幸之助戯言4回 商売と誠意
紘一郎雑記帳
誠意にあふれ、真剣な思いに満ちた行動は必ず人びとの
心をとらえずにはおきません。
誠意をもって熱心に仕事に取り組んでいる人は常に
「こうしてはどうだろうか」とか、
「この次にはこんな方法でお客さんに話してみよう」と
いうように工夫をこらし、
いろいろ効果的な方法を考えます。
また同じことを説明するにしても、
その話し方に自然と熱がこもり、気迫があふれます。
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そうするとお客さんの方でもその熱心さに打たれ、
「どうせ買うならこの人から」ということになってくるわけです。
そういう日々の仕事の態度というものが、
やがては大きな差となって表われてくるのではないでしょうか。