大統領選挙に異議あり!に思う
紘一郎雑記帳
米大統領、選敗者が100万票以上リード、民主党内に制度見直し論
米インターネットメディア「クック・ポリティカル・リポート」によると、
8日に行われた米大統領選の開票で、民主党候補だったクリントンの得票数での
リードが15日、100万票を超えた。
民主党内では、選挙結果は民意を反映していないと批判し、
大統領選挙人制度の見直しを求める声が出ている。
米大統領選は全米50州とワシントンに割り当てられた計538人の選挙人のうち、
過半数の270人を獲得した候補が当選する仕組み。
ただ、選挙人の割当数は完全には人口に比例しておらず、2州を除いて、
得票1位の候補がその地区の選挙人を総取りするため、
得票数と獲得選挙人数の逆転が起きることがあるようです。
同リポートの集計では、
クリントン氏は15日夜の時点で6231万8079票を獲得している。
これに対し、共和党候補だったトランプの得票数は6116万6063票。
しかし、獲得選挙人数ではトランプ氏が290人で、
232人のクリントン氏を上回っているそうです。
米国で、得票数と獲得選挙人数の勝者が食い違ったのは史上5例目。
クリントン氏のリードは最終的に200万票を超えるとの推計もあった。
民主党のボクサー上院議員は15日、声明を発表し、
「選挙人制度は時代遅れで、非民主的だ」と強調。
選挙人制度を廃止し、得票数で勝者を決められるようにする
憲法改正案を上院に提出した。
ただ、共和党内で賛同する声は出ておらず、成立の可能性は極めて低い。
トランプが予想外の大勝になってしまったから、
アメリカは個人主義がつよいからいろんな意見が出てくる。
健全といえば健全だと思うが・・。
他国民からしたらこんな理解不能な制度はないと思いますね。
前回はゴアがそうだったかな?。
どっちかが共和党だったら、変更しようって気になるが、共和党が拒否するだろう。
確かにおかしいが、民主党が勝った時にきちんと問題提起しておくべきだった。
国が出来た18世紀の制度を引きずっていることのほうに問題がある。
今の制度だと、どちらかの党が圧倒的に有利な州は、
選挙運動から無視されがちになることでしょう。
いままでさんざんマスコミが選挙人制度を自賛してきたのに、
煽動が効かなかったらこれですか、リベラルがカリフォルニアに集中しすぎだ。
もっとばらけて、ルイジアナとかミシシッピとかアーカンソーとか、
民主党が弱い地域に住めばいいかも知れません。
アメリカは連邦制だから、したがって州は「国家」でもあるわけで州の
「国力」が選挙人の数を決めてしまう。
投票者数だけで勝敗を決するならば、州法もある。
日本人に分かりやすく説明すると州が国、
州で代表を決めるから総取りではないですか、
州の自治権を否定することになるかも知れません。
日本で起きているような、「一票の格差是正」などというものはアメリカでは起きない。
州の自治権を尊重しているから。特定都市への利権集中も避ける傾向にある。
ワシントンDCの人口がまさにそれではないですか。
連邦制にすることで日本は東京一極集中の悪魔から解放される。
人口を分散して国を統治する機能は良くできている。
一方の東京は、地方の若者が東京の大学すら行かないほどに
魅力が低下、すでに都市としての限界を越えている。
東京改革は小池百合子では無理だろう!
東京には・日本には”橋下徹”みたいな男が必要だ!