた帝国主義国家と位置づけ、膨張には対抗する力が必用だと力説。一方で日本の外交のぶざまな姿を指摘し、いまこそ憲法9条の改正などが重要課題に浮上してきていると主張した。
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アジア経済研究の権威である渡辺氏は、中国の海洋覇権主義への警鐘など建設的な提言が評価され、正論大賞を受賞した。
講演趣旨は明日投稿致します
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